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愛奈と愛を育んだらしい

深夜に読んでほしいです

ベットに座り愛奈とゲームをはじめた。

俺にぴったりと体を寄せている愛奈の体温が心地よい。



「ああっ、もう!修史ごめん!」

「ははは。大丈夫、もう一回!」


協力プレイはゲームの醍醐味だが、愛奈はお世辞にもゲームが上手くなくてサポートするのが大変だった。


「あっ、ごめんっ!やらかした」

「ドンマイドンマイ!」

「ううー」

「よしよし」


ゲームオーバーになる度に「うー」とか「あー」とか言って、慰めて貰おうと甘えてくる愛奈は最高に愛らしかった。



「修史、膝の上に座っていいか?」


ゲームをはじめて数十分後、愛奈が突然そう言った。

幼女、もとい合法ロリを膝の上に乗せるのは男の夢なので、勿論OKした。


ゲームを一旦止め、愛奈を膝に誘導する。


「よっ…と。…えへへっ、何だか修史に包まれてるみたいだな」


そう言って愛奈は俺に寄りかかってきた。

胸からお腹にかけて愛奈の体温と体に柔らかさが伝わってくる。


何となく愛奈の頭に顎を乗せてみたり、軽く抱き締めてみる。

妹を抱き締めている時の感覚に近い保護欲がわいてくる。


しかし、それとは別に紛れもない邪な気持ちも溢れ出してくる。

だって、男の子だもん。


「さてっ、続きやろうぜ修史!」


そんな保護欲と性欲との葛藤を繰り広げている事など愛奈が知るはずもなく、俺は仕方なくゲームを再開した。


「あっ、もー!なー、修史、やっぱこのゲーム敵強いよな。あっ、ヤバい負けそう!ヤバいヤバい!」


愛奈が白熱して遠慮無しに動く。

スカートだからか、より鮮明に愛奈のお尻の感触が下腹部に伝わってくる。


そんなの俺には耐えられなかった。


「あっ、もうすぐ倒せるぞ、修史!……んっ?修史…何か背中に」


俺の体は正直者だ。

だから仕方ない。


俺はゲームなコントローラーを起き、愛奈を強く抱き締めた。

シャンプーと女の子の香りがより強く伝わってきた。


ビックリしたのか、愛奈はコントローラーを落とした。


「あっ…修史?…その…もしかして…」


ゲームオーバーと映っているテレビを見つつ、愛奈は何かに気付いた様子だった。

俺の聖剣はほぼ完全体になっていた。


「「………」」


こういう時、何て言えばいいのだろうか?

素直に誘うのが男らしいのだろうか?

しかし、相手は愛奈だ。


物理的に無理な事が多々あるだろう。

愛奈に辛い想いはさせたくない。

だが、元気で可愛くてにぱぁっと笑う、最高の彼女を抱きたくない訳がない。

さて、どうしたものか…。


俺は行動を起こすか決めかね、そのため沈黙が続いていた。

そんな中、先に口を開いたのは俺ではなく愛奈だった。


「修史…その……良いん…だよな?」

「……ん?」


愛奈の言った言葉の意味が一瞬、分からなかった。

だって、そういう台詞は男側がいうものだから。


「…えっ、あ、愛奈っ!?」


俺がどう返答すれば正解か考えている間に、愛奈は振り返り俺を押した。

そして、俺の上に乗り体を密着させ、普段よりも激しいキスをしてきた。

あまり上手くない、がっつくようなキスだ。


しかし、この行動から俺は察した。

…愛奈がその気になった事を。


キスで閉じた目をあけ、愛奈の顔を確認する。

長い睫毛と少し必死そうな表情が分かった。


(愛奈…俺はもう止まれないぞ…)


