五部 被害者 第九期①
被害者 第九期
ラ・アークタワーニュース
総会終了後、理事の承認なしに、ラ・アークタワーニュースが発行された。
各理事に確認すると不都合があったのだろうか?
役員就任継続期間の事前質問だけ、記載されていない。
星崎は、畑中に確認のメールを送った。
ラ・アークタワータワーニュースがポスティングされており、管理組合名で発信されておりましたが、前期、ラ・アークタワータワーニュースの内容を変更する審議をした際、理事会でラ・アークタワータワーニュースの内容を確認するからという理由で廃案になったのでなかったでしょうか?
三点質問させて下さい。
一.ラ・アークタワータワーニュースは理事会の承認なしでも管理組合名で発信できるものですか?
二.今回の発行は管理会社(管理人)が協力して行ったものですか?
三.畑中さんは知っていたことですか?
練った回答ではなく、ありのままのことを教えて下さい。
畑中から返事が来た。
ご返信遅れ申し訳ございませんでした。
以下ご確認ください。
一.ラ・アークタワーニュースは理事会の承認なしで管理組合名で発信できるものですか?
総会後のニュースについては、速報の意味もかねて、毎年理事会を通さず発行しておりますが、前回の理事会での審議内容を考慮すると、理事会で確認のうえ発行した方が良かったかと思います。
ただ、理事長は管理組合の代表者であるため、管理組合名での文書の発行はできるものと考えております。
注意文や、緊急性の問題などで理事会まで待つことのできない内容の物は理事長と相談のうえ発行させていただいております。
ただし、内容について理事会での審議が必要な場合は当然理事会で審議のうえ発行すべきであると考えております。
今回のニュースの件についてですが、前回の理事会で理事会の確認のうえ配布するとのお話になったので、理事会でご確認いただくか、総会の速報なので理事会開催後では間に合わないため理事長一任とすることを事前に理事会で審議しておくべきであったかと思います。
その点適切なアドバイスができず申し訳なく思っております。
二.今回の発行は管理会社(管理人)が協力して行ったものですか?
当社も協力しております。
三.畑中さんは知っていたことですか?
存じ上げております。
こんなことをしていては、悪意の理事が入ってきた場合、何もできないのではないだろうか?星崎は、益々心配になってきた。
コミュニティ費
星崎は議事録に目を通していた。
コミュニティ費について、畑中の機転の利かせた文書に関心していた。
星崎は、畑中と、新たな理事にメールした。
おはようございます。
総会無事完了お疲れ様でした。
国土交通省の「マンションの管理の適正化に関する指針の改正」に反して、コミュニティ活動に関する条文を削除しないと理事会で決まったときは驚きましたが、機転を利かせていただき、管理組合第五号議案により、管理費と峻別しなければ、つまり、協賛金・資源回収の助成金・行政からの補助金等を管理費以外で受け入れなければ、コミュニティ活動費に使用できないこととなり安心しました。
国土交通省が懸念している「コミュニティに参加している一部の居住者への居住者全体財産である管理費使用によるマンションの区分所有者等間のトラブル」に九期理事が巻き込まれないか心配で立候補しましたが、第五号議案が簡単に承認されましたので安心しました。
省庁から指針が出ますと関係業界は敏感に反応しますので、今回指針に沿った形となり、支店長も課長も安堵したのではないでしょうか?
八期理事会で、ガバナンス体制の強化が不十分に終わったとはいえ、審議事項に起案者を明記することになりましたので、総会決議事項に反する起案者は安易に出てこないと思いますし、名誉を汚して総会前の起案者を起案者にしたり、まして管理会社を起案者にすることや抜け道を探ることはないと思います。が、念のため見守っていきたいと思います。
全国でトラブルが発生し指針が出るまで理解されないのは非常に残念なことですが、私も、管理費は居住者全世帯のために使用する、一部の居住者で使うのであればその集まりで組織してその中で費用を支出するという国土交通省の考えに賛成です。
餅つき大会は、例年約一割の世帯しか参加しておらず、八期においては協賛金を除く二五万円が使われています。大人一人当たり約七千円です。累計で三万円程になると思います。一世帯で大人が二人参加していれば、六万円円程になります。
世帯間格差を広げないためには、不参加の世帯にも同等(例えば八期で言えば七千円分)の価値を提供すれば公平性が保たれます。
予算がオーバーするのであれば予算に合わせた物・サービスを提供すればいいだけのことです。
ただし、今後は管理費から支出できる場合ですが。
一割の居住者で一人当たり約何千円を使えた既得権を訴える人も中にはいましたが、そのような人は居住者の一割にも満たないでしょう。
既得権を与えてしまい管理組合が新たな諍いを生み出してしまったことは非常に残念なことですが、居住者の九割が参加しないことを前提としたイベント内容や予算策定は、国土交通省から指針が出なくてもやってはいけないと分かります。国土交通省の指針を機に一部の世帯への管理費支出は止められそうですね。
その点花火鑑賞会は一部の不適切な会計処理を除けばうまく運営できていると思います。
開催したい人の代表を決める必要があると思いますが、参加者の拠出金を管理費で受けず、余りが出た場合は、参加者に払い戻すか、管理組合(またはその他団体)に寄付することを明記しておけば、不適切な会計処理は免れると思います。
防災訓練も、作成した消防計画に基づく消火、通報、避難訓練を実施すればよいので、費用はかかりません。
賞味期限が短くなり、買い換えが必要な備蓄食料を参加者に配布するぐらいなら、価値がほとんどないので、不参加の居住者からは苦言は出ないと思います。 価値がなければ管理費からの支出にはならないでしょう。
防災助成金は、防災グッズに加え新たな備蓄食料購入に充てることも検討できます。五年間購入し続けていけば、一世帯五食分、一人が一、二食食べられる量になります。倉庫にスペースの問題があれば、生命に関係の薄いものを捨てる必要がありますが、探検ツアーのときに倉庫の中と、備蓄量の確認をしてもいいのかもしれません。
コミュニティ活動は非常に大切なことなので、歪んだ運営によりコミュニティ自体が運営できなくならないように、九期理事で国土交通省の指針に反することなく、いい内容にできるといいですね。
居住者の考え方は多様かと思いますので、理事の考えを強いることなく、また、新たな諍いを作り出すことなく、居住者各々の考えを尊重し、全員の考えを網羅できなくても、結果的に公平な内容に近づけられればと思います。
いずれにせよ、コミュニティ活動を希望する人だけで形成する組織と会計ができるか否かで方向性が変わりますので、まずは、そこからですね。
