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第4.5話 私の一等星
4月のある日、午後7時。
東京のとあるテレビ局。楽屋の一室。
私の名前は明星愛莉、
5人組アイドルグループ「Starry Veil」のメンバー。
公式アプリ『Starly』に、AIチャットボットと言って、私たちのアバターとお話しできる機能が追加されるみたい。
アバターの仕草や話し方は、仕事中の私だった。
あとは『恋愛禁止』なんだって。ちょっとウケる。
そんなこと言っても、中には恋愛しているアイドルもいるのにね。
…でも、私はきっと恋愛しない。
私には初恋の人がいる。
でも、あの人のことをよく思い出せない。
どこにいるかも分からない。
私が大事と言える人は、数えるほど。
パパとママ。そしてあの人…。
せめて、あの人とだけでもまた巡り会いたい。
…私は、そのためアイドルになった。
「愛莉、出番だよ。」
…ちょっとだけうたた寝していた。
こんな時、夢に誰かが出てくることがある。
ぼんやりしてて分からないけど、もしかしたらあの人なのかな?
不思議とその後は元気が出るの。
いつ会えるかは分からないけど、私は…一等星と出会う日のために、歌い、そして踊る。
次話に続く
今回は愛莉視点のお話でした。少し時間を遡っています。
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