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光速撃振デーマイン  作者: ならならごろん
7/11

スキー

ヤシヒロとパイセンはデーマインに乗り雪山に着ていた。

『今日はスキーだよ。好きに滑ればいいさ。』

『スキー……』

『スキーだけに滑ってしまったね。』

『だだ滑り……』

『えっ!ヤシヒロ君、今日はなにか厳しくないかい?』

『……』


気づくとヤシヒロは既にすべりだしていた。

『ヤシヒロ君!そんなにスピードを出しちゃダメだよ。止まらないと大変なことになる。』

『……』

ヤシヒロのデーマインはコース外に飛び出し大木に衝突した。

『ヤシヒロ君!大丈夫かい?』

『……』

『ええっ!デーマインの腕がひきちぎれそうじゃないか!!』

『ア……の呪い……』

『ええっ!まさか呪いだなんて!この機械仕掛けの世界で。でも同じようなことが前にもあったよね。』

『自作自演……』

『ええっ!こんなことを自演するなんて不可能だよ!』

『……』

『デーマインがこんなことになるなんてあり得ないことだ!とてつもない凄い衝撃が加わったということだよ!』

『衝撃…』

『逆に凄い才能だよ!』

『才能…』

『コレを昇華したら凄い技になりそうだよ』

『昇華…』

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