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右手を前に突き出したらしい

大分遅いですが、明けましておめでとうございます!

今年もよろしくお願いいたします!


作者は勉強のため(受験ではない)投稿が遅くなりますが、自分の世界を作っていきたいと思っております。


忘れていると思いますが、金髪ドリルツインテールお嬢様の、理沙とのデートの続きです。


それでは…どうぞ!



昼食を済ませた後、理沙と食休みを兼ねてイチャついた。


今度は理沙が俺の膝を枕に横たわっていた。

目を閉じて幸せそうにしている理沙の綺麗な金髪を撫でつつ、クルクルと巻いてある髪を弄って遊んだ。

ちょっと楽しかった。


頭を撫でるついでに頬も触ってみたらスベスベしていて気持ち良かった。

…えいっ。

あっ、ごめ、痛かった?

つい、頬をつまんでしまった。


「えいっ!ですわ!」


…やり返された。

まったく…可愛い奴め。


そんな風にイチャついた後は、緩めのアトラクションを楽しんだ。

楽しそうに笑う理沙を沢山見ることが出来たので良かった。


その後、俺の楽しみにしていた観覧車に乗ることになった。

乗る時に理沙の隣に座るか正面に座るか迷ったあげく、正面に座った。


「おー、景色…綺麗だね」

「本当に…綺麗ですわ」


少しまだ日が高いが、それでも景色は綺麗だった。

遠くに海が見え、綺麗に輝いていた。


まあ、景色よりも俺は君に夢中だから…ね。

理沙が景色を見ていたが、その間俺は理沙を見ていた。

目が合うと照れる理沙も可愛らしかった。


「なぁ、理沙」

「は、はい修史様!」

「…愛してる」


本気でそう言って、俺は理沙の唇を奪った。

正直な話、観覧車に乗ったときから興奮していた。

密室に近い環境で、愛する恋人と二人きり。

気持ちが昂ぶらない理由が無い。


「…っ…あむっ…んんっ!…はっ…」


最初は唇だけ。

だが、お互いに段々と口が開き、お互いを貪り合ってゆく。


俺は理沙に覆いかぶさるように抱き締めると、理沙もそれにこたえてか、背中に手を回し抱き締めてくれる。


「…んっ!あっ…修史様ぁ…」


顔を離し、目を開けると長い睫毛で白い肌の綺麗な、とても綺麗な理沙の顔がある。

目は潤み、頬は赤く染まり、口元は少しだけだらし無く開いている。

…色っぽい。


「理沙…もう一回」

「…はい…もちろん…ですわ!」


観覧車が一周何分かかるかは知らない。

だけど、キスが止められなくて気持ち良くて、理沙が強く抱き締めてくれて、俺も離したくなくて…。

気が付けば観覧車が何回周ったか分からないくらい、長い時間お互いを求め合っていた。



「修史様ぁ!大好きですわ!」


恋人繋ぎをしながらも、俺の腕に抱き付いてくる理沙を愛でつつ、遊園地を後にする。


観覧車の後も他の乗り物に乗るたびにキスを楽しんだ。

乗り物に乗る必要はあったのかは今になれば分からない。


「ささっ、修史様と理沙様。足元にお気を付けてお乗りくださいませ」


メイドの水無月さんにそう言われながら、再び車に乗り込む。


水無月さんもどうやら遊園地を楽しんだみたいだった。


理沙が「仕事中ですわよ!」と水無月さんに注意したが、「私の仕事はお嬢様のイチャラブ姿を長い時間見続ける事ではありません」と返していた。


まあ、人のイチャラブを見続けるのはこの世界の女性にとっては、あまり良いものでは無いのかもね。


ちょっと拗ねた感じの水無月さんを見て、可愛い人だなと素直に思った。

高校生じゃなくて大人の女性もやっぱり…。

…おっといけない、目移り禁止!



理沙や水無月さんと車の中で話をしつつ、向かった先はこれまた高そうなホテルだった。


「修史様ぁ!早く行きましょ!最上階の景色も最高ですわよ!」


車を降り、理沙に手を引かれながらエレベーターに乗る。


ホテルに女性に手を引かれながら入るという、なかなかグッとくるシチュエーションだった。

そのためか、エレベーターの中では水無月さんにバレないように理沙のお尻を軽く触っ…あっ、水無月さん、僕はまだ何もしていませんよ!

はははっ。


……。

…。


「…おー、すげー」


最上階に到着し、最初に向かったのはこれまた高そうなレストランたった。

さっきいた遊園地やその奥の海も、沈んで行く


席に付き、注文は理沙に任せて辺りを見渡す。


流石にホテルは貸切られて無かったので、食事をする美人さんたちがちらほら見て取れた。


綺麗だとは思ったが、心の中で何となく壁を感じてしまった。

根が庶民だからだろうか?


