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空想学園シリーズ

作家は壮大に混沌の始まりを語る

作者: 文房 群


 正義も悪も、最後に決めるのは他者の心だ。





       〇




「思うに、『救世主』も然りだと思うのだよ」

「何しに来た奇人作家」



 勝手に机と椅子を占拠した小学校以来の腐れ縁に向ける、喰路(じきる)祐衛門(ゆうえもん)の視線は冷たい。

 茨野(いばらの)十字(じゅうじ)は机に置いた自分の鞄から一冊のノートを取り出すと、万年筆をブレザーの内ポケットから抜き出し蓋を開ける。

 部屋の主に無許可で使用しているワークチェアに悠々と体を預け、さながら部屋の持ち主であるかのような堂々ぶりで茨野は万年筆の先を喰路に向け。



「ところで、『救世主』という言葉の意味を知ってるかね?」

「馬鹿にしてんのかてめぇ」

「いやいや。これからお前を引き摺るという重労働をしてまで伝えたかった話しに関係のあることだからな。…………で? 『救世主』という言葉の意味を知っているかね?」

「……………………」



 ベットに腰掛け暗い眼差しで茨野を睨んでいた喰路は本棚に向かうと、表紙のよれた国語辞典(こくごじてん)を取り出し、目当てのページを探し出す。



「『救世主』。『人類を救う人。救い主』。」

「正確に答えるために小学生以来の使って無かった国語辞典を使うか」

「作家様に下手な事言えねぇだろ。ただでさえ俺は頭脳労働が苦手なんだよ」

「確かに」



 はっ、と鼻で笑う茨野。

 馬鹿にしてんのか、と無表情だった表情に不機嫌の色を僅かに浮かべた喰路に「いや。変わらずだと安心してるのだよ」と誤解を解いた茨野はノートを開き。

 「さて」と、本題に入る。



「救世主。人類を救う人。降りかかる困難に立ち向かい、勇気を持って世界を救う大義を成した――――人類の英雄」



 勿体ぶるように一拍を置き、茨野は言う。



「しかし、どうにもこの世界には『救世主』とやらが多いみたいだぞ?」





         〇





薙間(たいま)ぁー、お前三日も学校休んでなにしてたんだよー」

「んー、ちょっとねー」



 朝。寝癖を直す余裕も無く慌てて教室に滑り込んで来た少年に、友人らしき同級生が声をかける。

 曖昧に答えた少年。

 普段ははっきりとした物言いであるのに、いつもとは異なった返答を返した少年に「ははん?」と、違和感を抱いた友人は冗談交じりに少年へ囁く。


 

「ちょっと、って何だぁ? 女か?」

「……いや、当たらずとも遠からずって言うか…………」



 言葉を濁す少年は少し躊躇った後、照れ臭そうに言った。



「ちょっと、世界救ってたんだよ」





         〇





「“トランス・フォーム・トウィンクル”!」

「おいこら長崎ィィィイイイイ!!」



 一時間目の終わった休み時間。

 次の授業は移動教室だということで、各自教科書と筆記を用具を持ちクラスメイトはそそくさと教室を去っていた。

 残ったのは、いつも連んでいる四人組の男子生徒。

 そのうちの一人、明るい茶髪の少年が机の上に乗り“ある言葉”を叫んだ事により、一人の中肉中背の少年がシャウトした。



「二時間に一度変身する癖止めろよお前ぇぇええ!! 誰が見てるか分かんないんだぞ!!?」

「俺は! タグと! 同じ服を着たい!!」

「コスチュームか! デザインに差異があるから正確には同じじゃねぇしその田口にベッタリする習性改善しろよ!! おい田口! 俺お前に長崎の面倒ちゃんとみろって言ってるよな? 躾しとけっていったよなぁ!?」



 ばっ! と教室の入り口で茶髪の分の教科書を持ち待機している黒髪の少年へ振り向く中肉中背。

 黒髪は淡々と口を開く。



「…………躾は今初めて聞いた」

「通りでかぁぁぁあああああ!!」



 絶対に彼らのいる教室の前を通りかかる者がいれば、百人が百人「何事だ」と覗き込んでくるような絶叫をかます中肉中背。

 そんな中肉中背を仕方が無いと言わんばかりに眺める長身の少年が、そっとポケットから飴を取り出した。



「射出、そんなに叫ぶと喉枯れるぞ? のど飴食うか?」

「お前は白昼堂々とR-18指定の同人誌読んでんじゃねぇ! この前十八歳になったからって調子乗ってんじゃねぇぞ!!」

「あれだな。戦隊モノのブルーって苦労性だよな」

「誰のせいだと思ってんだ誰のせいだと! ――――ああもう!!

