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苦手な方はご注意ください。

映画研究同好会よ闊歩せよ!

作者:花咲里幸氏
観栖手利(ミステリ)高等学校_____

某県の奥地に存在する正直学校には見えないキテレツなつくりをしたボロい校舎の隅の隅。

妙に重い扉を開けたり、なぜか通じてない渡り廊下を通ったりしてようやく見つかる場所にひっそりと構える同好会があった。

そう、「映画研究同好会」。二年前に間宮茉依が教師を説得(押し切って)して創立した、生徒のほとんどが知らない同好会だ。個性豊かな6人が集った彼女らは教師から6馬鹿と呼ばれている。

この同好会は茉依を中心に日々、バカバカしいB級映画を撮影してはコンテストに落ち続けるという不毛な活動を続けていた。

そんな同好会のメンバーが挑んだ部長の高校最後の大作。

茉依が夏休みに企画した、王道にして鉄板のB級ホラー。

____ゾンビパンデミックである!

だが、撮影中、異変は起きた。

被害者役のらいらいが姿を見せない。一週間前に同じ同好会メンバーであるあこちゃんが消息を絶つ経験をしていた四人は一旦撮影を中断してらいらいを探すことにした。

らいらいは、学校の敷地内の車で死体となって発見された。

カメラの外で惨劇は産声をあげている。

_________これは映画じゃない。が、映画は現実であり、現実は映画となる。

これは、一介の女子高生が経験したB級映画にも満たない現実(ノンフィクション)である。
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