「…修史様、どこを見ておられるのかしら」

「んー、何も見てないよ!」


壁を感じたとしても美人は美人なのでちょっと見ていたら、理沙ににっこり笑顔で注意された。

ちょっと怖かったけど、なんかこう…いいなって感じもした。


「んー、美味しい!」


マナー面など心配な事はあったのだが、俺の後ろに立っている水無月さんが色々と教えてくれたので問題は無かった。

「一緒に食べようよ」と誘ったのたが、やんわり断られた。

それならしょうがないと理沙との食事を存分に楽しませて貰った。


「来年もまた修史様と今日のようにデートしたいですわ!」

「ははっ、そうだね。…来年も…その先も…俺はずっと理沙を愛してるから、きっと大丈夫じゃないかな?」

「っ…!修史様ぁ…」


理沙が嬉しそうに、そして少し切なそうに涙を…。


「あっ、これ美味しい!」

「修史様っ!?」


ごめん、料理が美味しかったからつい…ね。


料理に舌鼓を打ちつつ、理沙との会話を楽しんだ。



食事が終わり、本日泊まる部屋へと向かった。


「私は隣の部屋にいますので、何かありましたら申し付けくたさいませ」


ホテルの一室の前で水無月さんはそういうと、恥ずかしがって足を止めている理沙を部屋に押し込んだ。

ははーん、理沙め、この後どうなるのか分かってるなぁ?


「修史様、理沙様をよろしくお願いいたします」

「…任せて下さい」


お辞儀をする水無月さんに笑顔を送って、理沙に続いて部屋へと入った。

立ち止まる理沙の腰に手を回し、部屋の奥へと進む。


「おおー、綺麗な夜景」

「…そ、そうですわね!」


窓から一望できる夜景に感動した…のは一瞬だった。

だって景色よりもすぐそこにある大きな大きなベッドを見て、あらゆる期待が胸の中に湧いてしまったのだから。


…。


だが、肝心の理沙はポンコツだ。

ラブホテルに初めて入った童貞がいたらこんな感じなのかな?って俺が思うくらいに興奮と期待、不安の混ざった表情をしていた。


「…理沙」

「ひゃい!しゅ、修史様!」

「…ここからは俺に任せて」


噛み噛みでさっきまでのリードが出来なくなった理沙に変わり、今度は俺がリードすると決めた。


手始めに軽くキスをする。


「…あっ…んっ‥修史様ぁ♡」


そして、お風呂へと誘導する。


いきなりお風呂一緒にはいるぜ!

俺は勢いに任せて一瞬で半裸になる。


「修史様っ…そんなの…刺激が強すぎ…ますわ!」


いきなり脱いだからか、俺の胸を見たからか、理沙は焦っていた。

ふふっ、可愛い奴め!


「まだまだこれからだよ、理沙。さぁ、服を脱いで。それとも脱がしてあげようか?」

「いぃえいえ、修史様のお手を煩わせは致しませんわ」


余裕の無い理沙に、段々とステップを踏ませる。

がっつきそうなイメージだったのだが、早香や天音、愛奈よりも恥じらいの心を持っていたので意外だった。

ぐっと来て、先ほどから力の入っていた体の一部が更に元気になった。


理沙がゆっくりと服を脱ぐのが我慢ならなかったが何とか耐え、俺も理沙もついに下着姿になった。


「下着は俺が脱がしたいから…脱がしてもいい?」

「…っ!…修史様の…お、お好きなようにお願いしますわ」


くぅぅぅー!可愛いすぎるだろ!も、もう、俺は!

……くっ、待て、まだ我慢だぁぁ!


俺は理沙をゆっくりと抱き締め、背中に手を回す。

理沙の頭を撫でて、安心させて、そしてゆっくりとブラのホックに手をかける。


「っ…んんっ…ふぅ…」


耳元で聞こえる理沙の吐息が、やけに興奮を引き立てるが頑張って耐える。

まだまだ、紳士的にいたいという謎のプライドが理性を保たせる。


ホックのタイプのブラは慣れていないので、指先に集中する。

カチっと音と共になんとか上手く外す事に成功した。


(いよっしゃぁぁ!)


心の中で叫びながら、理沙から体を離し、肩にまだかかっている紐を外す。

見たいという俺の思いが顔に出ているのか、理沙は完全に俺に任せてくれていた。


ゆっくりと片方の肩を外した瞬間、俺も理沙も抑えて無かったためか、一気にブラが外れ…外れ…外れ…て…。


油断していた俺の目の前に、世界で一番美しいとさえ思える、綺麗な綺麗な理沙の果実が姿を現した。


その瞬間、俺は見惚れ、俺の理性は黙り、俺は……右手を前に突き出していた。


マジレスなコメントは作者の日常のメンタルにも響くのでご容赦くださいね。


それはそうと、修史は何で右手を突き出したんでしょうね?


おっぱい!


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― 新着の感想 ―
[一言] 更新あざます!! とても楽しみにしてるものなので嬉しいです!!頑張ってください!!
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