表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ステ振りするならLUKでしょう?  作者: 北見 蓮
第一章「ダンジョン奮闘」
11/21

十話 「決戦前夜?」

グランツ・ジャイアントとの戦闘を開始してから10分ほどが経過した。俺たちは新しい武器に躊躇いつつなんとかHPの余裕を保ったまま善戦していた。


ズガァ!ズガァ!ズガァ!


クレア細剣が敵の腕にヒットする。その攻撃に耐えられなかったグランツ・ジャイアントはたまらず斧を落とす。武器を手にしてない、完全にフリーだ。


「セナっち!、トドメを刺して!」


「うおおぉぉ!!」


俺は全速力でジャイアントの方に走り途中でジャンプをした。そして、敵の頭から下半身へと一気に剣を振り下ろす。


「グオオォォ……」


そして、 グランツ・ジャイアントは声を荒あげながら結晶ドロップを残して四方に飛び散った……



******


討伐を終えた俺たちはクエスト場に戻った


「あれっ、もう討伐完了?」


「はい、クエスト完了しました!」


「新しい武器の調子が凄く良くて」


俺も確かな手応えを感じていた。個々の力が上がったのか、連携をとることでスムーズに敵を倒すことができた。そしてついに……



「グランツ・ジャイアントを倒したことにより討伐クエスト、炎馬のランサーが開放されました。尚、クエスト報酬はEランクへの昇格です。」


ついにこの時がやってきた。どうやら中ボスを倒したことによりEランク昇格への挑戦権を得ることができたらしい。


「わっかりました〜、今日は疲れたのでまた準備を整えてからにしたいと思います。みんなもそれでいいよね?」


「ああ、一旦休もうぜ、疲れたし」


他のみんなもその意見に賛成らしい。そんな訳で俺たちはクエスト場を後にした。




******


俺たちは明日に備えるために行きつけの宿屋で体を休めた。夕食を済ませて各自、自分の部屋に行く。



「寝れない……」 疲れているはずなのになかなか俺は寝付けなかった。なぜだろうか…

明日のことを考えるとなかなか寝れない。どんなモンスターなのだろか、どんな能力を持っているのか、敵は強いのか、はたして俺たちは勝てるのだろうか…考えるとキリがなかった。俺は気持ちを落ち着かせるために宿屋の屋上に行くことにした。



******


階段を上ると先に開いているドアがあった。

誰かいるのか?とりあえず俺は外に出る。



「だれ?」 俺の足音に気づいたのか振り返りながら聞いてくる。


「ああ、俺だよ」 俺はそう答えた。そこにはクレアの姿があった。


「なにしてるのか?」 俺は聞いてみた。


「寝れなかったから星を見てたところよ」


「そうか…」俺はそう言いながらクレアの隣に並び星を見る。空には無数の星が見えてとても綺麗だった。隣のクレアは何も言わずにただ星をじっと眺めていた…



「そろそろ戻るか…」 俺がそう言い振り返ると何やら視線を感じる。



「キャア!」 そこにはエリー、ハル、ティアラの三人がいた。


「何してるんだ?お前ら?」


「いや〜私達も寝れなくてですね〜、三人で屋上に行ったら2人がいてさ〜なんかいい感じだったし…」


「んで覗き見してたと」


「いやーまぁー僕は止めたんだけど…」


「あーハルちゃんずるい〜」


何だかこいつら誤解してないか?と俺が思っていると…


「別に気を使わなくて良かったのに…そんなんじゃないし…」


三人に気づいたクレアが事実を言う。


「えぇ〜!そうだったの?私はてっきり…」


「ないわ!」「ねぇーわ!」俺とクレアは見事にハモる。そこで笑いが起きる……




「てかさ、明日は大事な討伐クエストしてるのになにしてるんだろうね?私達」


ティアラが冷静にツッコむ。


「あはは、僕達なにしてるんだろうね…」


「いいんだよ!別に!」エリーが突然と言う


「こういう時間も必要だよ!皆んなで無駄で不毛な時間を過ごす…こういうのってとても大切だと思うけどなぁ…」


エリーが言ったことに場が固まる…


「お前…初めていいこといったな。」


「うるっさいわね!それよりみんな、手を前に出して」


みんな戸惑いながらも言われた通りにする。


「こうか?…」手を前に差し出す。


「みんな…明日は頑張ろうね。」


エリーがそう言うとみんな頷く。


「じゃあ最後に…明日は勝つぞぉ!オオ〜」


「オ、オオォ……」


ノリについていけずショボくなってしまった


「もう〜みんなちゃんとやってよ〜」


エリーがそう言うとみんなが笑い出す。宿屋の屋上で俺たちはみんなで笑いあう。

日付は変わっただろう…ついに今日だ…

闘いは目前まで近づいていた



ご視聴ありがとうございました。


第1章もいよいよ終盤です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