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転落勇者の人生大逆転物語  作者: シュウさん
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時代の転換期

「陛下方の捜索そうさくは、どんな感じなんだ?」

フェルナリア皇国の首都にある皇城へと、

転移魔導具で移動したサスケとミルクは、

その足で、宰相さいしょうのバケテナーイの執務しつむ室をたずねると、

そう質問をした。


「これは、公爵閣下こうしゃくかっか、ミルク様、

足労そくろういただきまして、ありがとう御座います。

先程の、ご質問ですが、

一向に陛下方を、お見付けするにいたってりません

それと申しますのも、ここ最近降り続いた雨に寄りまして、

陛下方が、落ちられた川が通常より、かなり増水していた為に、

ご捜索が難航なんこうして居るのです。」


「そうなのか、最悪さいあくでも、ご遺体いたいが見つけられれば、

『命の父ゼ~ット!じょう』で蘇生そせい出来るんだがな・・・」

(俺の魔法もあるしな・・・)

「お父様、お母様、コッ君・・・」


「はい、馬車の部品と見られる物は、

何点か発見するに至ってるのですが、

人の方は、数名の随行員ずいこういんふくめて見つかっていないのですよ」


「そうか・・・分かった。

明日からは、俺も捜索隊そうさくたいに加わる事にするよ」


閣下かっかみずからがですか!?」


「ああ、陛下方はミルクの家族だからな、

それに、俺の職業であるニンジャ・マスターは人探しに向いてるから、

きっと、見つけ出せるさ」


「ありがとう御座います。サスケさん」

「くれぐれも、お気を付け下さいませ、閣下」


「ああ、バケテナーイも陛下が居ない間の事を頼むぜ」


かしこまりました。」



しかし、次の日から、先行していたサン達に加わって、

サスケも探知たんち能力を駆使くしして探し回ったものの、

余りにもの水量が多い川の状態や、

事故から数日が経過けいかしてしまっていた事もあり、

誰一人として発見する事が出来ないまま、

事故から10日が経過した段階で捜索そうさくは打ち切られ、

国の内外へと、皇帝カムリ・ホーケーノ・フェルナリア陛下及び、

トツギーノ王妃、コカムリ王子の崩御ほうぎょが発表された。


「ミルク、大丈夫なのか?

つらかったら、俺が代理で進めても良いんだぞ?」

陛下方の国葬こくそうおこなうにあたり

自らが中心となって進めると言う

ミルクの心労しんろうを心配したサスケは、そう尋ねた。


「ご心配を頂きまして、ありがとう御座います。サスケさん、

でも、お父様方は私の家族ですもの、最後までやらせて下さい」


「分かったよミルク、

じゃあ、俺達は全力でサポートにてっするとするよ」

「そうですよ、ミルク様、

何か、御座ございましたら、

私達に、どうかお申し付け下さいませ」

「何でも言って下さいね!」

「私達に言ってくれれば、ぐに動きますから」

「身の回りのお世話も、させて頂きますね」

「「「「「キキ~!」」」」」


「みんなも、ありがとう」

そう、サン達に向かってれいげる、

ミルクの目尻めじりには光るものがあった。



サスケらの協力もあって、

フェルナリア皇国をあげての国葬は、おごそかに、

そして盛大に執り行われて、

ライを始めとした各国の王族も参列する中、

何の問題も無く終える事が出来た。


その国葬から、しばらくの時間がち、

ようやくミルクの笑顔が見られる様になって来たる日、

皇国宰相のバケテナーイから、重要な相談があるので、

皇城まで、ミルクをともなっておとずれて欲しいとの打診だしんがあった。

「重要な相談って、なんだろうな?

めに揉めてた陛下の後継者こうけいしゃでも決まったって言うのかな?」


案外あんがい、サスケさんに皇帝になってくれと言う打診では無いのですか?」


「それは、無いだろ、

俺は公爵とは言っても、まだ成ったばかりだし、

元はただの冒険者なんだからな」


「あら、皇国の初代皇帝でらせられる、

カムリ・カブリーノ・フェルナリア陛下も、

元は冒険者でいらしたのよ」


「へぇ、そうだったんだ、

やっぱり、ライさんみたいに、

魔王を倒して勇者に成ったとかなのか?」


「ええ、魔王レーザー・カットをスパッと見事に倒されて、

大人に・・・いえ、勇者に成られたそうよ、

そして、一緒にパーティーを組んでいた

女神フェルナの巫女みこの方と御一緒になられて、

皇国のいしずえきずかれたの」


「へぇ、そうだったのか・・・」

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