新しい理事の方には、知識が付いた後に意思決定に後悔するといけませんので、関係するリンク先を添付してあげるといいですね。
http://www.mlit.go.jp/common/001122805.pdf
それにしても、総会参加者は少なかったですね。
反社会的勢力のチェックにかからない成りすまし住民が転居してくることもありますし、また、世間では、理事長、理事、管理会社、管理人による不祥事が絶えないことから、その原因となる
①組合員の管理組合活動への無関心
②理事の長期就任
③理事の専横化
④理事、管理組合、管理会社等の癒着
を排除するガバナンス体制の強化をもう一度考えないといけないかもしれません。
総会で、役員就任継続期間の事前質問について、全文読み上げず、理事の再任に制限を設けることを第五期で検討すると書かれていた内容が省略されたのは、不都合な内容だったのかな?とか、その部分を議事録に載せたくないためなのかな?とか、ラ・アークタワーニュースに総会質問トピックスとしたのもこの質問を載せたくなかったのかな?とも思いました。
理事の再任制限が、八期、継続理事からは一切審議事項として挙がることなく、私から審議事項に挙げたところ「五分、十分で審議できない」との発言により審議が妨げられました。継続理事からの起案により昨年七月から検討していれば、八期で結論付けることができたかもしれません。数期にわたり公約が守られなかったみたいですが、総会での回答が口先だけではなく、また個人ではなく管理組合の公約として、早期に議案として挙がらなくてはなりません。審議事項に漏れがありましたらアドバイス願います。
一点分からない点は、総会での事前質問の回答は管理組合としての回答ではなく、理事長個人の回答になるのでしょうか?もし、管理組合としての回答であれば理事間でのオーソライズなしで回答してもいいのでしょうか?
いつもこういう質問をしますと責めていると勘違いされることが多いのですが、過去のことにはあまり興味がなく、将来のために正しい取扱いを知りたいだけなので、誤解しないで下さい。
いずれにせよガバナンス体制が強化され、管理費の使用が厳格化され、理事を継続するメリットが薄れることにより、再任制限の審議が進んでいけばいいですね。
理事会にとって不都合な記録の削除や理事会で決定した内容以外、または決定していない内容の行動や居住者への発信などは、さすがに今期は再発しないと思っていました。が、起きてしまいました。
管理人を含み管理会社は理不尽なことがあれば安易に屈することなく、再度理事全員に確認するなりして再発防止に努めていただけますでしょうか?
それが結局管理組合、延いてはラ・アークタワーの居住者のためになります。
審議は理事全員で行う、理事長はその審議結果の通り行動する、この体勢が崩れるすれば、それは、管理人を含む管理会社が理事全員に情報を提供せず、一部の理事で理事会を運営する体制になるときです。
注意していただいていると思いますが「今回のニュースの件についてですが前回の理事会で理事会の確認のうえ配布するとのお話になったので理事会でご確認いただくか、総会の速報なので理事会開催後では間に合わないため理事長一任とすることを事前に理事会で審議しておくべきであったかと思います」など、引き続き適切なアドバイスをよろしくお願いいたします。総会後、チャンスを与えられたと気付いてくれることを願ったつもりですが、管理会社のアドバイスはまだまだ必要かと思います。
特に、連絡、内容の確認、打診のメール発信のときは宛先に漏れがないか、管理人も含め送信前に毎回確認をお願いいたします。
また、管理組合名で居住者に発信するものは、理事の承認を得ているのか管理人も含め毎回確認下さい。
前にも申し上げましたが、理事会で決まったこと以外のことをしますと、理事会の意義が無くなり、理事会が形骸化するばかりでなく、各理事を見下し愚弄することにもなり、更には、悪しと思ったことも繰り返し行われますと、物事の善悪に鈍感になり、理事会で決まったこと以外を行える経験が増していきますと、最後には理事会が私物化されてしまうこともあります。
そのようなことに管理人を含み管理会社が協力することは決してないようにお願いします。
また、事前説明会については、審議事項に起案者の名前が明記されているかどうか、明記されていないものは理事会で無駄な時間を取りるばかりか、起案者を明記するといった理事会での決定が軽んじられますので事前に排除、更に、理事会で決めるべきことが審議されていないか、などの確認を引き続きお願いいたします。
加えて、懇親会など非公式な場で、マンション管理に関わる話が出ますと同席している畑中さんにもリスクが加わりますので注意・確認をお願いいたします。私がいないところの情報は畑中さん以外も含め大変助かっています。引き続きよろしくお願いいたします。
前期は現状把握に終始しましたが、今期は管理組合がの不適切な運営をしないよう事前防止に努めていくつもりです。
ただ、管理組合の不適切な運営は多大なストレスになるばかりではなく、それを指摘することは憎まれ役になりかねず簡単なことではありません。個人的にはCRP値が正常値に回復しない可能性もあります。
コンサルティング会社も機能すればいいのですが、私が指摘するのではなく、管理会社で正しい取り扱いをしていだくようお願いできればと思います。
加えて、国土交通省が懸念している暴力団等の排除ですが、暴力団と関係する成りすまし住民が役員となった場合、おそらく気付かないか、気付くまでに相当の時間がかかると思いますが、不必要な管理費使用により業者を通じて管理費が暴力団、あるいは成りすまし団体などに流れる前例とならないか?今の体制で問題ないか?という視点で管理組合運営にアドバイスいただけたらと思います。
なお、適切な管理組合の運営を進めていく方向性で、当内容に誤りがありましたらご指摘下さい。
よろしくお願いいたします。
畑中からの返信メール
お世話になっております。
まずコミュニティ活動費についてですが、国交省の指針では居住者から徴収した「管理費」をコミュニティ活動に利用することは避けるべきであるが、「管理費」とコミュニティ活動費などの適切な峻別ができていれば、「管理費会計」から支払うこと自体が禁止されているわけではありません。
今回の五号議案ではコミュニティ活動に要する費用は区分所有者から徴収した「管理費」は使用せず、協賛金・市からの補助金・参加費などを原資として、コミュニティ活動を行うことについての賛否を取る議案であると認識しております。
このあたりの解釈については理事の皆様と認識を共有された方がよろしいかと思います。
このメールには違和感があった。
国土交通省はなぜ「峻別できれば」の一文を入れたのか?
