雫との関係を進めたいらしい
お久しぶりですみません。仕事と勉強を言い訳に休んでました、すみません。妄想意欲がわきましたので続きを…。
ではどうぞ。
「ど、どうかしましたか?修史くん」
近くに見る、雫の綺麗な顔。
澄んだ瞳や白い肌、ソファーにファサッと広がった綺麗な長い髪。
こんな子が俺と将来を約束していると思うと、胸の中に喜びや束縛欲が湧き出てくる。
「雫…可愛いよ、本当に」
俺は雫の手を握り、恋人つなぎのように指を絡めて押さえつけた。
バンザイをしているような格好になった雫をじっと見た後、その無防備な唇にそっとキスをした。
ゆっくりと目を閉じる雫に対し、俺は目を開けたまま彼女の長い睫毛や表情を見ていた。
「んっ…ふっ…」
唇の感触や彼女の小さな息遣いも俺を心地よく、気持ちよくさせた。
体をくっつける事で彼女の豊満な果実が俺の胸に当たり、その存在感を示した。
「可愛すぎて我慢できなかった、後悔はしていない」
ゆっくりと顔を離し見つめ合い、俺は犯罪者の言うようなセリフを吐いた。
「ふふっ、可愛いだなんて…嬉しいです。…それに…我慢はしなくて良いんですよ、修史くん。だって私は…修史くんの未来のお嫁さんなんですから」
キャッと少し恥ずかしそうに言い放った雫。
「我慢しなくていい」という言葉、「お嫁さん」という言葉、それらが俺の心を揺さぶり理性を殺しにかかり、体の一部を更に大きくさせた。
「…我慢しなくて良いのかな…、俺、雫の未来の旦那さんだし」
そわそわする自分。
許可を待つ犬のようだ。
そんな俺を見つつ雫は柔らかな笑みを浮かべた。
「うふふっ、良いって言ってるじゃないですか」
「っ!そ、そうか!」
彼女からのGOサインと思われる言葉に舞い上がる。
期待に胸などが膨らむ。
…しかしその後の彼女の言葉に俺は戸惑う事になった。
「…だって私も修史くんと……もっと沢山キスしたいって思ってますから!」
「………………ん?」
あれ?なんか違う気が…。
もしかして、我慢しなくていいって…キスの事…ですか?
え、キス…だけ?
「…どうかしましたか?」
「ああっ、いや何でもないよ…。それじゃ遠慮なく」
ごめん俺、勘違いしちゃったよ。
てっきり…ね。
キョトンとする雫に誤魔化すように再びキスをした。
そしてどうやってこの後、そういう行為に持っていくのかを考えた。
許可を待つ事は簡単に諦めた。
「んっ…ふっ…っ♡」
唇を離すと頬を赤くしつつも幸せそうに、目を潤ませる綺麗な雫。
情欲も湧いているがそれよりも温かい、優しい気持ちに何だか包まれた。
「うふふっ、私は幸せ者ですね」
そう言って笑顔を見せると繋いでいた手を離し、抱きついて顔を胸に押し付けてきた。
少し荒くなっている呼吸音が胸元から聞こえる。
可愛いなぁ、もう…。
よしよしと頭を撫でてあげた。
サラサラな髪をゆっくりと撫でるとぎゅうっと抱きつく力を強めてきた。
(こういうのも何だかいい…な)
興奮が抑えられ安らぎが増幅した気がした。
少し体制がきついので今度は腕枕をしてあげる事にする。
そうすると軽く俺の上に乗るようにして抱き付いてくる雫。
髪の香りを間近に感じつつ、背中に手を回して抱きしめた。
雫が軽く絡めて来た足の太もも部分が、俺の大事なところに当たりそうになる事に気付き、上手く躱した。
「…修史くん…好き♡」
「俺もだよ。…雫」
性的な事をしても心は満たされるが、こういう相手の「好き」が伝わる行為や言葉も心が満たされると良く分かった。
抱きしめると抱きしめ返してくれる、嬉しいことをされると行動で返してくれる雫。
体がポカポカする。
これは幸せと満足感だろう。
心が満たされた。
