武器ゲットと暗殺
人「・・・・・・・・・・」
黒「うめえ」
黒「この姿になれるようになった」
人「これは…」
人型は本を取り出しページをめくる
人「…間違いない、これは『拳銃』だ」
黒「拳銃?」
人「…あ違う、マグナムだねこれは。かなりの殺傷能力を保有する兵器って書いてある」
黒「どう使うんだ?」
人型は更にページを一枚めくる
人「…火薬と弾丸?ってものを使って遠距離攻撃が出来るみたい。とんでもない反動と音を出してしまうらしい」
黒「…そういう事か」
人「何が?」
黒「実はどうしても毒が吸収出来無かったんだ、だから毒を体から出したかった。でこの姿に変身した」
人「…ならこのマグナムから出る弾丸は…」
黒「間違い無く毒だな」
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王「つまり訓練中にその者達が突然現れ、応戦したという事か?」
マントル「ええ、大体そんなかんじです」
ヴェノス「彼奴等は一体?」
王「さあな、だが奴は全く知らない生物を使って戦い、火薬を使い逃げ出した。また来ないとは限らない、用心はしておけ」
マントル・ヴェノス「は!」
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人「成程、ある程度撃てば玉切れになり、玉は毒か…。更に音は無い。随分強い武器だね」
黒「その代わり反動はキツいだろ、てかこっちから言い出してなんだが毒殺じゃ毒が…」
人「黒玉くん、背に腹は変えちゃ駄目だよ」
黒「…まあしょうがないか。で?いつ行く?」
人「今から」黒「馬鹿かお前」
人「聞きなさい、今は真夜中。暗殺にはちょうどいい」
黒「相手は人じゃ無い。今までとは違う事を理解しておけ」
人「…はーい」
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ヴェノス「…結局来なかったな」
マントル「そもそも向かったのこちらでは?」
ヴェノス「・・・・」
マントル「まあ訓練で頭に血が登っていたのは認めますよ。私も、貴方も」
ヴェノス「…あーまあしょうがない!訓練やるぞ!」
マントル「予定や日常を崩さないのは流石かな?」
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人「一晩あけました」
黒「誰にいってんだ?」
人「気にしない気にしない。さて、じゃいきましょね」
黒「・・・」
人「思っていたより遠かった…」
黒「いたぞ」
人「…やっぱり訓練だったのか」
黒「模擬戦を間違えるとは…」
人「・・・さて、行かなきゃ・・・」
黒「よく狙えよ…」
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ヴェノス「…?」
マントル「…ん?どうした?」
ヴェノス「…いや、なんか寒気がな…」
マントル「どうした?風邪か?」
マントルがヴェノスに近付く…
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黒「・・・今だ!」
人「・・!」
引き金が引かれた・・・
ヴェノス「嫌々待て待て!」
マントル「死ぬ奴じゃ無いですかこれ!」
王が二人の肩に手を当てた後親指を立てる
ヴェノス「いやなんですかその指!死ねと!?死ねと!?」
マントル「酷いですよ!てか前回の舞台裏に来てたならこっちにも来てくださいよ!」
王「てかピット器官あるだろ。それで何とかならないのか?」
人「人型に体温等ありません」
黒「宇宙産の生物擬に体温なんてあるのか?」
王「ひでぇwwww」
ヴェノス「酷いのは貴方だ!」
マントル「酷い…!」