居住者間の諍いを起こさないために出た指針と理解できれば、「峻別できれば」の意味を理解できる。畑中は理解しているのだろうか?あるいは、知っていて?
第一回理事会
理事長の鷺沼からオリエンテーションっぽい説明があった。内容は、前回と全く同じ。成長しないものだ。ひょっとしたら、その前の理事長からのままではないだろうか?とも思ってしまう。
最後に、ボイスレコーダー禁止の話が出た。
星崎は、理事に排除すべきではない人も排除することとなるため、反対した。
理由を聞かれたので、MCIについて知っているか?を各理事に聞いてみた。
一人を除いて知る者がいなかったので、MCIについて学ぶまで、結論を保留する提案をした。各理事は同意した。
MCI
星崎は、MCIについて、各理事にメールした。
昨日は、理事会お疲れ様でした。
項目の数と内容、資料から、理事会がかなり長引くと思い、その中で、MCIの予備知識がないところから検討しますとより多くの時間がかかること、場合によっては十分理解されないまま審議が進むことになりますので、MCIについて理解いただいた後の検討をお願いしました。了解いただきましてありがとうございました。
さて、MCIは、黒川さんがおっしゃったとおり、軽度認知障害になります。
認知症の予備車ではありますが、記憶、決定、理由づけ、実行などのうち1つの機能に問題が生じていますが、日常生活には支障がないことから、認知症とは異なると思い、認知症ではないと明確に否定させていただきました。
MCIの人は、厚生労働省研究班(代表者・朝田隆筑波大教授)の調査で、400万人いると推計されています。
世帯数が約5300万世帯あることから、MCIの人の割合は、13世帯に1世帯の割合になります。
身近な例としてご容赦いただきたいのですが、理事が17名おりますと、その中に1名以上MCIの人がいる割合になります。
日常生活に支障がないことから、立派に理事を務められますが、補助機器が必要になる場合があります。
その補助機器であるボイスレコーダーを理事会に持ち込めないことは、視力の悪い人に「メガネやコンタクトレンズを外して理事会に参加して下さい」とか(一度試してもいいかもしれません)、足が不自由な人に「スペースの問題から車椅子を外に置いて理事会に参加して下さい」と言われることと同じことになります。
理事会への参加を躊躇することにもなり兼ねません。また「補助機器を使用しなければならない人は理事としての資質がない」と管理組合が判断していると思うかもしれません。
では、MCIの人にボイスレコーダーの使用を許可すればといいかと言うと、それほど簡単ではありません。
日常生活に支障がないことから、MCIであることは、人に知られたくない事情があります。特に、会社で重要な仕事を担っている場合、社長に、部長であれば担当役員に報告をしていても、部下には知らせていないかもしれません。あるいは、一切、会社に知らせていないこともあるかもしれません。
ボイスレコーダーの禁止の採決を取った際、自身の気持ちに反して、昨日も、採決するまでは禁止との採決がありましたが、自身の気持ちに反して「異議なし」と言わざるを得なかった人もいたかもしれません。
このような事情を勘案しますと、理事会でMCIかどうか確認してボイスレコーダーの使用を許可することは避けた方がいいと思います。
物事を決めるときに、少数者の気持ちを多数者が思いやれるか否かで、結果は全く異なります。
健常者中心の理事会を目指した場合、健常者の人が多ければ、MCIの人を排除することは簡単なことかもしれません。
マンションの管理運営で最も難しいのは、様々な審議が多数決で決まるため、少数者が辛い思いをする可能性があることです。また、少数者にとって悪化した環境を改善しようと思っても、多数決で決まることから、少数者からは改善できない難しさがあります。多数者により、少数者に辛い思いを続けさせる、多数者が止めると決めるまでそれが続く、してはいけないこととニュースなどで理解していても、合法的であれば起こりうることもあります。
今回に限らず、転居が簡単にできないこととマンションは生活の場になりますことから、管理組合が入居後に発生させたことについては、少数者の意見に耳を傾け、あるいは聞かなくても少数者の辛い気持ちを各理事が理解することはとても大切なことです。
話が逸れましたので戻しますと、理事は総会で決まっていますので、組合員である居住者からなんらかの訴えがあっても理事が責任を取ることはないでしょう。あるとすれば、不正なことを行い、管理組合から訴えられるぐらいでしょう。
私たちは、時には誤った判断があるかもしれませんが、ボイスレコーダーに録られて困るような不正に繋がるような発言や暴言はしてはいけません。これは、私が言うまでもなく皆さんの周知のことです。であれば、ボイスレコーダーの使用には特に問題はないと思います。それ以上にMCIの人を理事会から排除することになる方が問題かと思います。
結論を言いますと、ボイスレコーダーの使用禁止の採決以前に、審議案を取り消すことが望ましいと思います。
私は、仮設住宅に住む被災者80名にケーキを届けたり、介護施設や障害者施設に車椅子を届けたりした経験から、偏った意見になっているかもしれませんが、「常に健常者が当たり前」という前提で物事を考えることができません。
当内容は、読むのに5分もかかりませんが、おそらく、審議するとかなりの時間がかかりますこと、MCIの人を理解するために十分な時間を取る必要があったこと、また、審議案の取消をしてボイスレコーダー禁止の審議がMCIの人の目に触れないことが望ましいと思ったことから、検討を先にさせていただきました。
