第四話 俺たちの過去 壱
昔話……って言ったけど違う、ごめん、ちょっとかっこつけた。
むしろ最近の話だ。
前に話した通り、この同好会は俺が立ち上げた。ちょうど今から1ヶ月半くらい前に。
だが実際自分で言うのもなんだが、こんな同好会は普通認められないよ。
一応この学校は最近出来た中高一貫の学校で、新しいから結構自由な校風であることや中高一貫であることを生かして中高の関わりを強くしている。
特に早い段階から普通中学校ではしないような、高校と同じことをしていて、一応同好会というのは認められていていくつかあるんだ。
…ということをを踏まえた上でもこんな「様々なことをする」だけの同好会が認められるなんてことはおかしい、マジで。
その通りで最初は認められなかった。
でもその後この同好会は認められた。
何でかって言ったら、それは部員全員が異格者になってしまったからだ。
あれは確か俺がすごい頼み込んで何とか仮設立までこじつけたころだったかなぁ…
仮設立というは、設立を一定期間認めてその期間中の部員・会員の集まり具合や活動などから正式に設立を認めるかどうか決定するためのもの。
会員集めは最初に帰宅部の美咲と大路を入れた。
この学校は部活の設立は自由が大きい代わりに、入退部に関してはひどく厳しい。
一度退部すると二度と入部できない。
だから入部にはみんな慎重で学年によっては入部率が50%を切る学年もある。
あの二人も慎重な人たちの一員だったから美咲は快く、大路は…最後まで抵抗したけど半ば強引に入会させた。
あと張り出した仮設立のチラシを見て舞が入った。
確か
「面白そうだから入る!!」
って言って入会したんだったかな…
ホントあいつは何なんだろう。
自由気ままを具現化したというか、子どもがそのまま大きくなったというか…。
まぁそこは別にどうでもいい。
あとの2人は舞が連れてきた。
舞が入会した次の日に愁哉を、さらにその3日後に来夢ちゃんを連れてきた。
愁哉は「入らないと言ったんですが永沢さんが毎日勧誘してきて迷惑していて、早く終わらせて欲しいので入ります」と言って入会した。
来夢ちゃんは「永沢先輩が面白いって言うんで…」と言って入会して後日「この学校って一度退部したら二度と入れないって知りませんでした…」と、落ち込んでしょっぱなからドジさを見せてくれてたなぁ…
人はそんな感じで集まった。
堅苦しい感じになってるけどもうちょっとだけ聞いてくれるかな。
次が本題
なぜ俺たちが異格者になったのか……
どうもまたまた間が空いてしまった月です。
今回はすごい堅苦しい感じになっちゃいました。
いいのか悪いのか自分でもちょっとわかりません。
なのでアドバイスをよろしくお願いします。
「このままでいい」というところと「こうしたら良い」というところを出来るだけ詳しく。よろしくお願いしますm(_ _)m
次こそは早めに出したいと思います。
と決意を口にしキーボードに散ります…