第7話
そろそろ中盤。
レイセは言った。
「カーリの言ってる件は、後でいいの。」
「それより、王がどこで何をしたのかを教えてくれる?」
俺は、ちょっと考えた。
教えてくれる…?
王がどこで何をしたのかぐらい分かりそうなものだ。
何故。
俺は答えた。
「あんたらが、借家を爆破したから、サーバごと吹っ飛んでデータも無しよ。」
「あんたらも、王がどこで何をしたのか知らないのか?」
レイセはほっとしたような表情で言った。
「それなら、いいのよ。」
「今度は、作ってほしいものがある。」
「それは。」
-- ガキーン --
唐突に、窓から走る赤い矢。
カーリが魔法陣で防いだ。
カーリが叫んだ。
「ここも危なくなってきたにゃ。奴らが来たにゃー!!」
ドアから数人飛び込んできた。
レイセが叫んだ。
「人間よ!!」
凄まじい戦闘が始まった。
何故人間が!?
レイセは白魔法しか使えないはず…。しかし、持っていた鋭い短剣で、2体3体倒した。
カーリが魔法陣で矢をはじく。
カーリは炎の火柱を、人間に向けた。
「うわぁぁぁ」
人間は火柱のなかで燃え尽きた。
俺は叫んだ。「なぜ、人間が襲ってくる!?」
レイセはほこりを払うようなしぐさをしながら言った。
「転生してきた人間のことなんか分からないわ。」