ラ・アークタワーに十数名いるかもしれないMCIの人の気持ちを思い、望ましい考えを決めていただき、次回の理事会に臨んでいただけましたらと思います。
よろしくお願いいたします。
メールアドレスが分かる理事にはメールしますが、その他の方には、管理会社での配布をお願いいたします。
(ご参考)
MCI5つの定義
①記憶障害の訴えが本人または家族から認められている
②日常生活動作は正常
③全般的な認知機能は正常
④年齢や教育レベルの影響のみでは説明できない記憶障害が存在する
⑤認知症ではない
防災訓練
防災訓練の審議が鷺沼から出た。前回の花火大会の審議に続いての審議案。いつも理事が得する審議案ばかりだ。
起案者の名前を明確にしたが、見境ないようだ。
今回の案も、参加者に相当額の品物を渡すというものだ。
防災訓練の審議も、そこにしか終始しない。
星崎は、防災の背景の話をした後、マンション内の防災グッズの充実、もしくは、全居住者に防災グッズを準備することを提案した。が、参加者のみとする案に全理事が賛成した。
理事が高価な者を手に入れるためには、全員に配布すると予算が足りなくなるか、一人に配布する品物の単価を下げなくてはいけない。なぜ居住者のことを最優先に考えることができないのか?星崎は、防災について、各理事にメールすることにした。また、市に補助金の使用目的について確認してみた。
防災補助金の使用目的の確認
タイトルに関するホームページに対象資器材が掲載されており、補助金をいただき、1から9に該当しなかった場合は、10その他市長が認めたものとなり、申請した範囲であれば自由に使えると判断します。
そこで確認したいのですが、例えば、1から9の中の5の保存食・保存水等は、組織で保存するために補助金を出しているのか?もしくは、各家庭で保存するために組織の全メンバーが準備するために補助金を出しているのか?それとも、防災訓練に参加した一部のメンバーだけで消費していいものなのか?教えて下さい。
簡易トイレ等は、対象資器材に記載の「等、または、10その他市長が認めたもの」と判断できますが、全てのものが、「等または10」で読み取れてしまいます。また、補助金を利用して購入した対象資器材は、誰がどう使ってもいいように読めます。
例えば、給食・給水用品等は、世帯数×三八0円を補助額としていますが、組織のメンバー約四百世帯分を、防災訓練に参加した五十世帯に渡す、もしくは消費してもいいのかも教えて下さい。
防災訓練に参加する一部の居住者で使用する目的で補助金申請をして許可を得て補助金を受けた場合は、防災訓練参加者のみで補助金の一部を使用しても問題がないとは思いますが、そうでない場合、組織、もしくは、組織のメンバー全員が震災への備えをするために、その機会を得るために補助金をいただけるものか、防災訓練に参加した組織のほんの一握りのメンバーのみに資器材を渡しても問題ないのか?念のため確認させて下さい。もし、前者二つが前提であれば、購入個数が組織のメンバーの数に満たない場合は組織で保存することを補助金支出の条件にして下さい。
いざ、三0年以内に七0%の確率で発生する震災が起こったとき、市の補助金使用目的に沿って運営しておきませんと、補助金を何に使ったのか?消費してしまったのか?特定の人にだけ使ったのか?などと大きなトラブルになります。
なお、使い道についてそこまで言及なく補助いただいく場合は、市は三者全ての支出に対し許可し、補助金を出してくれたと判断できます。
マンションでは、補助金を管理費で受けますが、マンション全体の管理費を、コミュニティ費として、コミュニティの参加を希望しない居住者を除く一部の居住者で使用することが問題となり、国土交通省から、「マンションの管理の適正化に関する指針の改正」が出ております。防災訓練でも同じことが起こらないか心配になりますのでよろしくご回答お願いいたします。
防災について市からの回答も含めてのメール
理事会お疲れ様でした。
資料もなくいくつかのお話をさせていただきましたので、データをメールいたします。
また、時間の関係でお話できなかったことも追記いたしました。
・首都圏直下地震は三0年以内に七0%の確率で発生すると予測されています
・全壊は、阪神淡路大震災で十万世帯、東日本大震災で十二万世帯、首都圏直下地震では六十一万世帯と予測されています
・震災が起こると、電力復旧に七日間、上下水道復旧に三十日間、都市ガス復旧に六十日間かかると言われています
・その間、食料不足、水不足、ガソリン不足、それ以外にも様々な物資不足が起こります
・内閣府の中央防災会議では、阪神淡路大震災、東日本大震災の経験から一週間以上の備蓄を奨励しています
・消費カロリーは基礎代謝だけで、一六00カロリー弱、その他の行動に使うエネルギーを足すと約二四00カロリー必要になります
アルファ米一袋が三六0カロリーとすると一日七袋必要になります
七日分ですと四九袋になります
三家族であれば、一四七袋になります
マンションで千人分準備すれば七日分で四九000袋になります
・水は一日三L必要とされます
七日分ですと二十一L 一・五Lのペットボトルですと十四本になります
三家族であれば四十二本になります
マンションで千人分準備すれば七日分で一四000本になります
・その他、簡易トイレ、女性のための生理用品、高齢者、乳幼児のためのおかゆ、おむつ、ミルク、最低限の薬なども必要になります
まずは、必要とする物・量を、東京都から配られた「東京防災」の冊子などを参考に各家庭で準備いただき、個人で準備するよりもマンションで準備した方が望ましいものをマンションで徐々に揃えていってはどうでしょうか?
