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第54話「最終決戦・序章」

「あらら、西野ちゃん()られちゃったみたい」


エリュシオン王女が……いや、王女の中に入り込んだ命夜(めいや)が、世間話でもするかのように遠くを見つめながら軽い口調でつぶやいた。


「王女殿下、そのお声は一体?」


皆が心に思っている疑問をヒュプテが王女に投げかけた。

さしものヒュプテもエリュシオンが声を発した瞬間は驚いていたが、いまはいつもと変わらぬ平静な態度へ戻っている。

アストラル体が見えていた悪魔2人には何が起こったのか分かっただろうが、ダーツたちにはエリュシオンが突如(とつじょ)声を取り戻したようにしか見えない。


「王女は寝てる。命夜が借りた」

「なるほど、メイヤ様というと、さきほど王女殿下が(おっしゃ)っていたカミシロメイヤ様ですね」


「そう」


命夜(めいや)はヒュプテに顔を向け、しばらく見つめた後、目を細めた。


「……お前、危険だな」


無表情のままヒュプテに告げる命夜。その声にも一切の感情がこもっていない。

ヒュプテも感情をまるで出さないポーカーフェイスのまま、命夜に問いかける。


「借りたということは、いずれ返していただけると理解してよろしいのですか?」

「うむ」

「何のために体を?」

「さっきも言った。アキラ助ける。

 この次元に(とど)まれない。だから借りた。

 急ごう、西野ちゃんが完全消滅する前に」


ヒュプテはいまの断片的な会話で理解できたようだが、ダーツにはなにがなんだか分からなかった。

タイラーに目配(めくば)せするが、肩をすくめる彼もついていけてないようだ。

しかし命夜はエリュシオンの命の恩人であり、悪魔たちを手玉にとる力を持っている。

しかもアキラを助けると言っている。

命夜が何者であれ、アキラを救うというただそれだけで、彼女に協力することに異論はなかった。

タイラーやヒュプテ、ヘイラを一瞥(いちべつ)したが、彼らも異存はないようだ。

言うまでもなくカノンも。


アステリアたち悪魔は、いまだ命夜に敵愾心(てきがいしん)を持ってはいるが、悪魔の力を発揮させない命夜(めいや)には、まるで歯が立ちそうになかった。

それに命夜はアキラを救うと明言しているので、内心はどうあれ、大人しく従うだろうとダーツは考える。


(しかし、なぜアステリアはあそこまで敵意をむき出しにしてるんだ?)


理由はアステリア自身にも分かってなさそうである。


(とにかく今は、アキラをなんとかしなければ)


彼らはアキラが去っていった方向へと走り出した。





(ア、アヤメ!!)


タトスは瓦礫(がれき)の山の中でエリュシオンを探しながらも、やはり西野が気になり、たびたび彼女の様子を見ていた。

その西野が魔王の手で大地へ叩きつけられて以降、姿を現さないことに嫌な予感を感じていた。


(まさかアヤメ……やられたのか?)


タトスにとっても西野は良い友人であり、命を助け合った戦友である。

なにより命の恩人でもある。

この世界でいまもこうして生きていられるのは西野のお陰だ。


タトスにはエリュシオンこそが全てであり、なにより優先すべきだが、それでも西野には多大なる恩義を感じているし、親友だとも思っていた。

思わず駆け寄り、救い出したい衝動に駆られるが、同時に、魔王の前では何もできないことも痛感している。


(クソ……なにが騎士だ! 誰一人守れない、戦えない……

 ただのゴミじゃないか!!)


化け物の死体が散乱していたスーパーは、いまや瓦礫(がれき)が転がっているだけで、あれだけあった怪物たちの死体が1体も見つからなかった。

エリュシオンも見つかっていない。

そして西野もあれから姿を現さず、生死が不明だ。


魔王は悲しげな咆哮(ほうこう)を上げ続けていて、動く気配がまったくない。


タトスの体から力が抜け落ち、地面にくずおれた。

魔王の悲しみの声がタトスの心にも染み込んでいくようだ。

彼の心が絶望の(ふち)へと沈んでいく。


(エリュシオン……キミはもうこの世にいないのか?)


「タ……トス……さん」


そのとき、微かに西野の声が聞こえて、思わず辺りを見回した。


「アヤメ?」


「タトス……さん、こっち」


タトスは静かに、だが急いで声の聞こえた方向へ動いた。

巨大な瓦礫(がれき)の陰に西野はいた。


だがそこにいた西野は腹から下が無くなり、血だらけになって横たわっていた。


「アヤメ!? そ、その姿は!」


万が一にも魔王に気づかれないようにと、鋭いが空気が()れる程度の声量で心配する声を上げた。

西野に駆け寄ると、自分のマントをはぎ取り、ボロボロになった彼女の体に優しくかける。


「フフ……あいかわらず……優しい……ですね。

 エリュシオン……さんに、また怒られちゃい……ますよ?

