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御伽集  作者: あまひら。
6/7

番外編(11月11日)

11月11日といえばポッキーの日と言う事でしたがそんな存在もすっかり忘れ、思い出した時にはもうすぐ日にちが変わる!と急いで書いたので、大分適当ですw

いじめられてる九十九君を楽しむ回です。

 其ノ零


「よし、錦ちゃん!11月11日も残りわずかだ!」

「あと数分で終わりだが……?つーか寝させろよ、眠いよ」

「何を言う!この天津、錦ちゃんが好きそうな企画を考えたのに!今日のために昨日は寝ずに考えた!」

「いや、どうせポッキーゲームとかいう、僕の純な心を弄ぶくだらない遊びだろ?つーか炫も寝てるしお前も寝ろよ」

「そう、錦ちゃん。ポッキーゲームだ!」

「聞けよ」

「もし、誰かと唇が触れるまでで勝てたら、誰か一人錦ちゃんの好きなようにしていい!」

「よし、のった!」

「さすがの食いつき!」

「ふははは、これであんなことやこんなことを……!」

「動機がすでに不純!まあいいや、それでこそ我らが錦ちゃんだからね!参加者は、みかちゃん、疎さん、炫ちゃん、あたし、燕弧ちゃんだー!」

「僕は燕弧ちゃんとキスをする」

「予言したーっ!」

「つーかお前らと疎に面識なくねえか?本編で会ってねえだろ」

「知りません!」

「うわあ……世界観壊れた……」

「作者が書くの遅いだけでーすっ!では最初の挑戦者、みかちゃーん!!」

「よろしくね九十九君、でも気持ち悪いから絶対寸前で止めて」

「何故参加した!?」

「一応ヒロインだから」

「一応!?」

「さあ、時間の関係上もう始めます!双方加えて加えて……!のこった!」

「ふもうひゃねーんだかは(相撲じゃねえんだから)」

「おーっと、距離が縮まる!」

「(え!?今どんくらい?)」

「お、おお……」

「無理!」

「折った!錦ちゃん自ら折りましたー!」

「いや、威圧感が半端ねえんだよ、こええよ!」

「ちっ……臆病者、チキン、死んじまえ」

「キャラ崩壊!」

「さあ、どんどんいくよ!次はー、炫ちゃん!」

「炫寝てんじゃねえかよ。これじゃあ寝込みを襲うことになっちまうぜ。いくら僕が変態だからと言って、それはできない!」

「んー、じゃあ炫ちゃんは棄権!」

「適当な司会進行だな……」

「じゃあ天津いきます!」

「お前か……負ける気はしないぜ!シスコンだからな!」

「よし、天津ちゃん。あなたが勝ったら九十九君を好きにしていいわよ」

「御巫何を言ってるんだ!?」

「よーい、どん」

「唐突に!」

「どんどん距離が縮まっている。天津ちゃん、勝ちます勝ちます。あー、これじゃあくっついちゃうわ、近親相姦だわ」

「近親相姦は駄目!」

「天津ちゃん、断念……ちっ」

「やった、勝った!って僕は勝ってないんだ…」

「くっ……やるな錦ちゃん……」

「僕は別にお前とキスしても良かったんだぜ?」

「ちなみに燕弧は帰ったわよ九十九君」

「はあ!?一番の目的が消えた!もう駄目だ!」

「気持ち悪いから嫌だそうよ」

「傷つくなぁ!」

「んーじゃ、最後は疎さんだね!」

「よろしく頼むぞ、先輩!」

「うう……何かオチが見えた……!」

「しかしここでキスをしないと、錦ちゃんは参加した意味がなくなります!どーなるのか!」

「ふふふ…このほっひーへーふのはふしんといはれはわはしをはめふなお」

「何を言ってんだがさっぱりわかんねえよ!」

「よし、準備完了かな!よーーい」

「……どん」

「んぐっ!」

「錦ちゃんの勝ち!」

「何!?何が起こった!?」

「疎が一瞬でポッキーを食べたわ」

「ふふふ、キス魔と呼ばれた私は、毎年この日が祭典なのだ」

「っていうことで錦ちゃんは、疎さんになんでも出来ます!」

「理不尽だなあおい!」

「じゃ、後はがんばってね九十九君」

「はぁ!?」

「あたしも寝るわー。あー、楽しかった」

「ええっ!?」

「さあ九十九先輩、存分に願い事を叶えさせてやろう!」

「え、遠慮……」

「叶えさせてやろう!」

「だ、誰か助けて下さいーーっ!!」



 ※本編とは全く関係ありません※

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