マンションで準備した方が望ましいもの
・共同購入、補助金を使って安く買えるもの
・常時家庭で使用しないもの
・保管スペースが大きいもの
流れとして、
①各世帯で必要な物・量を確認いただく
②現在マンションで準備できているもの、今回準備を予定している物を伝える
③簡易トイレなど日々常用しなないものを中心にマンション内での備蓄していく
④水など家庭内で保管スペースを確保することが難しいものをマンション内での備蓄を増やしていく
⑤アルファ米など食料もある程度は確保していく(補助金により購入メリットがあるため)
⑥一部は、家庭用備蓄として居住者に配布する(保管スペースの関係から)
⑦全てをマンションで準備することは困難なため、年々備蓄が増えていく間は、不足するものを各自家庭で準備いただく
⑧マンションでの備蓄量が増えてくれば家庭での備蓄負担(賞味期限切れによる買い替えも含め)が軽減していきます
昨年度は、炊き出しが行われましたが、震災後の経験から、備えておいて、震災直後に一人でも多くの人に食べさせてあげたいと思いました。もちろん、試食いただくことで食料の準備を啓蒙することも大切ですが、それであれば、参加しなかった世帯にも配布した方がいいと思います。
以前から考えていますことは、アルファ米については賞味期限がありますので、その機会に賞味期限間近のものを各世帯に配布すればと思っています。
防災訓練を遊び感覚で楽しくし、参加者を増やし、防災に関心を持ってもらうことは大切なことですが、予算については、首都圏直下地震が起きたときに、「自助だから頼る方がおかしい」と言い切るのではなく、「基本自助ですが、マンションでは、最低限ここまでは努力してきました」と言えた方がいいと思います。
また、倉庫のスペースが狭いようですが、生命に関わりの薄いものを捨て、各備蓄品がどれぐらいまで入るのか?管理会社の方に確認いただいてもよろしいのではないでしようか?あるいは、管理会社からご提案いただいてもよろしいのではないでしようか?
そして、倉庫に入らないものは、各世帯に、補助金による購入メリットがあることを伝え、賞味期限があり、家庭で震災前に消費しなければならないものを中心に配布していってはどうでしょうか?
被災地を見た方は想像できると思いますが、線路が歪み、首都圏に入る橋が崩落し、不通になる道路が各所にでき、水道、電気、ガスが止まり、物流が止まり物が入って来ない、そんな日が何日も続くイメージで考えてみて下さい。
そのとき、私たちは今、何ができたか?と考えれば、今すべかことが分かりやすくなるのではないでしょうか?
震災が起こると必ず後悔のコメントがいくつか出ます。災害や被害を想像しなかった人ばかりのコメントです。時には、多くの人を巻き込んだ例もあります。
私たちは、防災訓練をすることが目的ではなく、震災が起こったときに、一人でも多くの方が困らないようにすることが大切で、その一つとして防災訓練があると思います。
私は、防災訓練に参加したくても参加できない人もいると思いますし、そうでなかったとしても、参加しない人にこそ、啓蒙と備蓄の援助、それによる震災への関心を高めてもらいたいと思います。管理組合で震災への準備は全て行うことはできませんが、少なくとも、限られた予算をどう使うかはできます。震災が起こる前提で、より多くの人に震災に関心を持ってもらうためにはどうしたらいいか?を念頭に検討いただけましたらと思います。
次の理事会は所用があったため星崎は出席できなかったが、結局、防災グッズは参加者のみに配布することとなった。
星崎は、どうしても違和感を拭えなかったため、市に補助金の使用目的を確認し、各理事にメールした。
ラ・アークタワーでの補助金の使用方法について違和感を感じましたので、補助金の活用目的について、市に確認してみました。
名前で居住地は分かるかもしれませんが、住所を記入せず、西東京市の一市民として、一般的な質問として問い合わせております。
いただいた回答を文末にコピーしております。
大切なコミュニティを不適切な運営により、一部、というか半数以上の居住者に不利益を与えたり(災害時に分かると思います)、大切なコミュニティが他の目的に利用されたり、それによって、あるいは誤解されることによって、大切なコミュニティの実施がラ・アークタワーで難しくなりますことは好ましくありません。
マンションの管理運営に素人の私が気付くようなことを、また、西東京市防災市民組織が補助金説明会を開催しているにも関わらず、なぜ、管理会社やコンサルティング会社が我々理事に伝えてくれないのかは理解できませんが、適切なアドバイスを得られないのであれば、それを前提に、我々理事で確認し、我々理事で倫理的判断を行なわなければなりません。
市からの回答を参考いただき、「組織の方々には地域防災のために公平・適正な管理・運用」を都合よく曲解せず、「基本的に全て「組織」で管理していただくことを想定し」「一握りの会員の方のためなどではなく」「補助金を活用して購入された資機材等については、実際の災害に備えて組織で備蓄していただくことになります」とはどのように運営すべきかを考え、適切な補助金の使用方法について再考下さい。
補助金を一部の居住者で使うことを強く望む人がいる場合、既に採決をしたとの発言が出るかもしれません。が、不十分な情報による判断であったとして私たちは再採決できると思います。
(詳細な内容が監事に伝えられれば)監事が理事会での決定を不適切と判断し否認すると思います。管理組合、役員にとって不都合な事実を居住者に伝えないことについては既に指摘しておりますので、監事が否認した事実を隠す動きは出ないと思いますが、できれば、我々理事で再決定した方がいいと思います。
ひょっとしたら、防災訓練、補助金の主旨が理解できず、参加者でなんとしても補助金を使いたい人がいれば、市の回答と照らし合わせて不可解な理由、意見、詭弁が出るかもしれません。市の回答の未整備部分を探して拡大解釈した意見が出るかもしれません。補助金の額については市の意向通りに使っていると、市が補助金を出して推奨すること以外に管理費を使うことに違和感を感じないかもしれません。そのようになる方向で管理会社に探らせる意見が出るかもしれません。が、類似することはこれからも出てくるかもしれませんので、都合のよい結果ありきの検討ではなく、本質をよくよく検討して再採決して下さい。
前期においても第二回理事会で、非人道的決定がされ、結果、居住者に健康障害を引き起こすことになり、更にそこから、一部のみですが、決定が覆るまで数ヶ月かかりました。健康障害が発生し、その原因を残したまま数ヶ月です。
享楽と居住者の健康・安全のどちらを優先するかで判断は異なります。
一度誤った決定をし、実施しますと、誤りを認めたくない気持ちが人道的判断を上回り、前例のとおり、問題が表面化するまで改善しない、一部しか改善しない、改善にかなりの時間がかかるなどの可能性があります。
震災があり、市から補助金を得ていたにも関わらず、補助として使わず一部の居住者のみで使ってしまい備蓄に大きな不足が出れば、管理組合の運営が問われます。表面化して多くの居住者に更なる不幸を与える前に、それらを想像して、正しい行動は何かを、今判断してみてはいかがでしょうか?
