これからについて考えたらしい
2ヶ月近く空いてしまいました。
作者は生きています。
間が空いたのでおさらいを含めたお話を…。
早香と一つになってから数日間、俺は妹と家で過ごした。
妹の宿題を見たり懐かしいゲームをやったりした。
宿題では妹の頭の出来の良さが分かった。
妹はほとんど間違えずにスラスラと問題を解いていた。
なので、結果的には妹が宿題をしながら俺と雑談しただけになってしまった。
くっ…分からない所を教えて、「流石はお兄ちゃんだね!」って言われたかったのに…。
まあ、勉強は中学生になってから難しくなるから、その時になったらきっと頼ってくれるだろう。
次にゲームだが、まず始めに俺の好きだったゲームを探すのに苦労をした。
この世界は女性が多いため、ゲーム業界はほぼ女性向けのゲームしか生産していなかった。
しかしながら、前世で俺が熱中したゲームは存在していた!
この世界では不人気商品となっていたが、見つけた時は嬉しく、プレイして凄く楽しかった。
妹が微妙な表情をしつつ「お兄ちゃんってそういうゲームが好きだったんだね」と言ってきたので、妹にも俺の好きなゲームをやらせたが、全くハマらなかった。
モンスター狩ったりゾンビを倒したりする楽しさは、分かってもらえなかった。
俺一人で遊んでいてもなぁ…と思い、最終的に赤い服の土管工事のおじさんが跳び跳ねるゲームを二人でやった。
王道はやはり楽しく、妹も喜んでいたので良かった。
妹はゲームが下手だったので、教える事が出来て嬉しかった。
恋人たちともまた今度、一緒にゲームをやってみるのも良いだろう。
余談だが、前世で大好きだった恋愛シミュレーションゲームも探してみた。
その結果。
同じタイトルで同じ会社のゲームは見つかった。
「よっしゃぁぁぁ!」と喜んだのもつかの間、俺の大好きだったヒロインが、名前の似た男に変わっているという事実を知った。
勿論、主人公も女性に変わっていた。
「嘘…だろ!?」と言った後に、ショックで一瞬、目の前が真っ白になった。
男が女の子を攻略するゲームが、この世界で売れない事は理解出来る。
でも、それでも、俺の心は傷付いた。
「………………忘れよう。今までありがとう、俺のヒロイン」
何も見なかった事にして忘れよう。
そう心に決めた。
ー
さて、そんな俺だが勿論ゲームばかりしていた訳ではない。
恋人たちからのメッセージも多く、返信が遅くならないように気を付けながら過ごしていた。
恋人たちとデートしたかったのだが、各々忙しそうだったので誘わなかった。
ー 早香の場合。
早香は恋人の中で唯一、予定が空いていた。
しかしながら、色々(意味深)と疲れただろうと思い、早香にはゆっくりと休息を取って貰った。
メッセージを入れても返信が夜中になったりと、どうやら一日中寝ているようだった。
返信が遅れた事を早香は謝ってきたので少し困った。
そんなに気にしていないので、俺に構わずよく休んで欲しい。
体力が回復したら、近いうちにまた……。
ー 天音の場合。
天音は相変わらずのバイトを頑張っているみたいだった。
妹の楓ちゃんと日和ちゃんの欲しいものを買ってあげようと、お金を貯めているそうだ。
「今まで我慢させた分、今回はちょっと奮発しようかなって思って」と電話をした時に言っていたので、感動した。
流石は天音だ。
いいお姉ちゃんだなぁとつくづく思う。
そんな妹の為に頑張る天音の為に、俺は何かしてあげたいと感じた。
ー 愛奈の場合。
愛奈は家の猫カフェ手伝いをしているらしいが、結構な頻度でメッセージを送ってくれた。
返信が多いという事は、言っては悪いがそんなに忙しくは無いのかもしれない。
そんな事を感じた俺は、気を使って自身のファンクラブの書き込みに「猫カフェって良いよね!特に「愛ニャ」ってお店はお気に入りだから一度は行って見てね!」と書いておいた。
書き込みから数分後、ぱったりと愛奈からのメッセージは途絶えたので、もしかしたら効果があったのかもしれない。
妹か恋人を連れて、またお邪魔したいと思った。
ー 雫の場合。
雫は習い事で忙しいみたいだった。
華道や茶道、ピアノや……うん、とりあえず色々やっている様子だった。
「大変じゃないのか?」と聞いたら、「前よりものびのびとやれていて凄く楽しい」と言っていた。
嫌々やっている訳では無さそうなので良かった。
雫は生け花の写真なども見せてくれたのだが、俺は「おおっ、なんだか綺麗」とか「凄い!」しか言えなくて申し訳なく思えた。
自分の乏しい感性と語彙力をどうにかしたい。
花は好きなので、生け花をやる日に家に呼んで貰えたらいいなと思った。
ー 理沙の場合。
理沙はパーティーやら事業の拡大の手伝いで、日本と海外を行ったり来たりしていて忙しいそうだ。