 ゲフゲフッ!」


大量の血を吐き出し、それでも冗談を言う西野。

彼女の髪は薄い金色から、いつもの茶色に近い黒髪に戻っている。

瞳からも狂気は感じられず、いつもの優しい彼女のまなざしがそこにあった。


「アキラくん……が、寸前のところで……軌道を変えてくれたの。

 じゃなければ、今頃……死んでた……」


下半身を(つぶ)され、上半身が吹き飛び、ここまで転がってきたようだった。

彼女の臓器が点々と大地に落ちていた。


「しゃべるなアヤメ!」

「ね、タトスさん……私どう……しちゃったんだろ……

 アキラくんが大事なのに……私、殺そうとした……」


西野の目から、血の涙があふれ流れた。

その血はたちまち、西野の頭の下に赤い絨毯(じゅうたん)となって広がっていく。


「アキラ……くん、待った? ごめん……ね。

 今日、なにして遊ぼうか?」

「ア、アヤメ……」


西野の目はなにもない虚空(こくう)を見つめている。

幻覚を見ているようだった。


「フフ、今日初デートだ……もんね」


歴戦の戦士たるタトスではなくとも、素人目でも判断できる。

彼女は死にかけていた。

タトスは西野にすがりつき、泣いた。

エリュシオンの騎士になろうと決意してから、王女のためにしか涙しなかったタトスだが、いまは西野の哀れな運命を悲しんでいた。


愛する者が魔王であった西野。

愛する者が王女であったタトス。


西野の(つら)い気持ちが痛いほど伝わり、タトスは涙を(こら)え切れなかった。

せめて、夢の中では幸せに結ばれて欲しい。

タトスはそう願わずにいられなかった。



「おっと、セーフか?」


そのとき、タトスの耳に聞き慣れた声が入ってきた……

いや、しかしこれほどはっきりした声は彼も聞いたことがない。


顔を跳ね上げると声の主を見た。

そこには、青く美しい髪を風になびかせ、天使のような姿のエリュシオンが立っていた。


「エ……エリュシオン……」


タトスは信じられないものを目撃したかのように、ただ呆然と彼女を見つめた。

もう無くしたと思った、彼の命より大切な宝物。

その彼女が、傷一つなく美しい姿のままでそこにいた。

西野と同じく、自分も幻を見ているのかと疑ったほどだ。


「エリュシオン……なのか?」


タトスは(まばた)きを忘れ、エリュシオンをただじっと見つめる。

命夜(めいや)は西野の状態を一瞥(いちべつ)し、安堵(あんど)の息を吐いた。


「もうちょっと持つね。

 あー……仕方ない。時間ないけど、ちょっとだけ体返す」


エリュシオンの体がビクリと跳ね、閉じられた目を静かに開けた。


「タ……タトス?」


「エリ……シュオン……」


ただ静かに互いの無事な姿を確認し、(まぶた)の裏に焼きつけるように見つめ合った。

どちらからともなく2人は駆け寄り、そして――――


力強く抱きしめ合った。


これが幻でないと確認するように、いやたとえ幻覚であったとしても、その体を逃がさないように、ただ強く、強く抱きしめ合い、涙を流した。


「エリュシオン……俺のエリュシオン……良かった……

 ほんとに……よか……」

「タトス……私のタトス……会いたかった。

 すごくすごく……会いたくてたまらなかった」


ダーツたちもすぐに追いついて来て、王女の抱擁(ほうよう)シーンを目の当たりにしたが、ダーツはあさっての方向に目をやった。

ただの騎士と、王女の抱擁シーンは、元の世界に戻れば死罪ものだ。


「俺は何も見てない」


カノンは2人の姿を見て、アキラと再会したときを思い出して涙ぐんでいた。

ヒュプテは何の表情も浮かべないまま、ただ黙って見つめている。

ヘイラはそんなヒュプテを横目でチラリと見たが、すぐにその視線を外し、目を伏せた。


アステリアは少しだけ(うらや)ましそうに2人を見つめている。

クトゥルーも残してきた愛する者へ想いを()せていたのか、少しだけ首を宙に向けた。


タイラーはカザリがよくアキラを抱きしめていたことを思い出し、顔をうつむかせた。


それぞれが、各々(おのおの)の想いを胸に、エリュシオンとタトスの再会を見つめていた。



「タトス、私はカミシロメイヤ様に、体を貸しているんだ」

「え? カミシロ……メイヤ様だって?