所用で次回理事会には出席できませんが、おそらく今回の決定により、今期の管理組合運営の方向性が決まり、結果によっては今後監事に、管理会社やコンサルティング会社に相談できない中、多大な負担をかけることとなると思いますので、よろしくお願いします。
一方、管理会社等が重要な説明を怠った件は、居住者の震災時の安全に関わる重要な審議を歪め、我々の意思決定に大きな影響を与えることになったかもしれません。管理組合からの指示であれば大変申し訳ないことですが、そうでなかったとしても、管理会社を非難せず、管理会社が真摯な対応をされますことを期待しましょう。
自らの正当性を述べるのではなく、防災訓練を面白おかしく考えるのではなく、災害時、居住者が大きな危険にさらされることになったかもしれないことを理解いただき、個人の判断か、会社または支店も知っての方針か、事実をありのままに語ってくれれば、再発防止策を検討いただくことができます。
原因が分かり、再発防止策が示されれば、委託していく会社として不十分と判断するには早いのではないでしょうか?先日もメールしましたが、不適切な行動をする者を排除するのではなく、不適切な行動をしないチャンスを与えることが大切です。
理事会には出席できませんので、私は議事録で確認いたします。
一部の居住者に得をさせる、居住者を不公平に扱うことを前提とした考えは捨ててもらい、再発防止に努力されることを期待しましょう。
今回の件が意図的ではなく単なる知識不足が原因であれば、また、業務として懇親会に参加しているのであれば、自らを律し、二度と同じことが起こらないと自信が持てるまで、その時間を、参加しない理事に学習させるのではなく、再発防止のための学習に使っていただけますと、我々理事の負担が軽くなり幸いです。
もちろん、社業ではなく、管理組合を通さない自費での個人的なプライベートの懇親会参加は否定しません。プライベートな時間までラ・アークタワーのために仕事をしろと言うつもりは全くありません。
今までに備蓄できている量を確認し、災害時に管理組合の運営が問われないよう、生命に関わりの少ないものを倉庫から処分し、補助金を有効活用し、管理組合、各家庭において、都や市が期待する量に少しでも近づけていければいいですね。
(市からの回答)
防災市民組織としては、例年登録組織を対象とした補助金説明会を開催しております。
ここでは、「地域の防災活動を効果的に行うことを目的としており、『自助・共助・公助』のうち、特に『共助』を意識した活動及び補助金の活用」をお願いしているところです。
「一握りの会員の方のため」などではなく、基本的に全て「組織」で管理していただくことを想定し補助金の交付をしております。
しかしながら、組織としての保管場所がないなどそれぞれの組織の事情によっては、会員の各家庭において分散して保管せざるを得ないこともあるようです。
補助金を活用して購入された資機材等については、実際の災害に備えて組織で備蓄していただくことになりますが、給食・給水用品等は消費期限等の兼ね合いもあるため、有効活用として入れ替え前に炊き出し訓練等をされている組織もあります。
上記を踏まえ、組織の方々には地域防災のために公平・適正な管理・運用をお願いいたします。
最後になりましたが、今後とも地域防災にご協力をいただけましたら幸いです。
(ご参考)
どうしても一部の居住者に使用したいのであれば、それを望む方に挙手いただき、その費用を、それに共感できる理事が、ボランティアで支出するのはどうでしょうか?
私も経験していますが、ボランティアは、不公平に、スピーディにできるメリットがあります。ボランティアであれば、不公平に行なっても問題ないと思います。また、管理費に入れることなく、ボランティアの方から参加者への震災グッズ提供を、管理組合で承認し、直接渡していただければ問題ないと思います。
参加者になにかをしてあげたいという各理事の気持ちの度合いも自身で確認できます。
そこまでの気持ちがないのであれば、参加者のみへの支出のための協賛金を募ってみてはどうでしょうか?
