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プロローグ 加藤が死んだ日、田中が殺された日

主人公のキモさを書こうと思ったら思いのほか、下ネタが多くなってしまった。まぁ主人公のキモさを書く回だしいっか。





「私は、加藤浩一37歳。誕生日は8月10日。誕生日と名前のせいでネットではいじられていてね。君みたいな健常者と障碍者の間をうろつく様なニートどもによくわからん新説シリーズが作られてたりするんだがまあいいか。私はTOYUTAに勤めてるしがない平社員だ。一応君がTOYUTAを知らない可能性を思っていうがTOYUTAは、大手車メーカーなんだよ。学校はそこそこいい私立校に通って、学力はだいたいいつも学年で4位ぐらいだったんだ。まぁ私の職業と学問についてはもういいか。家族構成は、私の2つ歳上の兄と3つ下の妹がいるんだ。私の兄は既に私が殺したがそこそこいい奴だったよ。妹は、まぁいいだろう。犬と猫だったら犬派だよ。プライドはそこそこ高いけどわざわざ言うほどでは無いかな。初恋は中学2年生の春のことだ、その子は実奈っていう名前でね。私と価値観がとても似ていたんだ。実際に付き合っていた時期もあるんだ。ただ、車の好みが違ったことで別れちゃったんだよ。頑固で細かかったがとても素晴らしい人だったよ。あと、私の性格を1言に言えと言われたら、ずばり『どんな些細な悪でも許せない正義感を持つが、どんな悪にも情けを掛ける優しい男だが、何処かつかみどころのない人間』とでも言おうか。私は重度のショートスリーパーでね。1日3時間程しか寝ないんだ。お酒はそこそこ飲むけど、タバコは吸わないよ。なるべく健康で長生きしたいからね。潔癖症とは言われるけどそこまで酷いとは自分では思ってない。洋食と和食のどっちが好き?と聞かれたら和食と答えるだろうね。ここまでを簡単におさらいしていうとしたら、ちょっと運のいい特につかみどころのない一般人だね。最近あった出来事と言えばジムに、通い出したんだ。なぜかって?君は私が【救済】する、150人目の人間だし、特別に答えてあげようかな。まぁ簡単さ。警察とか言う私の【救済】を邪魔してくれる、偽善集団の魔の手から逃れる為だよ。歳を取ると、どんどん体力がなくなっていくから困るね。本当に警察の人には困らせられるよ。私はただ単に悪い人間を【救済】して、平穏な暮らしをしたい一般人なんだけどねえ。ただ性癖は少し変って言われるね。といってもちょっとしたソルティフィリアと、ネクロフィリアぐらいなんだけどね。って早くタンスから出てくれよ。そこに要るんだろ?君を助けたいんだ。人間は生きてると何かしら罪を犯すんだ。だから私は、君が罪を犯す前に君を殺してあげるんだ。君が罪を犯さないように【救済】してあげるだけなんだよ。早くしてくれないと君のことを殺すよ。君の汗はしょっぱくて美味しかったから私はまだ待てているだけなんだぞ。いや、しかし君の汗は男にしては、勿体無い位に美味しかった。それこそ軽く勃起する位にはね。なに黙ってるんだ。もしかして君は下ネタがダメなのか?勃起って言ったのが悪かったのか?しかしこの部屋にも自慰行為したティッシュがばらまかれてるじゃないか。それにしても君は、本当に遅いなぁ。そろそろ無理矢理だすぞ。」