俺もその気になり、息が苦しくなるまで愛奈を堪能した。


口を離すとお互いハァハァと肩で息をしていた。

少しの間、見つめ合う。


顔はとろけたような表情をしているのに、瞳の奥には獣が潜んでいるような、何とも言い難い顔をしていた。

首筋からツツーっと汗が流れるのを感じた。


「しゅ、修史っ!その…上手く出来るかは分からないけど…あたいに任せてくれないか」


愛奈の言葉に少し驚いたが、俺はゆっくりと頷いた。


体の小さい子に興味は昔からあったが、経験は勿論ない。

下手に俺がやるよりは、愛奈に任せた方が得策だろう。

そう判断した。


「じゃあ…ま、まずは脱がすぞ」


俺が頷くのを見てから愛奈は俺の服に手をかけた。

結構恥ずかしかった。


だから、仕返しとばかりに愛奈の服に手をかけたが、動じる様子は無く大人しかった。


正直、恥じらいをもう少し持って欲しかった。

まあ、愛奈の小さな体に欲情し見とれる男は、この世界で俺くらいなものだろうけど…。




「流石にお腹空いたから、そろそろご飯にしないか?愛奈」

「はぁはぁ…っ!…そ、そう…だ…な」


時刻は夜中の2時。

俺の腹の虫が鳴いたので、きりのいいところで終わりにした。


ぐったりと俺の胸に倒れ込む愛奈の頭を撫で、愛奈の息が整うのを待った。


「やっぱり先にお風呂かな?」

「…っ…そう…だな」


俺の顔は今、最高にツヤツヤしていそうだが、愛奈はかなり疲れている様子だった。


体力は俺の勝ちのようだ。

というか、負けるはずがない。

客観的に見ても俺の体は限界が来ないと言う点で、おかしいからね。

リロードの早さは世界一だと思う。


「愛奈、バスタオルか何か無い?」

「……」

「…愛奈?」


お風呂場まで移動するのに、この体の状態で着てきた服を着る訳にはいかないので、バスタオルでも借りようかと思ったのだが…。


愛奈に聞いても返事がない。

気持ち良さそうな寝息が聞こえるだけだ。


身長差の関係で体を少し起こさないと愛奈の顔が確認出来たいので、ゆっくりと上体を起こす。


(…ははっ、本当に小学生みたいだな)


天使の寝顔だった。

さっきまであんなことしといて言うのもあれだが、今は娘を寝かしつけた父親のような気分だ。

……娘がいたことなんて無いけど。


(さて、どうしようかな?このまま寝る訳にはいかないしなぁ)


早香や天音の時とは違い、このまま寝れない事情がある。

お腹空いたというのもあるが、理由は愛奈のお母さんから貰った二つ目のアイテムをたくさん使ったからだ。


このまま寝たら、朝大変な事になってしまいそうだ。

乾くとどうなるのかは試したくは無い。


(…仕方ない。このまま愛奈を運んでくか)


裸で彼女の家の中を歩きまわるのには抵抗があるが、深夜なので愛奈のお母さんも起きてない事に賭けて、愛奈を運びながらお風呂場へ向かうことにした。


「よっ…と」


愛奈をお姫様抱っこする形で持ち上げ、部屋のドアを何とかあける。


「…ん?」


ドアを開けて気づいた。

二枚のバスローブや一枚の紙などが置いてあることに。

…嫌な予感しかしない。


ゆっくりとしゃがみ、紙に書いてある文字を読む。


えっと…なになに?

『お疲れ様!夕食は冷蔵庫に入ってるから終わったら食べてね!おやすみなさい!…あっ!もしかしてもう朝になってたりして…』


なるほどね。

夕食は冷蔵庫か、了解!

…じゃなくて!


「…まだ夜だよ…。っていうか、いつの間に…」


夕飯の事は嬉しいが、部屋の前に愛奈のお母さんが来たことを考えると、気分的にはマイナスだ。

苦笑いしか出来ない。


…まあ、深く考えても仕方ない。

ドアを開けられなかっただけよしとしよう。



俺はバスローブと愛奈を何とか運んでお風呂場に移動した。


「愛奈、起きて!」

「んんっー?…あっ、修史だぁ。おはよう!」


何故かお湯も張ってあり、ちょうど良い温度だったので愛奈を起こして一緒に入った。

寝起きの愛奈も凄く可愛くて、つい……。


その後、体の洗いっこをしたり、愛奈の頭を洗いつつ髪型を弄って遊んだり、湯船にしばらく浸かってだらけた。


俺の腕の中で完全に脱力している愛奈を見て、心も許してくれているんだと更に実感して気分が良かった。



バスローブに身を包み、一緒に遅い夕飯を済ませた。

愛奈なお腹いっぱいになり、ウトウトしはじめたのを見て、部屋に戻った。

俺もさすがに眠くなっていた。


愛奈が当たり前のように俺の腕を枕にしたのを見てから、電気を消して目を閉じた。

……。


チュッ


「んっ?」


ほっぺに幸せな感触を感じた。

どうやら愛奈にキスされたみたいだ。


「どうしたの?嬉しいけど」

「…えへへっ。何だか修史が家にいて、一緒にご飯食べたりお風呂に入ったり寝たりして…すっごく幸せだなぁってなって…つい」


窓から入る月明かりに照らされ、愛奈の顔が見えた。

いつもの明るい笑顔とは違った、妖艶で心を持ってかれるような、そんな笑顔をしていた。


「…こちらこそ、幸せだよ。愛してる。おやすみ、愛奈」

「んっ!あたいも修史を愛してるぜ!おやすみっ!」


愛奈が目を閉じるのを見てから、俺も目を閉じ眠りについた。


「あっ!忘れてた!」

「…ん?」


チュ


「えへへっ、これはおやすみのチューだぜ!修史」

「…ありがと、お返し」

「んっ」


幸せに包まれながら、俺は眠りについた。


…ちょっとムラムラしたのは内緒だ。


小学生か小学生みたいな恋人が欲しいですね

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