あるいは、コミュニティ費を使う案が出るかもしれません。総会では使用について承認されていますが、総会で承認されていることと実際に使用することとは異なります。コミュニティに関しては、元々、規約に記載されているにも関わらず全国で問題が起き、規約から外す案が国土交通省の指針として出ました。当管理組合はそれを否定し、峻別はしたものの国土交通省からの指針が出る前の状態というだけで、使用した場合、トラブルになる可能性は0とは思えません。
また、市が国土交通省の指針に沿わない目的でゴミ回収奨励金を使っていることを知った上で支出すれば、市が国土交通省の指針に沿う必要はないと追認することになります。市はそこまでするのでしょうか?そうならない案を練るのは本末転倒です。慎重な判断が必要になります。
コミュニティ費の使用については、「トラブルになる可能性は0」と管理会社が責任をもってくれればいいのですが、管理組合が決めたことは管理組合が責任を負うというスタンスは変わらないと思います。
また、管理会社からコミュニティ費の使用について、今回同様、まだ説明を受けていない点があり、我々が誤った判断をしないか気になります。
管理会社が「トラブルになる可能性は0」と断言し、一切の責任を管理会社が受けてくれればいいのですが、そうでない場合、会社のスタンス以外にも、トラブルになる可能性を知っているか、学習不足によりトラブルになる可能性を百%否定できない不安があるのかもしれません。が、学習が必要か否かに関わらず、管理会社からの説明を待ちましょう。
先日、百田尚樹の「カエルの楽園」を読みました。
総会で役員継続就任期間について事前質問がありました。
「第四回総会で質問のあった役員の継続任期について、今回の議案には入らないのでしょうか?第五回理事会で役員の継続任期について検討すると議事録に書いてありますが、検討された報告が全くありません。悪意はなくても、役員の長期就任固定化は偏った運営になるため、3年を目途とした期限を設定することは重要に感じます。」
前者の検討した経緯については八期分だけは分かりますので各理事に回答案を出したのですが、今回も詳細な開示が全くされなくて落胆していることと思います。が、それは後々の課題として、「カエルの楽園」からは、役員継続就任期間の事前質問で指摘している役員の長期就任固定化による運営の偏りの影響、つまり、気付けない、受け入れられない、住民を不幸にする、従順した者は一時得をするが、を学ぶことができるかもしれません。
防災補助金の在庫確認
星崎は、念のため、防災補助金の在庫確認を市が行っているのかを確認した。
(市へのメール)
先日は防災補助金の使用目的についてご回答いただきましてありがとうございました。
私は、誰もが起こるとは思っていなかった阪神淡路大震災直後の四月から二年間神戸で過ごしておりますので、震災の準備については過敏になります。
ご回答いただいた内容により、防災補助金が、震災が起こったときのために、特定の人ではなく、組織内の全ての人を対象に支出されていると分かり安心しました。
ところで、その運営については徹底されているのでしょうか?
今までに防災補助金を支出した組織の備蓄状況は把握されているのでしょうか?
例えば、私が住んでいますラ・アークタワーでは、今までにいくらの補助金を支出して、それに見合う備蓄が確保されているのか把握されているのでしょうか?
もし、把握されていないようでしたら、確認いただけますでしょうか?
問題がなければ安心できますが、もし、防災補助金の一部が備蓄外に使用されているのであれば、つまり、補助金で高額な品を得るために全員ではなく一部の住民に使用され、防災補助金の額に合う備蓄が組織内にされていないのであれば、明日にも起こるかもしれない震災が起こったとき、市の運営が問われるだけではなく、その組織の住民は大きな不幸に見舞われます。
備蓄の現物を把握しているのであれば、その内容があるべき状態と合っているのかお知らせ下さい。
もし、把握していないのであれば、まずは、備蓄の品と数、購入金額を書面で受けて、あるいは、防災補助金で購入した物の領収書コピーの提出を受け、その後、実態確認、つまりそれらが備蓄されているかの確認をして下さい。
管理会社が防災補助金の申請、運営に関わっている場合は、管理会社名の記載を報告書に入れていただけますと、責任ある報告書が提出されると思います。
全ての組織を確認することは困難かと思いますが、ラ・アークタワー管理組合が防災補助金を得た期間は長くありませんので、それまでの防災補助金の合計額と、備蓄の報告内容、実態内容を照らし合わせることは難しくないと思います。加えて、ラ・アークタワーでは、備蓄内容の確認をしておりますので、備蓄の報告は速やかに提出されると思います。
メデイア等ではなく、市で確認いただくことが望ましいと思いますので、よろしくお願いいたします。
市で各組織の備蓄状況を把握いただき、可能であれば、その結果に基づいたアドバイスをそれぞれの組織にしていただけますと市民はより安心できます。
まずは、最低限の安心を知るために、実態の確認とその結果のお知らせをお願いいたします。
性善説で防災補助金を補助いただくことは間違っていないと思いますが、備蓄状況の確認をしないことで、防災補助金が、申請さえすればその後は特定の人のみで使用でき、延いては、それを悪用でき、更に、市内でそれが容易に行える噂が広まることは望ましくありません。
もしそのようなことがあれば、血が出るような思いで負担している血税から支出されている防災補助金になりますので、備蓄に不足する分の防災補助金は、市に戻入れするようにして下さい。また、その場合は、再発防止のために、その事実を組織内に周知するよう指導した上で、今後も防災支援をお願いいたします。
諸事情で確認ができない、確認に時間がかかるようでしたら、今までにラ・アークタワー管理組合に補助いただいた防災補助金の累計金額だけでも、先にお知らせいただけますと助かります。
市内で防災補助金が不適切に使用されているとは思いませんが、税金が正しく使われているかの念のための確認になりますので、よろしくお願いいたします。防災補助金累計額以外のご回答は、日数がかかりましても確認が取れた後で構いません。
最後になりますが、この件がいじめに繋がらないよう、市が主体となるなど、配慮した確認をお願いいたします。
市からの回答
市からは、次の回答が来た。
星崎 雅人 様
平素より市の防災事業にご理解・ご協力いただきましてありがとうございます。
先日お問い合わせいただきましたご質問について、つぎのとおり回答いたします。
防災市民組織としてラ・アークタワー管理組合が登録されたのは、
昨年度が初年度となり、防災市民組織補助金として九三八00円の補助金が交付確定しております。
また、今年度においても申請に基づき七二五三0円が交付決定されており、
十一月下旬を目処に振込予定となっております。
交付決定した補助金については、毎年度末に実績報告書の提出をしていただくことにより、
領収書の原本を添付していただいた上で、領収書の名義や品目、金額等を確認し審査しております。
実績報告書を審査した結果、防災資機材に対する補助として適正に支出されていないと判断した場合や、当初申請時よりも値引き等により金額が変更している場合には、その部分に対する交付決定額を返還していただいております。
また、防災備蓄品の保管状況等に関するお問い合わせについてですが、毎年四~五月にかけ、全ての組織に対し備蓄状況の調査をしており、各防災市民組織の備蓄状況の把握に努めております。
前回からの繰り返しとなりますが、
防災市民組織及びその補助金は「地域の防災活動を効果的に行うことを目的」としており、
『自助・共助・公助』のうち、特に『共助』を意識した活動及び補助金の活用をお願いしております。
今後とも、組織の方々には地域防災力向上のため、公平・適正な管理・運用を年頭に、よりいっそうのご協力をいただけましたら幸いです。
イルミネーション
イルミネーションを設置する審議案が鷺沼から出た。
前期、イルミネーションの問題を解決すべく、早期に撤去したのではないのか?