 

 なんで俺お前らと世界救っちゃったんだろ!!

 てか、なんでリアルホモ・無口ド天然・腐男子のメンバーで世界救えたんだよ!!」




         〇





 昼休み。

 中庭のベンチで仲良く弁当を開いていた三人組のうち、人の良さそうな顔をした少年が口火を切った。



「思ったんだけどよ、俺ら世界救ってたんだよな」

「なんだよ岩原、急に」

「いや…………なんか実感ないなって思って」

「…………まあ、実感無いもんな。ほんと、夢みたいな話しだしな」



 しみじみと思い出を振り返るのは、額の中心に黒子がある少年である。



「あの後もいろいろあったけど、世界救ったのはあの一回だしな」

「みんな元気にやってんかなぁ…………」

「大丈夫だと思うぞ? なんせ邪神様がついてるからな!」



 遠くを眺めていた二人に、マスクとフィンガーレスグローブを着けたヴィジュアル系バンドの見た目をした少年が、はつらつと声を張った。

 ヴィジュアル系の発言に、お人好しと黒子は呆れたように肩を竦める。



「それお前限定だろ龍堂寺」

「俺らについてたのはスポーツの神様だよな」

「だな」



「まさか…………バレーとバスケとサッカーで世界救えるとは、思っても無かったよな」





         〇




 午後の休み時間。

 結んだ縄跳びを指先でくるくると回していた少年は、想い人の姿を見かけた。



「あっ、香ちゃー――――――ごふっ!?」

「注連縄、今、私入れ替わってる。オーケー?」



 声を掛けようとした刹那、一瞬で距離を詰めていた想い人のボディーブローを喰らう縄跳び。

 その場に崩れ落ちるのをなんとか踏み止まった縄跳びは、耳元に囁かれた想い人の言葉にコクコクと首を縦に振る。



「お、オーケー…………」



 想い人はため息を吐いた。



「はぁ…………頼むから、私達が隠れて世界を救ってるってこと自覚してよ」

「う、うぃーっす…………」





         〇





 帰り道。

 慢性的に目の下に隈がある少年は、最も忌み嫌うイケメンの従兄弟と遭遇した。



「あ、纏」

「ちッ。佐田か。ちッ」



 思い切り舌打ちをした隈少年に、イケメンは困ったように笑う。



「あはは…………相変わらずオレの事嫌ってるよね」

「当たり前だろう。俺がお前を好ましく思うことは一生無い」

「…………やっぱり、千智のこと引き摺ってる?」



 おずおずとイケメンが訊ねると、隈少年は明確な敵意を嫌味に混ぜて答える。



「一生涯引き摺り続けるな。俺は忘れないぞ。お前がちーちゃんにやった事は」

「うん、忘れないで欲しい。オレも一生忘れないから」

「……………………変わったな」



 はっきりと己の意思を口にしたイケメン。

 以前の彼には見られなかった変化に、隈少年は呟く。



「そう?」

「ああ。世界を救う勇者様になってから、随分と変わった」

「…………そうだね。あの時初めて一紋以外の世界に触れたから…………気付けたんだと思う。千智や纏、それに知崎先輩が命を張って、オレに教えてくれたから」



 イケメンの言葉には決意が込められていた。



「…………纏、オレは一紋を変える。今のままじゃ、いずれ全てが腐る気がするんだ」



 そう断言する彼の横顔は、隈少年のよく知る者と酷似していた。

 一瞬、言葉を失った隈少年はイケメンから顔を背け、わざとらしく口角を吊り上げ挑発する。



「既に二つ腐ってたけどな」

「その一つはオレだよね」

「無論だ」



 少し、間を置いて。



「…………まあ、多少はましになったがな」



 しばらく、沈黙が二人の間に横たわる。

 次には口を開いたのは、強い意思で瞳を燃やすイケメンであった。



「…………纏、頼みがある」

「……………………」

「オレは一紋を変える。その手伝いをしてくれないか」

「断る」

「…………そっか」



 即答した隈少年に「やっぱりか」とイケメンは肩を落とし、



「――――と、前までの俺なら言っていただろうな」

「…………えっ?」



 隣を見れば、意地悪にほくそ笑んでいる隈少年。

 いかにもあくどい顔をした隈少年の見た事の無い表情に驚くイケメンは、次に隈少年が口にした言葉の意味に硬直した。



「ちーちゃんとにっくき知崎先輩が晴れて安心して姪を見せに来れるよう、少しは手を貸してやる」

「え」

「…………なんだ、その顔は。そんなに俺が素直に協力するのがが珍しいか」

「いや…………オレ、ちょっと佐田一紋の権限使って、千智を娶ろうと思ってたから…………」

「よぉし全力で協力しよう。なんなら家も全部潰してしまうかあはははははっ!」




         〇




