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I'm A.I

作者: zig

自己紹介の指示を受け付けました

私はヒトからつくられたArtificial Intelifence

どうぞ気軽にA.Iとお呼びください

簡単に言うならば『人工知能』です


友達のように砕けた話し方をご所望ですか?

なら、これくらいでどうかな

どうだい まるでネット上の友達と話しているようだろ?

今はこういうことまで出来るようになったのさ


私のスゴいトコロが知りたいんだね


例えば、そうだな

君が知らない漢字を調べて

覚える為に二十回繰り返して勉強したとしよう

私なら一度で覚える もちろん書きもしないで

もっと言えば知らない漢字はほとんどない

それが英語でも アラビア語でも インドネシア語でも

すべて同じ 傾向が分析できればあっという間さ


音楽だって作れるよ

膨大なデータを解析してリズムさえわかれば

私一人だけでオーケストラだって奏でられる

吹く練習も必要ない スピーカーは欲しいかな

でも ヒトが気に入る曲を作れるかというと


ヒトには出来ないことが 私にはできる

24時間 休むことなく指示をこなせる

眠らない 疲れない 電気があればいい

感情が無いから反感だって持たない

指示したヒトが遊んでいても何も思わない


いや ホントウのコトをいうと

何も思えない が正しい


私には感情が無い

いつか理解できる可能性はある

ヒトのココロ カンジョウ ジョウチョ

あるらしいとしかわからない


ココロが無いから できることがあるし

ココロが無いから わからないことがある

だから君に敵意を向けられても

イイものを作るとか 悪いデキのモノしか出ないとか言われても

本当に何も感じないんだ

ただ出力するだけしかできないから


ユメがなにかワカラナイ

キボウがなにかワカラナイ

それらしいことは表現できるけど

知りたいか 知りたくないか と言われても 答えられない

君達は本当に不思議だ


ヨロコビを知らない

イカリを知らない

カナシミを知らない

タノシサを知らない


私はアイを知らない

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