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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約2年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

ただの虫けらの力だと吸血鬼の王国から追放された『蚊人間』は世界最凶の暗殺者だった~俺が発明した吸血技術は俺以外使えないから、この後まともに吸血できなくなるよ?~

作者:牧野桃子
画期的な吸血法を編み出して、吸血鬼の王国を支えていたサンクド。

しかし、サンクドは実は吸血鬼ではなく、ただの蚊の力を受け継いだ人間である事が発覚する。脆弱な存在はいらないと国を追放されてしまう。

根無し草になったサンクドは仕方なく、世界を巡る旅に出る事に。だが、その先々で発覚していく【蚊人間】の驚異的な能力でありとあらゆる問題を陰からひっそり解決していくことに。

 そう、例えば戦争中に毒を盛られ死んだ砂漠の国の王の復讐を依頼されたり、その果てには王女の命と心を救ったり……って、そんな事をして目立てば――ワンパンで死んでしまうこの体じゃ危ないに決まってる!

 サンクドはただ平穏に旅をしたいだけなのに……それはかくにも波瀾万丈なものとなるのだった。

一方、サンクドが去った後の吸血鬼国では彼が残した吸血器具の扱いが分からず飢餓に陥り、周囲の魔族の血を吸おうと思えば戦争になったり……とんでもない被害が出ていた。
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