加藤と名乗る男は、無理矢理だすぞと言う前に、タンスを思いっきり何度も何度も蹴る。


「ひっ!」


タンスの中からその見た目にはどう頑張ろうと、似つかない様な高い声がこぼれでる。


「おっ!なかなか可愛い声をしてるじゃあないか。いると分かっただけで良いよ。それにしても汚い部屋だ。掃除してあげるよ。」


加藤と名乗る男は、鼻唄を歌いながらおもむろにタンスの奥の男の部屋を掃除しだす。



~10分後~



「こんなところにマッチがあるよ。あとさっさと出てくれないか、君。」


加藤と名乗る男は、ゴミの山の奥に手を突っ込みマッチ箱を手に取ると、マッチを出しそのマッチに火をつけタンスの間に、火のついたマッチ棒を放り込む。


「君が早く出てくれないから、こんな手段を使わないといけなくなったんだぞ。」


タンスの中の男から高い悲鳴が聞こえた後タンスは火を吹き、タンスの中から醜悪な顔をした太った男が飛び出てくる。


「おぉ、やっと出てくれたねぇ。君がタンスに隠れてから4時間も経つよ。」


醜く太った男は、加藤と名乗る男の話など聞かずに、玄関へとその太った体からは考えられない速度で走る。


「人の話を聞けぇっー!」


加藤と名乗る男は、醜く太った男が走り出したとたん、先程までの穏やかな口調から、急に声を荒らげ醜く太った男を追うように走りだす。


「やったぞ!逃げられる!」


醜く太った男は加藤と名乗る男よりも、1足早く玄関につき強くドアノブを握りしめる。


その瞬間、ドアノブを握った手に想像を絶する痛みが走り、醜く太った男は思わずドアノブから手を離す。


「有刺鉄線だよ。君みたいに逃げようとするのは結構いるからね。私は人生において今まで一度も失敗したことが無いんだよッ!」


加藤と名乗る男は、そう言いながら胸ポケットに隠してあった手斧で、醜く太った男の右肩甲骨辺りを押し斬る。醜く太った男は、痛い痛いと喚きながら転げまわる。


「知っているかい?今の時代はAMAZENでも簡単に凶器が買えるんだよ。最近のオンラインショッピングというは凄く便利だねえ。」


加藤と名乗る男は、醜く太った男の顔面をぐりぐりと革靴で踏みつけながら言う。


「抵抗するのはもう終わりかね。まぁいい。君は田中流星23歳、高校中退し大学にも行ってない。無職のゴミで合っているよね。いや、合っている。君みたいな人間は生きてるだけで親とかに、迷惑を掛けまくるんだ。どうせ性犯罪とかを犯すんだろ。だから私は君をこれ以上罪を犯さないように殺してあげるよ。ほら、私は優しいだろう。」


汚物を見るような眼でそう言いながら、両足首の健を手斧で斬る。


「私のヴァーバリーで買った一張羅のスーツが、君の血で台無しじゃあないか。だがしかし、ゲテモノほど美味しいって言うのは本当なんだ。と今はじめて知ったよ。私としたことがこんなことも知らないとはね。まぁいい。君みたいなゴミの汗がこんなに美味しいとはね。それこそ射精しそうだ。」


完全に死にきれずうーあーうーあー、喚き転げまわっている田中の髪を持ち、ドアノブの有刺鉄線に田中の顔を貼り付け、うなじ付近を加藤と名乗る男がなめ回す。


「私も鬼では無いからね。まぁ殺人鬼ではあるけど。君からしたらそんな事どうでもいいんだろうけどね。本来、君の口かケツの穴のなかに爆竹を入れて遊んだり、君の片方の耳を削いで片方の耳につけて、これが本当のイヤリングとかしようと思ったが、君の汗が美味しいから特別だけど痛みの無い様にちゃんと殺してあげるよ。」


田中の首筋を手斧で力任せに斬ろうとするが、血で斧の刃が滑ってしまう。


「失敬。これはわざとじゃあないんだ。本当だよ。」


そういい、首筋に刃を降り下ろす。今度は成功した。その直後に火災感知器が今頃だが喚きだす。


「血で足を滑らせないようにしなくちゃね。それにしても死んだ君は美しいよ。一応言うが私は、ホモなんかじゃあないから性的興奮は感じないけどね。おっと忘れていたが、タンスが燃えたままだったね。」


加藤と名乗る男が、早くここから出ようと立ったその時、大きな揺れが加藤と名乗る男を襲う。倒れてきた燃えるタンスに押し潰され加藤と名乗る男は死んだ。呆気なく死んだ。その時の震度は震度5強だった。



後日、多くのマスメディアで地震と共に平成最悪の殺人鬼が死亡した、と報道された。それは日本に大きな激震をもたらした。


なろうって基本白人しかいないよね

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