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あい、アイ、愛。  作者: ★GUMMY★
9/13

偽り 3


月の光が差し込む自分の部屋の窓を

開け放つ。







顔が熱い


鼓動が早い



お風呂上り、だけどそうじゃなかった。







その時に私はようやく

気付くことができたんだ。




谷川先生…


私は


あなたが好きなんだ…



建一を好きになる前から

ずっとずーっと好きだった。



先生の声


先生の字


先生のしぐさ。



思い出すたびに

胸が苦しいよ…。


今まで気付かなかったこの気持ちは

確かに本物で。










だからお願い。







先生?

あなただけは…



あなただけは私の前からいなくならないでください。




そう思った夜でした。












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