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Angel Life  作者: 飴ノ飴子。
プロローグ
2/70

平凡な日

初投稿です。

話を重ねるにつれて少し痛々しい表現や、アダルティな表現が含まれてくる部分が出てくるのでR15にしました。

そこまで酷い描写にはならないようになるべく避けますが、苦手な方も居ると思うので、注意書きをしておきます。





「また……」


ㅤこの世界の寿命は10年。 それを見守り続け、世界を見渡す者。ハッとした顔をして、そう呟いた。

ㅤ時が経つのは、何もしていなければ長く。何かをしていれば、あっという間に過ぎていく。

ㅤただただ毎日、自分の生活をしていくだけ。時には、新しい発見や楽しいこと、嬉しいこと。時には、運が悪かったり、憂鬱だったり。

ㅤ自分の事、周りの事だけで精一杯であろう人々の毎日に、この者達は何かを感じていた。


「どうしました?」


「世界が終わりますね……」


「あぁ……また誰かが」


ㅤこの世界の寿命が10年なのに、何故生きているのか。

ㅤ世界が終わるだなんて、戯言なのか何なのか。

ㅤきっとこの世に生きて世界を見続けているからこそ、そういう事に敏感なのかもしれない。


「はいはい。見つけてきますって」


ㅤそんな彼にはまた、辛く長い人生が始まる。


「……ごめんなさいね」


「俺、死んじゃったりすんの?」


「……」


「ははっ。わかんないですよね」


ㅤ辛そうに微笑むの者に笑いかける彼の居場所は、今日でなくなってしまう。

ㅤ平凡だった世界は変わってしまう。

ㅤ1つの鍵となるモノが、全てに影響を与えてしまう。










ㅤ――世界が揺らぐ、その時に。





















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