理沙とのデートが終わったばかりだが俺は雫に会いに行ったらしい
久々の更新です。
資格の試験の為、勉強していましたが気が変わった為、執筆を再開致します。
正直な所、作者はロリコンですので高校生の物語は難しいですが、可能な限り自分の世界を作り上げて行きます。
応援してくれた方、帰りを望んで下さった方がいた事に驚きと興奮を感じております。
ありがとうございます(・∀・)
朝。
遠くに見える海から上がってくる太陽の光で、フッと俺は目を覚ました。
(…あっ…理沙だ。…可愛い)
目を開けると理沙の可愛いらしい寝顔があった。
スヤスヤと気持ち良さそうに眠っている。
…えいっ。
「んふぅ」
つい魔が差してほっぺたを突くつもりが別の場所を突いてしまった。押しやすかった。
色っぽい声を上げたのでゾクゾクした。
「さて…と。起きようかな」
体を起こして、天井に向かって伸びをする。
体を起こしたときに毛布がめくれ、理沙の豊満な果実を朝から目にする事が出来た。
うんっ!今日もいい1日になりそうだ!
そんな事を思いながら理沙の髪を撫でていると、パチッと理沙は目を覚ました。
「あっ!おはよう、理沙」
「……キャッ!しゅ、修史様っ!?な、何で裸で…って…あっ!」
「…思い出した?」
「…うう〜、お、思い出しましたわ。…昨日あんな事しといてですが…やっぱり…は、恥ずかしい…ですわね」
昨日はいつ寝てしまったのかは覚えていないが、もの足りなかった事だけは覚えていた。
そのせいか、朝から俺の息子はとてつもなく元気になってしまっていた。
「あっ…♡…しゅ、修史様の…」
「り、理沙っ!?そ、そんな急に積極的に…」
…ここから先ナニがあったかは言えない。
ー
お風呂に入ったり朝食を済ませた後。
少しだらけ、俺は家に帰ることになった。
「修史様ぁ、お慕いしておりますわ!」
理沙は終始、俺にべったりとしていた。
手を繋ぐのも好きだが、腕に抱きつかれるのも良かった。
何故ならおっぱい……何でもない。
しばらくして家に着き、これで理沙とのデートは終わりを迎える。
「理沙とのデート、楽しかったよ!ありがとう」
「私も楽しかったですわ!本当に夢のような最高のデートで…ああっ!もうっ修史様ぁ〜!!」
感極まったように抱き付いてくる理沙を抱き返し、軽くキスをした。
もうキスにも慣れたのか、初々しく恥ずかしがる事は無く、とても幸せそうに顔をだらけさせていた。
「それじゃ、またね!」
「はい!また…っ…ううっ〜。やっぱり寂しいですわぁ」
別れを惜しみつつもじゃあね!と手を振って家に入った。
ー
理沙とのデートの事を思い出しつつ、部屋着に着替えソファーでダラダラとする。
「おーにぃーちゃん♡」
おっ、妹の芽亜が俺の膝に座ってきた。
よしよし、寂しかったのかい?
取り敢えずなでなでしておく。
「昨日は楽しかった?」
「うん、勿論だよ!…ふふっ、最高の一日だった…」
「…そ、そうなんだ!なら良かった…けど…むぅ〜」
うん?俺の顔に何か付いてるかい?
そんな不満げな眼差しでお兄ちゃんを見上げないでくれ、妹よ。
その後、芽亜は無言で抱きついてきて、俺の胸に顔をうずめて幸せそうに目を瞑っていた。
守りたい…この…幸せを。
そんな事を考えながら柔らかい妹の体を楽しんでいた。
サイズ的に愛奈を思い出し、少しムラっとした。
ー
努力家で陸上部の早香。
二人の妹を支えてきた天音。
猫カフェを手伝う無垢だった愛奈。
お金持ち単純お嬢様の理沙。
可愛いからか性格がいいからか、俺に合っているからか急激に仲を深めた四人だ。
今からでも同棲をしたいくらいに好きだし、好かれていると自負している。
スマホでのやり取りも欠かさないし、会うたびに幸せな気持ちになる。
他のクラスメイトとも仲は良いのだが、何か足りない気がしてしまう。
可愛いけど。
可愛い…けれど。
偉そうに言えるほどの男では無いのだが、ビビッと来たのは今のところ5人だけだ。
恋人達と順調に関係は進んでいるが、一人段階を飛ばして関係が進んだ恋人がいる。
それは許嫁になった、撫子風箱入り美少女の雫だ。
普通は告白→付き合う→好き合う→抱き合う→同棲→籍を入れるという流れになるはずなのだが…もう籍を入れる手前まで行ってしまっている。
他の男に取られたくない俺の独占欲や、雫の事を考えての行動なので後悔はしていない。
むしろ嬉しい。
しかし、まだ薄っすらとした壁を感じてしまう。
綺麗な水晶玉を素手で触るときに指紋がついてしまうと考えて触るのを躊躇う時のような、そんな感覚が雫といるときに出てしまう。
(どうにかしないとだな…)
雫の姿を想像しながら、俺は自分の成すべき事を考えていた。
ー
そして漕ぎ着けた雫とのデートの日。
俺は雫の家に来ていた。
インターホンを鳴らすと中からバタバタと音が聞こえ、蒼色の着物姿の雫が凛とした表情で出迎えてくれた。
いや、よく見ると走ったせいで肩が上下している。
「こんにちは修史くん。どうぞ、お上がりください」
「うん、お邪魔します」
家に上げてもらい、まずはお義父さんに挨拶を…。
「あっ、修史くん、そう言えばお義父さまから伝言を預かっております。えっと…夫婦で旅行に出掛けて5日は家を開けておくから存分にくつろぐように…だそうです」
な、なんだとっ!?