この前の俺の参加したパーティーで、理沙の母親と俺の母親が仲良くなり、それがきっかけで多忙な日々を送っているとの事だ。
「うう~、修史様に会えなくて辛いですわ~」と涙声で電話してくる理沙の応援を俺は頑張った。
どうやったら元気が出るか考えた時に、自分が異性のおっぱいを見たら元気になる事に気が付いたので、自身のお風呂上がりの写真を撮って送っておいた。
理沙の元気が出たかは分からないが、返信で理沙のお風呂上がりの写真が送られてきて、俺は息子共々元気になった。
少しでも時間がある時に呼んで欲しいと思った。
ー
さて、こんな風に恋人達は忙しい日々を過ごしていたので、俺は妹と遊んでいた訳だが……。
つい先ほど、ふと「あれ?俺だけこんなに暇してていいのかな?」と感じてしまい、周りの人が働いていたら自分も何かしなければいけないという気持ちが芽生えてきた。
なので現在、俺は妹とのゲームを終了して自室のベットで横になっている。
そして俺がやるべき事や出来る事、これからの恋人たちの事について真剣に考えてみることにした。
(今も充分幸せだけど、これからどうしていこうかなぁ。)
一人ずつ考えてみた。
一人目は、アホ毛の目立つ活発な陸上部所属のムッツリスケベ美少女の早香だ。
早香とは先日関係が進んだ。
良いことだ。
関係が進んだ分、愛か欲か分からくならないようにお互いに気をつけて、これからも仲を深めていこうと思う。
そして今度こそ大会で一位になれるように応援したい。
いつか一位になったときに、直ぐに早香の元に駆け寄って、一緒に喜び合いたい。
二人目は、ぱっと見ギャル?の妹の為に頑張る努力系貧乳お姉さんの天音だ。
俺が思うに天音は恋人達の中で一番、俺の考えてる事が分かる女の子だ。
きっと感情の変化や表情の変化に敏感なのだろう。
その為か表情を隠すのが上手いが、何故だか俺には手に取るように天音の思うことが分かる時がある。
きっと生まれながらにして、お互いに隠し事が出来ないようになっているのだろう。
これは運命だと思う。
隠し事が出来ない分、俺の愛情と頼られたい、甘やかしたいという気持ちを、ずっと伝え続けて仲を深めていきたい。
いつか楓ちゃんと日和ちゃんが姉離れした時に、寂しがる天音の隣にいたい。
三人目は、元気な猫好き合法ロリ美少女の愛奈だ。
愛奈は単純で無垢で元気で、一緒にいると元気を貰える太陽のような存在だ。
からかうと楽しいし、その小さな体や笑顔は愛しく思える。
これからも猫カフェに遊びに行ったり、愛奈の好きな事をして、俺は愛奈に、愛奈は俺に元気を貰って過ごしていきたいと思う。
ただ一つ問題はある。
勿論愛奈とも関係は進展させていきたい。
しかしながら、愛奈は体が小さい。
きっとそういう行為も出産も愛奈にはとても負担をかけてしまう事だろう。
「…よく調べて考える必要があるな」
準備は入念に、そして行動は慎重にしたいと考えた。
四人目は、長い黒髪の和服の似合う淑やか巨乳美人の雫だ。
雫とは将来も約束した仲なので、これからもっと沢山お話をしたり出掛けたりして、仲を深めていこうと思う。
もっと軽い感じで話せるといいかもしれない。
雫は淑やかで礼儀作法もしっかりしているし、気品もあり頭もいい。
そんなハイスペックな雫の隣にいて恥ずかしくないような、見た目以外も完璧な男になれるように努力していきたい。
そして成長し続ける俺にもっと惚れて、雫が語尾にニャを付けて恥ずかしがりながら甘えて来たらいいなぁ。
五人目は、寂しがり屋の金髪ドリルツインテールお嬢様の理沙だ。
理沙はいい意味で素直で、表情から考えてる事も読み取りやすいし、ああ見えて仕事の出来る素敵な女の子だ。
恋人兼ビジネスパートナーとして支え合うのも素敵だと思う。
理沙は俺に従順でぞっこんなのが分かるので、関係は進展させやすいだろう。
様子見をしながら行動していこうと思う。
いくら理沙が俺の事を好きだと分かっていても慢心はせずに、俺も理沙に「好きだよ」という気持ちを伝え続けていこうと思う。
あっ、これは理沙だけの話では無いな。
恋人達全員に「好き」という気持ちを伝え続け、不安にさせないようにしていかないとだね。
五人それぞれ良いところがある。
勿論、悪いところだってあるだろう。
俺にだって悪いところは沢山ある。
これから仲が良くなればなるほど、お互いに嫌なところが見えてくることもあるだろう。
そんな時はお互いに話をして、指摘されたなら気をつけて過ごしていきたいと思う。
「ふぅ…」
五人それぞれとのこれからや、俺の注意する事も確認出来た。
これからの人生が更に楽しみになった。
次話は天音とデートからの…。
近いうちに修史はブイチューバーになる予定です。
誤字修正追い付いてなくてすみません。




