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最高の死霊魔術師-Psycho Necromancer-  作者: かっつん
第5章:最高の死霊魔術師
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Ep.記者、還す

長い螺旋階段。でもそれも歩きなれた階段。

暗い昏い地下。でもそれも通いなれた景色。

少し立てつけの悪い木製のドア。でもそれも開け慣れたドア。

1年の年月が経過しても、私は変わらず『それ』を求めた。

結局アレを書き上げても部員が集まらず、我が部は廃部となった。でも私はそれでもよかった。

“彼”に会いたかった。“彼”が知りたくて仕方なかった。

“彼”がいなくなってから、私は“彼”の職を学んだ。“彼”が記述した本を読んで。



そして、ついに決行の日が来た。



「……来たね」


机に腰かけていたおかっぱ頭が呆れたように私を見る。


「あんたのやることを手伝いはするよ。でもわっちはどうなっても知らんからね」

「はい。覚悟は出来ています」


私は鞄から黒いマントを取り出し、制服の上から羽織った。

ゆっくり息を吸って深呼吸し、部屋に描かれた大きな魔法陣の中央へと進む。

準備はできている。必要な物も。私の心も。

“彼”の真似をして私が両手をつくと、閃光が走った。












何度も受けたはずなのにどうしてか慣れない閃光に目がくらみ、あたりが見づらい。

なんどもまばたきを繰り返していたら、やっと部屋の全貌が帰ってきた。

足元をみる。そこには、“彼”が寝そべっていた。

細い指、細い腕、相変わらずボサボサの髪型、整った顔……

“彼”はゆっくりと起き上がり、そして空ろな瞳で私を見た。


「目、覚めましたか?」


私の声を聴いてか、“彼”の目に光が宿ってきた。


「……。どうして……?」

「私と交わした契約は、まだ解消していませんよ?」

「けいやく……?」

「私はまだ満足していないです。取材の続行を申し立てます」

「ああ、そういえば貴女のあだ名って……」

「ええ。もっと貴方の事教えてくださいね?」


“彼”はボサボサの髪をかき上げ、私に向けて小さく笑った。


「……はい。契約継続、ですね」

どーも、やっと完結しました、かっつんと申します(・ω・)ノ

現在のこれは仮完成という形で公開しております。

誤字脱字ございましたらご指摘いただけるとありがたいです。

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