ガナブンブン討伐2
ヤシヒロのデーマインはひときわピカピカにきらめくオスガナブンブンに捕まっていた。
六本の脚にガッチリ捕まれ逃れることができなかった。
オスガナブンブンはヤシヒロのデーマインをホールドしたまま飛び去っていく。
非常事態に戦艦ヤンボーはざわつき始めた。
『ヤシヒロ君!大丈夫かい?』
『ア……の呪い……』
『呪いって!なんでも呪いのせいにするのは良くないよ!』
『自作自演…』
『それはないとおもうよ。』
『……』
『ヤシヒロ君!逆にチャンスだよ!ガナブンブンの巣の本体は見つけるのが困難なんだ。』
『デーマイン同士だと多少遠い距離でもどこにいるかわかるし会話もすることができる』
『こちらが片付いたらそちらに向かうからそれまで耐えてくれ!』
『ヤシヒ……、大……』
離れ過ぎてしまったのか会話が不明瞭になってきた
『………』
遂には会話が不能になってしまったようだ。
どういう訳かヤシヒロはガナブンブンの幼虫と勘違いされて幼虫の部屋に連れていかれた。
頭がモジャモジャした幼虫がウヨウヨしていた。
数時間放置された後マザーガナブンブンがエサを与えにやってきた。
とてもいい匂いがしてヤシヒロはいい気持ちになった。
ヤシヒロが全てを委ねそうになった時、突然マザーガナブンブンが縦に真っ二つになってしまった。
デーマイン部隊が巣にたどりつきマザーガナブンブンを討伐したのだ。
マザーガナブンブンの突然の死は愛情をかんじ始めていたいたヤシヒロの感情を揺さぶるものがあった。
ヤシヒロが思わず奇声をあげた瞬間そこにいるデーマイン五体の右腕が一瞬にして引きちぎれそうになった
『呪い……』
『さすがにこれは呪いと言うしかないね!!』