相手の体温を、匂いを、愛を感じつつ幸せな気持ちで目を瞑っていたら、俺はいつの間にか眠りについてしまっていた。
ー
夜。
「修史くん起きてください」と雫に声をかけられ目を覚ました。
雫はまだ腕の中にいた。
「ごめん、いつの間にか寝ちゃってた」といいつつ、雫を抱き締める。
いい香りと体温で再び睡魔が襲ってきたが、「ご飯にしましょ」と言われたので体を起こした。
夕食は雫が下準備をしてくれてあったらしく、すぐに用意してくれた。
手伝おうとはしたが断られたのでテレビを見て待っていた。
雫の用意したのは和食を中心としたメニューだった。
一緒に「いただきます」をしてから、一品一品味わって食べる。
雫の家ではご飯中にテレビを見ないとのルールがあるらしいのだが、俺に合わせてテレビは付けっぱなしでいた。
もちろん、テレビは付いていても俺は雫との会話をおざなりにする事はなかった。
夕食後、ソファに座り休ませて貰った。
食器を洗うのを手伝おうとしたのだが大丈夫と断られた。
サボった訳ではない。
くつろぎながらテレビを見ている時にふと、キッチンにいる雫の後ろ姿を見た。
満たされた睡眠欲と食欲のせいか無性にも残りの三大欲求が騒ぎだした。
とんとん拍子で恋人達との関係が進んだせいか、俺は童貞の頃とは違った世界が見えている。←童貞をディスっている訳ではない
それに雫以外の四人とそういった行為は上手くいった為、俺の体が「早く雫とも関係を進めろ」としつこく命令を出してくるのだ。
困ったものだ…。
童貞の頃なら余裕で我慢できた範囲の欲求でも、甘い蜜の味を知ってしまうと我慢が難しい。
体が勝手に反応してしまう。
「悔しい、けど、感じちゃう」と言う漫画の女の子たちの気持ちに近いかもしれない。
…。
「ふぅー」
ゆっくりと息を吐き体の熱を逃がす。
愛か欲か分からなくなってはいけない、ただの盛った猿のような高校生にはなりたくない。
プレイボーイを頭の悪い猿と思って僻んでいた前世の記憶を探る事で、落ち着きを取り戻そうとする。
(よし!)
欲に負けず今日はイチャラブを楽しもうと心に決めようとした。
しかし……その決意はものの数秒で打ち砕かれた。
俺の心の中にいる悪魔が囁いたからだ。
悪魔「いやここ異世界だし、男女比違うんだから我慢する必要ないよ」
悪魔2「そうそう。っか相手も求めてるって、だってお前は貴重な男なんだぜ?」
天使「この世界で女好きなあなたに求められるのは、愛よりも精子だと論理的に思うのですが…」
久々に出てきた俺の心の中の悪魔と天使が同じ答えを示した。
せっかくの違う世界、神様?が与えてくれたこの人生。
俺は……自分に正直になる事にした。
ソファーから立ち上がり、キッチンで食器を洗っている雫に後ろから忍び寄る。
後ろから見ても完璧なプロポーションと綺麗な髪。
俺はごくりと喉を鳴らす。
「雫…」
静かにスッと俺は抱き付いた。
お腹に手を回して首元に軽く唇を当てる。
「キャッ!…もう、びっくりするじゃないですか!」
「ははっ、ごめんごめん」
そう言いつつも首へのキスはやめない。
跡の残るように少し吸い、俺の女だ!という思いを込めてキスをする。
「んっ!」と少し甘い声を出す雫に興奮しながら、彼女の腰に大きくなった息子をズボン越しに押し当てる。
その感触に気付いたのか、雫はぴくっと反応した後、静かになった。
頬を赤らめつつ困ったような態度を示す彼女に対し、俺は耳元で囁いた。
「先にお風呂に入らせてもらうね…。雫…待ってるから」
固まる雫から離れ、俺は緩やかにお風呂へと向かった。
彼女が来ることを期待して。
「…は…はぃ」
背後から微かに肯定の返事が聞こえた気がした。
清楚で巨乳で長い黒髪の雫。
そんな子と一緒にお風呂に入るなんて…何も起きない訳がなく…




