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8話

トーナメント当日、今から一回戦が始まるところです。


『レイナ!負けるなよ!』


『うん!頑張るね!』


私は制服の上から鎧を付けて槍を持ち、敷地の中央に向かいました。

うーみんなが観ていますので少しだけ緊張しています。


一回戦の相手は隣のクラスのレオン君です。

私と同じピンク色の髪をしている男の子です。


持っている武器は剣なので私と違うけど親近感が湧きます。


二人が武器を構えて戦闘態勢に入り、

アデアン先生の合図とともに試合が開始しました。


『準備はいいか?始め!!』


レオン君が『先手必勝!』と言いながらこちらに向かって来ました。


剣を振り下ろして来ましたが私は冷静に槍の柄を使って防ぎ、反撃をしました。


『貰った!』


槍が相手の胸当てにあたり、攻撃がヒットしました。

あと一回攻撃が当たれば私の勝ちです。


相手は焦って後ろに下がろうとしたけど、逃げさせないよ。私は攻撃を休まずに槍を突き出した。


『逃がさないよ!』


『なに!?』


見事に槍が鎧を捉え、攻撃が当たりました。

この瞬間私の勝ちが決定しました。


『勝者!レイナ!!』


『まぁこれくらいは当然よね!』


私はピースをして勝利を喜びました。

ローランとハイタッチをした後、直ぐに次の試合が始まりました。


順調にトーナメントが進むなかローランとハルも勝ち上がり、一回戦目の最後の試合はアリスちゃんとシズクです。


私達はトーナメントの強敵になるかもしれないので注意をして観ました。


合図とともに試合が始まると、

シズクが先に仕掛けましたが、相手はランスで思いっきり突いてシズクを飛ばしました。


『は、速い!!』


『今の突き、相当な速さだわ・・・』


シズクは相当痛がっていて、直ぐに起き上がる事が出来ませんでした。


相手がゆっくりとシズクに近付いて行くとシズクが怖がっていました。


『ひっ・・・こ、降参します・・・』


ランスを突き下ろそうとしていたところで攻撃を止めました。


勝敗があっと言う間に決まり、周りも驚いていました。


『凄いわね・・・』


『アリスちゃん、美人最高!!』


『好きだ!! 結婚してくれ!!』


変な観戦も聞こえますが無視しましょう。

ですが、アリスちゃんと戦いたくなりました。彼女を超える事が出来れば、よりカッコいい騎士に近づけると思うからね。


一回戦目全ての試合が終わり、これから二回戦目が始まろうとしています。


『良し、次の対戦相手はフランかー・・・』


『フフッ、良い試合をしようね。レイナ』


『うん!負けないからね!』


まだトーナメントは始まったばかりです。

二回戦目も頑張ります!!

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