 って、お前……声が……」


タトスがその名前を忘れたことはなかった。

5年前、自分の命を救ってくれた恩人だ。

彼女はタトスの命を救う代わりに、この後現れる少年を助けてくれと願った。

だが、タトスの前にその少年はまだ現れていなかった。


エリュシオンはその記憶にタトスが辿(たど)り着いたのを見計らったようにうなずいた。


「そう、あのときの約束。少年を助けくれってやつだ」

「あ、ああ……」

「その少年が、魔族の王、あそこにいる魔王アキラ陛下のことだ」

「…………は?」


タトスには意味が分からなかった。


「魔王を助けろ……だって?」


そしてエリュシオンと共にやって来た者たちが、人間だけではないことに、いまさらになって気がついた。

頭の左右から角のように炎を()き上げている美しい女性。

巨大なタコのような恐るべき異形。

明らかに魔族だった。

なぜエリュシオンや人間たちが、敵であるはずの魔族と一緒にいるのか、タトスは混乱するばかりだった。


「時間がない、メイヤ様はあまりこの世界にいられない。

 じゃ、またあとでなタトス」


(まぶ)しい笑顔でそう告げると、またエリュシオンの体が跳ねた。


再び目を開けた彼女の瞳をのぞき込んだ時、タトスは悟った。

エリュシオンではないと。

感情が一切なく、奈落(ならく)へと吸い込まれそうな闇を感じさせる瞳。


「や、タトスくん。おひさし」


「メイヤ様……」


命夜(めいや)はカノンに近づき、その肩をポンポンと軽く叩く。


「カノンちゃん、そこで倒れてる子、最上級回復して」


命夜が指さした先には上半身だけの西野が横たわっていた。

タトスはエリュシオンとの再会で、一瞬でも西野を忘れてしまったことを恥じた。

カノンはしっかりとうなずく。


「はい、お任せください」


カノンが回復魔法を唱え始める。

アステリアはまたしてもその呪文にギョっとする。

やはりアステリアの知らない魔法だった。

自身が持つ究極の回復魔法、全次元でも使えるのはたった数人。

それと同レベル、しかもアステリアが知らない魔法をカノンが使っているのだ。

メイドという魔族では奴隷クラスの悪魔が。

回復魔法が得意などという説明ではとうてい納得できない。



カノンは回復魔法を唱える時、なにかと繋がる感じがしていた。

果てなき白い闇に存在する、途方もなく大きく恐ろしい存在。

無限の力が流れ込んでくるのをカノンは感じる。

その力を引き出すために、自然と愛らしい口元から呪文が(つむ)がれる。



西野の体が白く輝きだし、千切(ちぎ)れ飛んだ身体の半分を再生していく。

タトスの覆ったマントが(ふく)れ上がり、西野の体のラインが現れた。


タトスは信じられないものを目の当たりにし、開いた口が(ふさ)がらなかった。


「こ、こんなに強力な魔法は見たことがない……」


ヒュプテも心の中で同意する。

自分自身も死にひん(ひん)した時、カノンの奇跡を身をもって体験しているのだから。

同時にこの探索行の収穫が、予想をはるかに上回るものであることに喜び打ちひしがれていた。





「う……ん……」


西野の意識が急浮上する。


(朝かな?……起きなくちゃ……)


深い眠りにでもついていたのかと思うほど(まぶた)が重かった。


うすぼんやりと目を開くことに成功し、まず視界に入ってきたのは、自分を心配そうに見つめるタトスの顔だった。


「あ、タトスさん?」

「アヤメ! ああ、良かった……」


だるく重い体を起こすと、上に毛布が掛けられていたのか、布がずり落ちる。


「ア、アヤメ……」


タトスは慌ててマントを(つか)み、西野の体を覆い隠す。


「ん?」


西野はぼうっとする頭のまま、マントを少し(まく)り自分の体を見下ろすと、胸のあたりから服が破れていることに気づき、たちまち顔を真っ赤にした。


「ななな!? なんで服が!?」


恥ずかしさで急速に意識がはっきりし、自分の身になにが起こったのか思い出す。

身体が半分吹き飛び、死にかけていたはずなのに、なぜか元に戻っている。


(夢? だったの?)


