〇〇〇〇が震える
昨日の投稿分に書き足しを行いましたので、
ご注意下さいませ。<(_ _)>
「じゃあ、俺たちは、そろそろ行くけど、
漢方薬の方は頼んだぜ。」
「ああ、私に任せな、
この私が、責任を持って必要な量の漢方を集めるから、
サスケは、漢方薬作りに精をビュッビュッて出しな。」
「ビュッビュッて、いらないだろ!」
「サスケ、村の為にありがとうな。」
「ああ、俺たちも、
タカムーラに、あちこち案内して貰って助かったよ。」
「サスケ、俺の名前はタカムーラじゃなくて、
とにかくエロいタカムーラだぜ、
お前が、買い手の付かない漢方を、
買い上げて村に貢献してくれた行いには、
俺も、タ〇キンが震える程感動したぜ!」
「タマシイな!
震えるのはタ〇キンじゃなくて、タマシイだから!」
「皆さん、お世話になりました。」
「キキ~。」
「ああ、今度ミルクさんが来るときまでに、
下ネタネギを開発しておくから、楽しみにしておきな、
チビリンさんも元気でな。」
「ミルクさんのボケ殺しに対抗できる下ネタを開発しておくから、
また来て下さいね、
チビリンさんには、白いミルクを用意しておきますね。」
「何で二人には、さん付けで、
俺だけ呼び捨てなんだ・・・?」
「じゃあ、もう行くな。」
「さようなら。」
「キキッ。」
「ええ、また村に、いらして下さいね。」
「また、お会い出来る日を楽しみにしています。」
こうして、サスケ一行はケンタウロス村を後にした。
「明るい方たちばかりで、良い村でしたね。」
「まあ、善人ではあったな。」
「サスケさん、マイ・マツタケって何ですか?」
「今頃それ!?」
ケンタウロス村を後にしたサスケたちは、
折角近くまで来ているので、
ついでに、ケモイヤー村も覗いて行く事にした。
「おいサン、
建築工事の方の進みは、どうだ?」
「お頭じゃないですか!
どうして、ここに居るんですか?
ミルクさんやチビリンまで・・・」
「それについては、話すと長くなるんで、
皆が揃ってる時に話すよ、
それで、工事の方は、どうなんだ?」
「はい、宿泊施設の方は、ほぼ完成して居りまして、
後は、厨房機器とか寝具などを搬入するだけですね、
ゲインさん達は、お頭に頼まれたっていう、
別荘の方に取り掛かっています。」
「おお、さすがに仕事が早いな、
じゃあ、別荘の現場の方に行って見るか。」
「「「「チョンピ~チョンピ~仕事つらい~」」」」
「何で、ジュリーまで一緒になって歌いながら仕事してんだ?」
「思い出の家だから、改築工事にも参加したいって、
ゲインさんに頼んだそうです。」
「そうか、確かにジュリーの思い出が詰まった家だろうからな。」
「ええ、でも、
あの家を見る度に寂しそうな顔をしていたジュリーが、
あんなに楽しそうにしているのだから、
お頭が、あの家を改築して別荘にするのは良い事なのだと思います。」
「そうか・・・そうだな。」
「私も、そう思いますよ。」
「キキ~。」
ミルクとチビリンも、サンと同意見の様だ。
「リンとロリーは何してんだ?」
「リンは、私のお父さん達と森に狩りに、
ロリーは、別荘の改築に足りない材料があったとかで、
ガインさんとギインさんを乗せて、
ピロンの街まで馬車を飛ばしています。」
「ガインさん達、大丈夫かな?」
「ええ、私たちも、そう言ったんですが、
お二人とも、
『ロリー嬢ちゃんが、飛ばす馬車ったって、たかが知れてらぁ。』って、
仰って・・・」
「まあガインさん達が、そう言ってたなら良いだろ、
世の中には、実際に自分で体験しなきゃ分からないもんとか、
あるからな。」
「はあ。」
「そう言えば、レッドたちは、どうしてんだ?」
「レッドとブルーは、リンと一緒に狩りに、
ピンクとイエローは、温泉に行ってると思います。」
「そうか、ゲインさん達の仕事の邪魔しても悪いし、
じゃあ俺たちも、
旅の疲れを流しに温泉に行ってくるか。」
「はい。」
「キキッ。」
「行ってらっしゃいませ。」
温泉で旅の疲れを癒して、
新しく出来上がった宿泊施設の食堂で、
一休みしていたサスケたちの所に、
一日の仕事を終えたゲインたちが、やって来た。
「ようサスケ、来たんだってな。」
「ええ、皇国の方で、ちょっとした問題が起きまして、
遠回りですが、こっちから帰る事になったんですよ。」
「相変わらず、トラブルを呼び込んでる様だな。」
「人聞きの悪い事、言わないで下さいよ、
トラブルの方が勝手にやってくるんですよ、
それより、早い所、温泉で仕事の汗を流してきて下さい、
キンキンに冷えたエールを用意して置きますんで。」
「おお!そりゃ何よりだな、
お前ら、温泉に行くぞ!」
「「「「おう!チョンピ~チョンピ~仕事終わり~」」」」
「ジュリー、温泉は、ちゃんと女湯に入れよ~!
聞こえてんのかな、あいつ?
一緒に歌いながら行っちゃったけど。」
「私が見て来ますね。」
「おお、頼むわミルク。」
サスケが、チビリンと冷やした果実水で喉を潤していると、
狩りを終えたリンが顔を出した。
「あ~良いな~、お頭とチビリン、美味しそうだな~。」
「「キキキ~。」」
「おう、お帰り、
お前たちも飲むか?」
サスケは、『魔倉』から冷えた果実水のボトルを取り出すと、
リンやレッド達のコップに注いだ。
「へへっ、いっただきま~す!」
「「キキ~!」」
皆、美味しそうに飲んでいる。
「どうだ?何か良い獲物は獲れたか?」
「ええ、大きなハニーベアやシモフーリボアと、
レッド達も、大ヤマドリとか仕留めて来ました。」
「おお、中々の成果だった様だな、
レッドとブルーも頑張ったな。」
「「キキ~!」」