「お兄ちゃん」

「よっ、(かなえ)。さっきのは友達か?」



 放課後。

 病室を訪れたヴィジュアル系は先程扉の前ですれ違った、妹と同じ学校の制服を来た少女について訊ねる。

 昔から病弱で、あまり学校に行ったことのない妹。

 いつからか、白いシーツと白いカーテンが似合うようになってしまった妹は、顔色の悪い頬を僅かに染めて答える。



「うん。水瓶(すいへい)ちゃんっていってね、小学校からずっとお見舞いに来てくれるんだよ」

「へぇ…………初めて会ったな」

「水瓶ちゃんがお見舞いに来るのは、いつもお昼だからね。お兄ちゃんが会わないのは当たり前だよ」



 嬉しそうに友達について話す妹。

 そんな妹の発言に「ん?」と違和感を感じたヴィジュアル系だったが、気のせいかと思い「そういえば」と、病院の前で見かけた珍しい光景について話し出す。



「叶、病院の前になんか高級車が止まってたぞ。お金持ちでも体を壊したのかな?」

「あっ、それ水瓶ちゃんの旦那さんの車だよ」

「…………うん? 旦那、さん?」

「うん。水瓶ちゃんね、外国人の旦那さんがいるんだよ。年上で結構カッコ良かった」



 中学生に、旦那さん。

 年上の、旦那。

 外国人の、旦那さん。


 あれ? それってもしかして、ロリコンって言うんじゃ――――ヴィジュアル系は思ったが、下手なことを言って病室内の雰囲気を暗くはしたく無かったので。



「……………………最近の中学生は進んでるな」



 とだけ言って、次の話題へ話を変えることにした。



 小学校からの友である少女の見舞いに訪れた黒髪の少女は、病院の正面玄関付近で止まっていた高級車の助手席に乗り込み、運転手の男に声をかけた。



「ただいま、アリム」

「おかえり、あやめ」



 それは二人の、他愛ない日常の幸せを証明する合図だった。



「…………アリム、日本語上手くなった」



 運転席から身を乗り出した男の愛を、頬で受け止める少女は言う。



「あやめの言葉だから、覚えた。これであやめの気持ちも願いも想いも全部分かる」

「んっ。…………わたしも、英語覚えた。だからアリムの気持ちも全部分かるね。嬉しい」

「あやめ…………」

「うん」

「あやめ…………あやめ…………」



 男の愛は、重い。

 そのことを顔に幾つものキスの雨を降らされながらも気付くことのない少女は、純粋な心で男の愛情を享受する。


 既に、少女の世界の基準は男が中心となっていたから。

 少女は、気付かない。

 男の異常に、気付けない。



「ん、っ…………アリム、運転…………」

「あやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめ俺のあやめあやめあやめあやめあやめおれのあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめ――――――俺の、あやめ」

「アリム」



 囁かれる狂気も、少女にとっては“愛”でしかない。



「俺の、希望(あやめ)

「うん」



 軽く唇を重ねて。至近距離で見詰めあって。

 互いの頬を包み込むようにして手を添え、視線を交わす少女と男は、決まりきった誓いを唱える。



「あやめは、アリムのだよ」

「俺の」

「アリム、は?」

「あやめは、俺の。俺は、あやめの」

「うん」

「あやめは俺ので、俺はあやめの」

「あやめはアリムので、アリムはあやめの」

「あやめ…………あやめ…………っ」

「アリム、ずっと一緒にいようね」

「ああ…………ずっと、一緒…………」



 それは互いを縛る鎖であり、確かに存在する絆でもあり。

 一種の呪いでもあり、祝福でもあった。


 車の中に流れるのは、いつか少女が歌っているのを聞き、男が気に入った讃美歌。

 清らかな調べに乗せられた祈りの中にある一節は、少女と男の関係を正しく表現していた。



 ――――主よ。あなたをおいて、誰の元へいきましょう。



「ア、リム…………」

「あやめ…………あやめ…………」



 交わされる熱と、愛と、視線と、言葉と、誓い。

 それを――――後部座席で永遠と見せつけられている少女の兄は、泣きそうになりながらそっと口付けを交わす二人の間に割って入った。



「…………あの、頼むからそういうの家でやってください…………っ。というか、俺の存在忘れないで?」

「…………ん。アリム、お家かえろ?」

「あやめ、手を繋いで指を絡めて名前を呼んでキスをして抱き締めあって頬を啄んで声を囁いで好きだと言ってあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめあやめ――――――」