お義父さん、貴方って人は…。
ありがとうございます、最高です。
その気遣いをありがたく受け取り、雫と二人、一つ屋根の下でもっと仲良くなりますね!…ぐへへっ。
「な、なるほどね。わかったよ」
「うふふっ。修史くんと二人きりなんて…なんだか照れてしまいますね!」
にこっと笑う雫は可愛く、その綺麗な黒髪をついつい撫でてしまった。
その純粋な笑顔にすら、性的行為が盛んな俺には情欲を駆り立てる要素に感じてしまい、節操の無い下半身と自分の心が少し対立した。
「ふふっ、撫でられると…なんだか幸せな気持ちになりますね…。幸せのおすそ分けです、私も修史くんを撫でてあげますね」
俺が自己嫌悪に陥っている最中に、雫はそう言って俺の頭をスッスッと撫でてきた。
撫でられるのも案外心地の良いものだった。
俺は少し純粋さを取り戻した。
「ありがとう雫。嬉しいよ。…さて、それじゃお家デートをしよっか」
「はい、修史くん。…あっ…でもお家デートって何をするんでしょうか?…私、テレビゲームとかもやったこと無いですし…。一緒にご飯作ったり…後は…うーん、思いつかないです」
「一緒にダラダラとしたり、お話したりするだけでも充分お家デートだよ…他にも…まああるけど…ね」
俺はそう言って雫に見えないように悪い笑みを浮かべた。
……はっ!?いけないいけない、こんな顔しては!
(俺は純粋無垢な青年、俺は純粋無垢な青年)
必死に自分を騙した。
愛する純粋な雫には、同じく純粋で素直な俺を見ていて欲しいから。
ー
大きなソファーに肩を並べて座り、最近あった出来事などを話した。
理沙と遊んだとか妹が可愛いとか、身近な話を雫は興味深そうに聞いていた。
ただ聞くだけではなく、「ふふっ、楽しかったんですね!」とか「妹さん、可愛らしいですね」とか俺が話しやすいように相槌を打ってくれたのでついつい俺ばかり話をしてしまった。
大きな綺麗な瞳で見つめられて、心がギュッとして話の途中途中に軽くキスをしてしまった。
嫌な顔など微塵もせずに雫は俺を受け入れてくれていた。
心のブレーキがミシミシと音を鳴らしているのが分かった。
耐えれるところまで耐えろよ、俺。
そう自分に言い聞かせた。
「雫は最近何してたの?やっぱり習い事ばかり?」
「うーん、そうかも…うーん。習い事は以前より少なくなったのですが、何も無い日があると何をしたら良いのか分からなくなってしまいまして」
「暇なときに何したらいいか分からないの?」
「はい、そうですね…。この間は何もせずに一日が終わっちゃって…。それからは結局、暇な時も華道を練習したりピアノを引いたりしちゃってますね…」
「なるほどねぇ」
雫の最近の事を聞いたはいいが何とも言えないものだった。
暇な時なんてスマホ弄ってゴロゴロしたりアニメ見たりゲームしたり、たまに出掛けたりするものだと思うのだが、雫はそう言った事はしないみたいだ。
まあ、そういう育ち方のおかげで純粋な、今の「雫」という少女が誕生している訳だが…。
つまらなくないのかな?と思ってしまった。
……はっ!?暇な時…高校生…楽しい…快楽……。
「暇ならオ……」
「…お?」
「オ…オ…オーケストラの何かいい曲聞いてリラックスするのがいいと思うよ、他にも読書とか」
あっっっぶねぇぇー。
オから始まる暇な時に一人でする雫には教えられない単語を思い付きで口にするところだった。
女性相手だぞ、頭壊れてんのか俺。
「そうですね!曲を聞いてリラックスも読書も良いかもしれませんね。修史くんも暇な時にはそうしてるんてすか?」
んな訳ない。
「いや、俺は寝たりパソコンで色々調べたり…後は皆とスマホでやり取りしたりするかなぁ」
「な、なるほど…。修史くんは私も含め恋人さん達と毎日やり取りしてますからね。それはそれで忙しいですもんね」
「忙しい…うーん。忙しいってよりは忙しくない時にする安らぎのムーブだからね、恋人達との連絡は。暇な時にはふとね、今、雫何してるかなぁ?とか気になっちゃうし」
スマホでのやり取りは正直面倒である。
しかし、恋人達の姿が頭に浮かんで気になってしまうので、毎日欠かさず連絡は取り合っているのだ。
少し心配性な部分があるのが俺の性格だからね。
「うふふっ、気にして貰えて嬉しいです。…実は私も、習い事の後のちょっとした時間とか…お風呂入ってる時とか…ついつい修史くんの事を考えちゃったりしてます。それでついついメッセージ送っちゃったり…きゃっ!?」
「…雫」
照れてる雫の表情や俺への好意、そういったものを浴びた俺は思わず雫の手首を掴み、覆いかぶさる形で押し倒していた。
急に…本当に急に…俺のスイッチが入ってしまったのだ。
ルケスタリロ←
という小説も今後公開する予定です。
ロリコン作者が幼女に抱く幻想を書いていくつもりなので、そちらも投稿したらひと目通していただけると嬉しいです。
黒髪を 味見しながら 触りたい




