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第一話 俺の新しい日常

そう、ついこの前の話だ。


どこかの偉い学者様がこの世界と異世界をつなぐ方法を見つけ出したらしい。


そして、それを実行に移した……















「ん………」

目を開けるとよく見る天井。この感じだと目覚ましより早く起きたらしい。外はまだ薄暗い。だから部屋も薄暗い。でも朝練があるからこれが俺のいつも通りの起床時間。そう思うと我ながらよくやるなぁと思う。

『にしても…毎日のようにあの日のことを夢に見るな…』





俺は神崎(かんざき)興太(こうた)。この前までただのマンガ&ネット大好きな普通の中学生だった。過去形なのはあの日起こったことのせいだ。









あの日…実験は成功。この世界と異世界はつながった。

だが予想外の事態が起きた。異世界から「何か」が大量に流れ込んできたのだ。

それは大量の『情報』だった。その『情報』は電波か何かのように世界中に降り注いだ。そして大規模な世界の改変を起こした。それは現代の科学や理論を無視した『矛盾の成立』。その情報はある一定のものに反応し、そのものの情報を改変し、矛盾を起こした。それにより情報の改変を受けた人『異格者(いかくしゃ)』と呼ばれる矛盾の能力(ちから)を操る者たちが現れた―――――







――――まぁ、信じられないことだけど、俺はこれを認めるしかない。なぜかって?

それはまず、今俺が言ったことはWGG(世界統括政府)の発表であること。そして俺が情報の改変を受けた人…異格者だからだ。



ジリリリリリリリリリリリリリリ!!!!!!



止めそこねていた古風な音の目覚ましが突然鳴った。



「はぁ…そろそろ降りるか」



着替えてバッグを背負い、重たい足を引きずって1階に降りダイニングに入るともうあいつは朝食を食い終わろうとしていた。



「兄貴、降りてくるの(おせ)えぞ」

「別に余裕で間に合う時間なんだからいいだろう」



こいつは神崎(かんざき)美咲(みさき)。こんな喋り方だが一応俺の同学年の妹だ。こいつも俺と同じマンガ&ネット大好きっ子で気に入った漫画のキャラに普段の生活の中でなりきってしまう。今は「男口調の女子」的キャラにでもはまってるんだろう。




…とか何とか言ってるうちに食い終わってるし




「兄貴も早くしろよー」

食器を片付けながら美咲が言った。





同学年と言ったが別に双子ってわけじゃない。俺は4月、美咲は3月生まれで同じ学年の我ながら珍しい兄妹だ。しかも今はクラスも部活も同じだから、一緒に行動してることが多い。登下校も然り。




「兄貴ー、置いてくぞー」

「ちょっと待てって。すぐだから」




自転車に乗っていつもの通学路を走り出す。





俺が異格者になったとき…そりゃあ…まぁ最初は喜びましたよ…。

非日常ってもんに憧れてましたから…。

でも異格者になると義務的にある仕事をしなければならなくって、それのせいで毎日命が危うい。

その義務っていうのが…




ドン!!!


「今日も朝からいきなりとはね…」


振り向くとそこには巨大なコウモリがいた。4,5mはありそうだな…





異格者の義務。それは排除者になること。

情報の改変は人だけに起きることじゃない。何にでも起きることだ。それにより急激な肥大化、進化、凶暴化等を起こし、危険とみなされるものを排除する。それが排除者の仕事だ。





「どうすんの?」

美咲が聞いてくる。言い忘れてたがこいつも俺と同じ異格者だ。つまり排除者になる義務がある。

「どうすんのって…やるしかないだろ」

「まかせていい?」

「まぁ、こんぐらいならいいけど。周りも畑ばっかだし。いっちょやりますか」




俺は紙を取り出しそこに書いてある絵に触る。するとその絵が三次元に飛び出す。

これが俺の矛盾の能力。

二次元的に描かれているものを三次元に立体化させる能力『(プラス)D』!!


………ネーミングセンス無いのはわかってるよ!

でも今はそっとしといて!




俺は紙から取り出したでっかいバズーカを肩に乗せ、ギャアギャア鳴くコウモリに照準を合わせ叫ぶ

超重力圧縮砲ブラックホールバズーカ 発射!!」



巨大な重力の弾が周りを吸い込みながら飛んでいき、敵に当たり吸い込み消えた。





今日初めて使ってみたがなかなかいい調子だ。


俺の持っている紙には様々な武器が書いてあって、俺はそれを立体化させ戦う。その絵は美咲が書いたものだ。絵が上手いからな…あいつは。俺と違って。





「終わったから戻して」

のんきに本を読みながら待っていた美咲に言う。

「あ、終わった?」

美咲はバズーカを紙に戻した。





これが美咲の矛盾の能力。

俺とは逆に三次元の立体物を二次元的な平面に移す能力『(マイナス)D』


美咲はいつも白紙の紙を持っていて、その中に敵を移す。それが美咲の戦い方だ。






「やば、朝練間に合わなくなるぞ!」

美咲がチャリに飛び乗りながら言う。

「ちょっと待てって!」

俺も美咲の後を追って学校への道を急いだ。




憧れていた非日常の世界に放り込まれたって言うのに、毎日疲れて仕方がない。

俺はこの先どうなるんだろう…










はじめまして、にくづきと申します。初投稿なので恥ずかしいくらいグダグダな作品になっていますがどうか温かい目で見てやってください。アドバイスや感想も小さなことでいいんでどんどんください。よろしくお願いします。

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