タトス以外の人間がいる気配がして周りを見回すと、知らない人物が何人も彼女の様子をうかがっていた。

いや、それだけではなく、どう見ても悪魔にしか見えない者が2人。


悪魔の存在を目にした西野は少しふらつきながらも、急いで立ち上がり身構えたが、輪の中にエリュシオンがいることを発見し、ポカンとする。


「エ、エリュシオンさん?」

「や、西野ちゃん」

「へ? エリュシオンさん、声が……大きい」


「西野、マント! マント!!」

「え? あ、きゃあああ!」


下半身丸出しで立ち上がってしまい、思わずしゃがみこみマントで隠す。

ダーツたちはこんな美少女の……ラッキーとは口には出さず、紳士にあらぬ方角を向いた。


「西野、し、静かに……」


タトスが(あわ)てて、西野の口を押えた。

とっさのこととはいえ、西野は思わず失態を恥じた。コクコクとうなずく。


「ま、大丈夫。

 アキラ、こんな程度の声、気にもとめない」


「……エリュシオンさん、なんか雰囲気違う……というか本当にエリュシオンさん?」

「アヤメ、エリュシオンではあるのだが、中身はいま別人なんだ」

「え? 良く分かんないけど……とにかく無事で良かったわ」

「ああ、ありがとう……本当にキミのおかげだ。アヤメ」

「え? 私はなにもできなかったよ。あはは」


西野はエリュシオンとタトスに向かって微笑み、照れ隠しのためか、こめかみをポリポリと指でかく。

タトスはいつもと変わらぬ西野の様子に安堵(あんど)し、ほっと息をついた。


「アヤメ、キミも無事で本当に良かった……」

「聞きたいことはいっぱいあるんだけど……説明してくれる?」

「俺も実は良く分かっていなくて……」



ヒュプテがおもむろにうなずき、西野とタトスに事の顛末(てんまつ)を説明し始めた。


西野は嘆き悲しむ魔王アキラの声を、悲痛な思いで見つめながら説明を聞いていた。


(神代……くん。

 やっぱり夢じゃなかった。あれはアキラくんなんだ……

 私を殺したと思って、泣いているの?

 大丈夫だよ、私は生きてるから……悲しまないで)


西野は現状を理解するため、アキラのことを一時的に頭を左右に振って追い払う。

思考を切り替え、ヒュプテの話に集中する。


(今はなにより、これからどうするか……よね)



ヒュプテのこれ以上ないほど分かりやすい説明を聞き終わり、西野は呆気(あっけ)にとられた。


「そう……信じられない話ばかりだけど、私を助けてくれたのは、カノンさん、あなたなのね。本当にありがとう」


西野はカノンに頭を下げると微笑んだ。


「いいえ、無事で良かったです」


カノンは青白かった顔色をほんのり桜色に染めて微笑んだ。

究極魔法に等しい魔法を使ったカノンは、あまりに魔力を使いすぎた疲労で立っていられなくなった。

思わず、(くず)れるように地面に座り込む。


「お、おいカノン! 大丈夫か?」


ダーツがカノンを心配し、そのまま倒れそうになる彼女の上半身を支えた。


「はい、ちょっと疲れただけです」

「まったくお前は……そのまま座っとけよ……」


命夜(めいや)はそんなカノンをチラリと見た後、西野へと視線を移した。


「西野ちゃん、あやうく死ぬとこ。

 死んだらもう助けられない」

「え? ええ……ありがとうございます、神代(かみしろ)……命夜(めいや)さん」


西野は神代と聞いて、アキラを思い出した。

一瞬アキラの姉か、それとも親類なのか? と考えてしまった。


(さすがに同じ苗字の他人もいるよね……)


「私、一度カノンちゃん、生き返らせた。

 でも、それ、大いなる意思に反抗。

 二度は無理」


カノンはそれを耳にし、表情を強張らせた。

自分を生き返らせた人物。

それは――――


勇者メーヤだ。


神代命夜(かみしろめいや)とは、勇者メーヤなのか?とカノンは(いぶか)しむ。

だがいまはそれを口に出し、話の腰を折るようなことはしたくなかった。

アキラを一刻も早く元に戻してあげたかった。

彼女の耳にはいまも悲痛なアキラの咆哮(ほうこう)が聞こえているのだから。


「西野ちゃん、キミ、まだ不完全。無理するな」

「……え?」


「とにかくメンバー(そろ)った。

 アキラを元に戻す」


命夜は全員を無表情のまま見回し、そして悪魔たちをじっと(にら)むように見つめた。


「よし、聞け。アキラの心に届く、お前たち。

 アキラ想って、語りかけて。全力戦え。

 それしかない」


西野とカノンにアステリア、そしてダーツとタイラー。

ゆっくりと深くうなずいた。


「私、エリュシオンちゃんの力借りて、アキラに想い届ける」


「エリュシオンちゃんの負担、多大。

 タトスくん、支えてあげて」


タトスは力強くうなずく。


「クトゥルー、お前、全員の守り頼む」


「承知」


「じゃ、いくぞ、お前ら!!」


全員が魔王アキラを見つめ、決意を固めた。


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