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転落勇者の人生大逆転物語  作者: シュウさん
204/238

付け合せ

「おお~っ!

あたたかいワッフルで、バニラアイスをつつんであるのか、

温かくて冷たくて、こりゃ面白いな、

ちょっとけ出してる、アイスの口当くちあたりが良いな」

ひと口食べてみたライが感想をべると、

それに同調どうちょうするように、皆が発言はつげんし始めた。


「ホントに美味おいしいね、

この外側の、ワッフルって言うの?

これが、割とシッカリした生地きじだから、

中のアイスが溶けてもベチャベチャしないのね」

「バニランの香りが合っていますね、

色々な、お菓子の香り付けに使ってみましたが、

この食べ方が、一番合ってる気がしますわ」

「アイス美味しい」

「この前の、シャーベットも美味しかったですが、

このアイスですか?

これは、格別かくべつな美味しさですね」

「このワッフルとの組み合わせも美味しいですが、

この前の、フォンダン・ショコラとも合いそうですね」

「うん、合いそう合いそう」

「フォンダン・ショコラって、

どんなデザートなんですか?」

「チョコケーキを割ると、

中から熱いチョコクリームが出て来るんですよ」

「うわっ!そりゃ美味そうね」

「食べたい」

「ホントホント、サスケ君、

それも、今度作ってよ」


「フォンダン・ショコラだったら、

魔倉まそう』に入ってるから、出しましょうか?」


「うん!食べる食べる!」

「食べる」

わたくしいただきますわ」

「ワッフルと、食べ比べてみたいですね」

「サスケ、ウエハースはあるのか?」


「ライさん、シブいっすね、

まあ、あるんですけど・・・」

サスケは『魔倉』から、人数分のフォンダン・ショコラと、

ウエハースを取り出してくばった。


「ああ~、これもホント合うわね、

チョコの、ほろにがさと、

アイスの甘さがつむぎだすハーモニーがたまんないわ!」

「美味しい」

「この、ウエハースですか?

シンプルですがアイスに良く合いますね」

「ホント!サクサクして美味しいわ」

「だろ!?俺は、バニラアイスとウエハースの組み合わせは、

鉄板てっぱんだと思うんだよ」

「ハハハ、日本では定番ていばんの組み合わせですからね」

「へ~、そうなんだ」


サスケのデザートに舌鼓したつづみっためんめん々は、

まったりとした雰囲気ふんいきのまま、コヒ茶や紅茶を楽しんだ。


「サスケ達は、明日はどうするんだ?

どこか、行きたい所でもあるなら案内を付けるぞ」


一度いちど、『魔の森』に行ってみたいのですが、

よろしいでしょうか?」


「ああ、別にかまわんぞ、

何かりたい魔獣でもあるなら、

お前らならフリーパスで狩らせてやるよ」


「ありがとう御座ございます。

さっきのバニランを見てみたいんですよ、

もし可能かのうなら、

ウチの領地で栽培さいばいしてみようかと思いまして」


「ああ、植物系の魔獣だから、

お前なら出来るかも知れないな」


「そうだと良いんですけどね」


「美味しいデザートのお礼に、

アタイが案内してあげようか?」

「行く」

リーナとパサラが案内役を買って出た。


よろしいのですか?」

サスケは、一応いちおう

ライに、おうかがいを立ててみる


「ああ、お前達と一緒いっしょなら大丈夫だいじょうぶだろ、

パサラには、クロも付いてるしな」


「キキ~!」

クロが、まかせろとでも言うよういた。


「サスケ様、

私は、お留守番るすばんをしてても良いですか?」

サリエが伺いを立てて来る


「ああ、もともと々サリエには、

残って貰おうかと考えていたから、

構わないぞ」


「では、サリエさんの、おしは、

わたくし達が致しますわ」

「ええ、そうね」

フローラとルクアが申し出た。


「サリエも、それで良いか?」

同じエルフ同士なので、

話しやすいかもと考えたサスケが聞いてみる


「はい、お願いします。」


「では、フローラさん、ルクアさん、

サリエの事を、よろしくお願いします。」


「ええ、おまかせ下さいませ」

「宜しくね、サリエさん」


「はい、宜しくお願いします。」


それぞれの、明日の予定を打ち合わせてから、

その日は、旅のつかれもあるので、

皆、早めに休む事とした。

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