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少女、日常☆劇☆  作者: 酒仙寺
10/17

鬼ごっこ前半



都子「ハフッパフッ……!!」

三波「そんな焦って食わなくたって食べ物は逃げないよ」


都子「違うし……熱いだけだし……」


(しばらくの無言)




三波「都子ってさ、やっぱりーーー」

都子「あれ、弟くんじゃない?……ってどうしたの?」


三波「……いや、なんでもない!!あいつら何してんだ?ちょっかいかけに行こうぜ」

都子「そうこなくちゃ」



三波「おーい!たかし!何してんだ?女の子いじめんなよぉ〜」

健太「いじめてねぇよ!!っておねぇちゃん!……と都子さん……」

都子「よっ」

健太「(ペコッ)」

都子「(かわいい)」


子供達「こんにちわー!」

三波「こんにちわ(ニコニコ)」

都子「三波、なんか不審者に見えるよ……」

健太「ですね」

水面「んだと、コラ!」


三波「んで、何してんだ?」

健太「んー、最近流行ってるカードゲームで対戦してる」

都子「へぇ……」


子供A「……」

都子「あっ、続けてていいよ」


三波「そんな事より体動かす遊びしようぜ!せっかく外にいんだしよ!」

健太「別に僕はいいけど……みんなは〜?」

子供B「いいよー」

子供C(女の子)「カードゲームばっかで飽きてたし、久しぶりに遊びたい!」

子供D「おい!Aはどうする?」


子供A「僕は……」

都子「……あ、三波。この子からゲーム教えてもらうから私とこの子はパスで……」

三波「オッケー!」


都子「で、よかったかな……?」

子供A「ありがとぅ……ございます」

都子「そのかわりこのカード教えて」

子供A「あっ、そのカードは!ーーー」



健太「(クソッ!Aばっかりずるいぞ!本当はあっちに行きたかった!)」

三波「さて!……何しようか?」

健太「何も決めてなかったんかい!」


三波「ハハッ、面目ない!んじゃ……」

  「”鬼ごっこ“やろっか」

子供達「えぇー!」

三波「ちっちっち!舐めちゃ困る!久しぶりにやると楽しいもんだぜ?んじゃ、鬼決めよっか!!ジャンケーン!!……」


三波「……」

都子「おっ、三波鬼になったんだ……相変わらずジャンケンが弱い事」

三波「ウルセェ……運が絡むと私が弱いんだよ」

都子「知ってる。んじゃ、頑張って」



三波「都子も楽しんでんなぁ……さて……じゃぁ行くぞぉ!!」


三波「(誰狙おうかなぁ……女の子最初に狙うのはなんだか嫌だな……なんて)」

三波「私は優しくないから最初に捕まえに行くよぉ!」


健太「ずるいぞ!!女の子虐めていいのか!」

「「そうだそうだ!!」


三波「ふふっ、勝てば良かろうなのだ!さて、一人目!!……てあら?」

女の子「舐めてもらっちゃ困ります!これでも学校では一番早いんですから!」

三波「くっ!なんの!……!」




三波「まてぇ!……はぁはぁ」

  「久しぶりに走ってきちぃ……でも!!んぁ!」





友達B「お前のねぇちゃん……その、“えろい”な……」

健太「やめろ、怒るぞ」

友達D「デケェ」「やめてくれ!」



女の子「っ!!あんたら、何見てんのよ!!てか逃げなさいよ!」

健太「!おい!前、まえ!!」


三波「タッチィーー!!ってあら」

女の子「ーーーー!」

三波「ごめんね?勢い余っちゃって。苦しくなかった?」

女の子「……負けたわ」ボソッ

三波「?」

女の子「(ボソッボソッ)」スタスタ


友達B「ちょっと行ってくるわ」

健太「やめろ」

友達D「止めないでくれ!」

健太「お前もだ」


三波「やっと一人目!!ドンドン捕まえていくぞ!!」



ーーーーーーーーーーーー

都子「このカード出したら、すごいんじゃ?」

友達A「どうなんでしょうか?ーーーーー」

女の子「たのしそうね……」(呆れ)


後編に続く

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