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光速撃振デーマイン  作者: ならならごろん
4/11

採集

ヤシヒロとパイセンはデーマインに乗りキノコーンの森へ着ていた。

『今日はキノコーン採集だよ。』

『採集…』

『俺はあんまりこの仕事は好きじゃないな。でも大事なことさ。』

『大事…』

『雨上がりの晴れた天気のこーんな日は採集日和さ。』

『……』

『ヤシヒロ君、ここは笑うところだね。』

『………』

『キノ取り直してコーン!』

『ぷっ…』

『ええっ!こういうのがいいのかい?』

『おなら…』

『………』

『………』

『ああいう形の木の根元にキノコーンが生えてるんだ』

『根元…』

『残念。ここにはなかったね。』

『残念…』

『確率的には3回に一回くらいかな。』

『確率…』

『お!あったぞ。当りだ。』

『当り…』

『ナイフでここをこうするんだ。』

『ナイフ…』

『次はあっちに行ってみようか。』

『了解…』

『おお!大当たりだ!』

『大当たり…』

『こんな上物は初めてだ。』

『上物…』

『ヤシヒロ君。踏むと危険な爆弾キノコーンがあるからきをつけてね!』

『爆弾…』

言い終わるなりヤシヒロは爆弾キノコーンを踏んでしまった。

『大丈夫!デーマインは傷一つつかないさ。』

『無傷…』

『だけどもせっかく取った上物が粉々になってしまったよ。』

『ドンマイ…』

『ヤシヒロ君!どっちかというとそれは君がかけられる言葉だね。』

『了解…』


ヤシヒロ一行はさらに奥へ進んだ。

『ここらには踏むと爆音がする爆音キノコーンがあるけど、ただ少し耳がキーンとするだけさ。』

『爆音…』

爆音が鳴り響く。

どうやらヤシヒロは爆音キノコーンを踏んでしまったようだ。

『音だけさ。どうってことない。』

『……』

『ええっ!デーマインの右腕が引きちぎれそうじゃないか!あり得ない!』

『ア……の呪い……』

『呪いって。まさかぁ。』

『……』




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