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【1778】最期(?)の戦い

前話の後書きにも残した通り、最終回です。かなり短編ですがお読みください。

何の音かは大体見当がついていた。その音の方向を見ると丸に十文字の家紋が描かれた旗が上がっていた。

島津軍である。

「行けー!兵はそれほどいないぞ!」

さっきまで10000いた兵は俺の兵がかなり頑張ってくれたのもあり、6000まで減っていた。

そこに5000の島津の兵だと7時間以上戦い、疲弊した大友兵は逃げるしかなかった。

「たいきゃーく、たいきゃーく!」と逃げる大友兵。

「追え、追えー!」とそこに追い打ちをかける島津兵。その後は想像の通り、圧勝であった。俺らの粘り勝ちである。気が抜けたのか、俺の体が急に重くなった気がする。人生の正念場を乗り越えたような感じだった。あたりを見渡すと死体を残兵が運んでいた。俺たちを囲むのは静かな山だった。


ーその夜ー

木崎原以上の大宴会を終えた俺は玄武城の外に出ていた。言うならばおつかいだ。まぁ、薩摩までと遠めのおつかいだが。ドレミファドレミファと陽気な音楽を頭の中で流しながら馬に乗りながら流していたときだった。スッと顔を全面隠した男が現れた。疲弊していたものの先ほどの宴会でみんなに褒められて気分が良くなっていた俺は

「どけどけ、この川上様が通るぞ」

その瞬間相手はニヤッと不敵な笑みを浮かべた。俺は脇腹が急に痛むようになった。そう、俺は刺されていた。注意が散漫になっていた俺に不意を突いて刺客は刺したのである。俺が気づいた時にはもうその刺客はおらず、対抗の余地がなかった。馬に乗って戻ろうとしたが、次第に体が動かなくなってきた。このままではまずい。せめて城までは戻ろうと思っていた矢先、体に限界がきて、意識を失った。

刺された部分の痛みも感じない。あたりは真っ暗で、集落も、人のいる気配もない静かな山奥だった。

最後まで読んでいただいてありがとうございます!初めて10話以上連載という形でやらせていただきました。ただ、少し疲れましたw最後は微妙な終わり方ですみません。ただ、ブックマークをつけてくださった方、いいねをくださった方、本当に力になりました!

これからの方針なんですが、2024年の1月ごろに続編を書く(予定)ので乞うご期待ください!

その間にこの作品のサブストーリーや主に恋愛ものの作品を書くと思います。もしくはコメントで「このジャンルのストーリーを書いてほしい!」などと要望があればそれに沿った内容の話を書こうと思います。また逐次活動報告でお知らせします!

これからも僕の作品を見て、高評価やブックマークを押していただけると嬉しいです!

あと、コメントも受け付けておりますのでそちらの方もよろしくお願いします!

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