「アリム…………」

「俺、ホントにこの狂人が妹と世界救ってんのか疑わしくなってきた。というかもういいですお前ら俺と場所チェンジ! 俺は! 家に! 帰りたい!!」




         〇




「私の見立てでは少なくとも十人、『救世主』と呼ばれる者がいる。いいか? 極力関わるでないぞ? でないと後々面倒だ」

「何でだよ。関係ねぇだろ」



 ざっと数十名の名前をノートに書き記し、即席で作った名簿を見せる茨野に、喰路が感情の薄い声で言う。

 茨野は興味が無い、と言いたげな腐れ縁の態度に対し彼の鼻先に万年筆の先を突きつけると、ニヒルな笑みを浮かべて告げる。



「いいか? よく考えてみると良い。“お前”が“誰”にとっての“何”で、“それ”は“どんな存在”であるのかを」

「…………!!」

「理解したようだな――――そうだ。奴らは極端に言えば“我々”の敵だ。そんな敵に無防備な姿を晒すなど、あってはならない事だろう?」

「――――教えろ。その『救世主達』とやらについて」

「おや、目の色が変わったな? まあ良いだろう。私はどこまでもお前達の味方であるからな」



 不敵な笑いを深める茨野はくるりと万年筆を回すと「さて誰から話したものか」と、考える素振りを見せる。

 ベットの上で姿勢を正した喰路はノートに書かれた名前を見る茨野の横顔を見、どこか楽しそうだと感じ、怪訝そうに問いかけた。



「おいてめぇ。何を考えてやがる」

「ふむ?」

「てめぇがそんな顔してる時はロクでも無いことが起こる予兆なんだよ」

「ほう。そんなに楽しそうに見えたか。私が」



 はっはっは、と哄笑する茨野を迷惑そうに喰路は眺める。

 狭い部屋に反響する笑い。笑い。笑い。

 やがて笑い終えた茨野は至極愉快げに、熱に浮かされた瞳で、さも好物の料理がテーブルへ運ばれてきた時のような恍惚とした表情で――――謳うのだ。



「私はだな、あらゆる人々が迷走し困惑し時に苦しみ時に絶望しながら繰り広げる、愉快で悲劇的で喜劇的で痛快な――――混沌とした世界の変革の時を見たいのだよ」





〈了〉

〇あとがき〇



半分寝ながら書いてたら次の日になってました。

焦って滑り込みます。締切過ぎてすいませんでした。



始まりを語るとか言ってるけどまだ何も始められないよ!

という事で恒例の突発衝動企画でした!はい!

今回の短編はなんか、スッカスカな気がします本当にすいませんでした。

セリフから書き始めた場合は骨組みを書いて肉付けしていくって形で地の文を書いていきますが、これ骨組みの段階で止まってますね。

肉付けしてないです。ああいつか書き直したいと思いながら投稿します。


今回はいつものごとく空想学園シリーズで、一番の大事件が起きる前の段階になっています。

なので大事件でメインとなる人物たちが出てきました。

新登場した登場人物で苗字が中二病だったりリアルに同級生(同性)が好きだったりイケメンだったりロリコンがいたりするけど気にしないでください。

彼らはのうちビジュアルが決まってないのはイケメンだけです。はい。

あと実は識井兄妹と注連縄と射出と叶ちゃんと水瓶(兄)のビジュアルが決まってないですけど。はい。

いつか登場人物図鑑作れたらなって思ってます。はい。


冬真っ只中で冷暖房無い中執筆しました。

その中で寝かけてた自分は恐らく冬眠しかけてたんだなぁと思いながら、今回の後書きを締めくくらせていただきます。


では、今回の企画を共に立ち上げて下さった相棒・雪野さん!

じわじわと迫ってきている実習!と、それを企画する方々!Twitterでフォローして下さった方々!お気に入りユーザ登録してくださった心優しい方や最新書き始めた長編にコメント評価をくれた方々!

そして最後に締切遅れたくせにこの短編を読んでくださったすべての方々に感謝を!

ありがとうございました!


そしてご閲覧ありがとうございました!

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― 新着の感想 ―
[一言] エピソードを一個一個掘り下げて読んでみたいですね。 ちょっと荒い感じがしたので、もう少し中身を詰めて書いてみてはいかがでしょうか? ともあれ、今回もお疲れ様でした。
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