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フェアレーター   作者: 竹内の少年
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アンファング

1話


5.56mmの銃口を俺ら5人を俺ら5人に容赦なく向ける。

深夜の一般人住居フロア。10階程度の高さのこのビルには何人の人が住んでいるんだろうか。御近所の迷惑も考えて欲しい

張り詰めた空気に響き渡る銃声は俺達の断末魔代わりかそれとも悪魔の笑い声か。

どちらにせよ笑えるものではなかった。

転送プログラムを設計中、聖騎士ガーディアンから逃げ回る俺達は走り回りながらの時間稼ぎをしていた

こちら側は全力疾走に対し相手はAMB(AMBの説明については後述しよう、人間の足元に付けるブースターと考えて欲しい)。

最高時速120km/h。元普通の人間の俺達にはなるべく彼らの侵入しづらい道を選んでその時を待つしかなかった。

「くっ!武器を近接用に切り替えろ!」

彼らが両手で抱えていた小型レールガン。

性能としては優秀だが周囲の建物に気を遣いながら発砲するのは無理があると命令を飛ばした男は考えたのだろう

「トギ!後どんなだ!」

細長い体に長い手足。赤い髪に黒いバンダナを巻いた調子の良さそうな青年にプログラムの形成完了時間を怒鳴るに近い聞き方で訪ねた

「えーとー、にひゃくよんじゅうさん秒?えっと1分が六十秒だから二百四十秒はー、あはっwwwあははwwww」

「サガ、4分3秒」

「サンキュー、イナシ!」

イナシと呼ばれた目の細い淑女に礼を叫ぶと走りながら振り向き青髪の少女(幼女?)に蛮声を上げた

「アザマ!」

「はーいっ!!!」

名前を呼ばれた少女は即座に振り返り追いかけてくるガーディアンと対面した

生気を感じない黒々としたビルとビルのあいだの通路のど真ん中。

幅にして4m程の道に幅にして20cm程の少女が後ろに手を組み腰を曲げ頭を下げ幼女が隠し事をするかの様な姿勢をとった

「元気だねー、お兄さん達、でもー、アザマの為にここは通らないでもらえるかな?」

アザマと彼らの距離が10mを切るとワンピースのスカート部をくるりと回し腕を広げた。

「偉大なる私の世界グランデ・リーゼ・シュルト

かよわそうな少女からは想像もできない膨大な'何か'が働き突如彼女とビルの間に大きな水の膜ができた。その大きさは25m程。

AMBを使えば超えられる高さだが。だかしかし

「部隊長!水に叩き落とされます!!」

この水の壁はその名の通り偉大なるアザマ様の世界。

思考通りに動くし形を変えることですら容易い

「くっ、退け!!」

部隊長と呼ばれたその男はAMBの出力を最大まで上げ水の壁を強引に断ち切った。

「うおおおおおお!」

「およ?」

グランデ・リーゼ・シュルトの扱いに集中していたアザマは一瞬だけ反応が遅れ相手の間空いに入ってしまった

「ちっ!イナシ!」

「完成され過ぎた押切シュテルプリヒ・カノーネ

目を開けていないに近い女は淡々と呟き俺の背中に手を当てる。

韻を唱えきると爆発音に近い衝撃音を炸裂させすぐさま後ろから押されるような形で盛大に吹っ飛んだ

「おおwwwサガやっべwww流石に死ぬんじゃねwwww」

明らかに人間ではない速度で横移動をしている中、不快な言葉を耳に挟むも、左足でブレーキをかけイナシが刺される寸前に部隊長と彼女との間に割り込んだ。

部隊長の持っていたコンバットナイフは9インチ程で薄っぺらい俺の体は裏側から刃先が見えていた

初投稿です。

小説の癖にwを使ったりと酷い出来ですが読んでいただけるなら幸いですm(*_ _)m

作品としてはこれから長く続けていくつもりなのでお楽しみに!

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