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家族よりも家族みたいな人

作者: のんの

君は家族よりも家族みたいな人

一番長く時間を共にした人

気づけばいつも隣にいた人

思い出の中には全部君がいて

今更この関係が変わるなんて考えられなくて

だけどずっと昔から知っていた

君が家族ではないことも

いつかこの関係が変わってしまうことも……

知っていたけど君は隣にいてくれたから

いつまでもいてくれるような気がしていたから


甘えていた


この関係は友達と呼べるほど新しい発見なんてなくて

家族と呼べるほど一緒にいることが当たり前だとも思わない

そんな関係だと思ってた

でもいつしか思い出すのは君ばかりで

君がいない日常なんて存在しないんだって

そう思えるほど当たり前の存在になっていた

君の隣には私がいて

私の隣には君がいて

それが私の日常になっていた

だからこそ気づかなかったこの想い

ずっと気づかずにいたはずなのに気づくと途端に溢れ出すこの想い

必死に蓋をして

でももう限界で

初めて君の気持ちが分からないと思った

ただまっすぐに生きている君だからすぐそこに答えがあるはずなのに

分からない


ずっと助けてきたつもりだったのに

助けられてたのは私の方で

でもそんなに優しくされるからますます想いが溢れ出す

弾けた想いが口から飛び出して君の耳に届く



『君は世界で一番大切な存在』

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