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最後の大聖女の災難と幸福【一章完結】

作者:隠居 彼方
シェスは聖女としての初任地で、過酷な日々を押し付けられた。
子爵家出身の平平凡凡な彼女が、王太子の婚約者である公爵令嬢以上の神聖力を見せたことが原因だった。
さらには、大聖女を詐称しようとしたと王太子に冤罪で断罪され、独房に入れられてしまう。
どうやらシェスは本物の大聖女のようだけれど、冤罪で処刑されるのも、聖女として使い潰されるのも、どちらも遠慮しかしたくないと、国を出ることを決意する。
独房を抜け出そうとしたその時、シェスの前に現れたのは、幼馴染のソル。
彼を巻き込むまいとしたシェスだが、彼女を攫ったソルは告げた。

「シェスが好きだよ。これからもずっと側にいたい。……だめ?」
最後の大聖女の災難
独房/回想
2024/07/21 08:00
回想/初任地
2024/07/21 09:00
回想/子爵家
2024/07/21 10:00
回想/幼馴染
2024/07/21 11:00
回想/神官
2024/07/22 12:00
回想/王都
2024/07/23 13:00
回想/断罪
2024/07/24 14:00
思索/王家
2024/07/25 15:00
思索/王太子
2024/07/26 16:00
月光/痛惜
2024/07/27 17:00
国境/再会
2024/07/28 18:00
国境/手紙
2024/07/29 19:00
国境/相思
2024/07/30 20:00
朝日/出立
2024/07/31 21:00
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