星崎は再びの悪夢に体調を崩した。
理事会へ出席するつもりであったが、体調が優れず、欠席することにした。
イルミネーションの設置の案が出て、実施されて以来、体調を崩しておりますが、前期理事会で、住民の健康を、嗜好の満足に優先すること、多数で少数への身体障害を与えることや理事会以外で集まってそれを行う相談行為がいじめに類似する(いじめの場合はだいたい一名に対して行われます)ことから、イルミネーションの撤去、フロアマットの撤去などの改善が進んでおりましたが、なぜ、理事が変わって再発することとなったのか、誰が賛成したのか、身体障害に対して何を優先させたのかを確認したくできれば出席したいと思っています。
ただ、私の身体への障害を与えることを知って多数が賛成した人達が集まる会へ参加することは、前期理事会において、急な体調の変調により途中退席を余儀なくされたことから、かなりの気力と体力が要りますので、ギリギリまで出欠の判断を検討させて下さい。
数日後、次のメールを送信した。
体の一部に障害が生じ、水木曜外泊し、ラ・アークタワーから離れ、体調を整えるようにしましたが、本日の理事会参加は難しそうなので欠席します。
前期理事がそのまま就任していればイルミネーションを撤去いただけた、そもそも、承認すらされなかった、近隣の他のマンションなら起案すらされなかったものが、理事が変わり、住むという普通の生活さえさせてもらえない、立候補して就任した理事会さえ参加できないことが非常に残念です。
なぜ近隣でこのマンションだけこのようなことが起こるのか不可解ですが、今はその理由を聞く体力もありません。
イルミネーション撤去審議の記録
星崎は、イルミネーション撤去について審議された記録を議事録で探した。しかし、どこにも見当たらない。
星崎は、畑中に確認のメールを送った。
前期理事会議事録においてイルミネーションの早期撤去についての記録が見当たりません。
当理事会に欠席しておりましたが、過度のストレスにより感染症発症に繋がるCRPの異常を人間ドックで指摘された事実に寄り、住民の健康を優先する理由で多数の理事で撤去を早める決定をしたとの報告を理事長からメールでいただいておりますが、公式な理事会議事録に記録が見つかりません。
他の回に記録されているようでしたら、記載しているところを教えて下さい。
記載がないようでしたら、イルミネーションの早期撤去について以下について確認させて下さい。
①理事会で議論されたのか?または、理事会以外の場で決定されたのか?
一人の理事の話から、前期、審議事項が理事会以外の場で審議決定されている懸念があります。確認させて下さい。
②記録がないのは、管理会社の失念か?意図的判断か?または、議事録の修正・削除を指示した理事がいたのか?
以前、不都合な総会の記録が削除された事実があります。確認させて下さい。
年明け早々の確認で申し訳ございませんが、根回しや上司への確認や確認をしないように働きかける理事もいないと思い、事実のみのご連絡、ありのままのご連絡になりますので、時間もかからず、大きな負担にならないと思います。
よろしくお願いいたします。
すると鷺沼からメールが来た。
星崎さん、
十月開催の理事会で審議され、点灯は例年の通り十一月上旬~一月三一日までとしました。
昨年のケースの質問が出ましたが、音楽会に先立って点灯し、門松とともに撤去したと報告しています。
それ以上の議論はありませんでしたので、審議の通りの期間点灯することになりました。
議事録もその通りになっております。
第五回、第六回でも当件に関する議論はありません。
第七回理事会でご提案いただければ点灯期間短縮の審議をすることは可能です。
星崎は読んで首を傾げていた。
なんだ、このメールは?
前期の質問をしているのに、今期のことしか書いていない。
相変わらず、不可解なメールで、他の理事を誤魔化そうと思っているのか?
それに、第七回理事会でご提案いただければ点灯期間短縮の審議をすることは可能とあるが、審議して、わずか一週間しか早められないのにそれをアピールしたいのか?おそらく、早めることだけを各理事にアピールできればいいのだろう。
それとも、業者に設置と撤去工事をさせられれば、点灯期間など全く関係ないのだろうか?
星崎はうんざりしたが、変なメールが来ないように、丁重に、そして皮肉も込めて返信した。
年末年始のお忙しい中、ご連絡ありがとうございます。
ただ、今回の質問は、今期に関しては一切しておりません。
前期も、イルミネーションは、例年の通り十一月上旬〜一月三一日までとしたはずです。が、それが、一月三一日を待たず早期に撤去しております。前期において、理事長が業者と撤去を早める折衝をしておりますが、理事会でなんの審議もなく、理事長の独断で撤去を早めることはないと思います。
理事長は、前期、理事会の決定に従わない行動を勝手にした例があり、また、早期撤去はそれ以前のことになりますので、可能性は0でないかもしれません。が、各理事の意見を聞かず蔑ろにしているとは信じ難いので、理事を無視して、理事会で審議もせず、理事長が独断で行動したとは信じておりません。
理由は、
・周辺マンションでイルミネーションは行なっていない
・一部の住民の健康を犠牲にして嗜好の満足を優先するのはおかしい
・健康障害について悪化した報告、つまり、ストレスに寄るCRP数値の悪化に加え吐気の報告が出ている
と、聞いておりますが、イルミネーションの早期撤去を決定した審議を記載した議事録が見つからなくての質問です。
今期については、和解の約束通り、第九期理事を巻き込みたくないことから、今は他人の嗜好を強要されるストレスに関して理事会には一切出していません。ので、今期についてのコメントは今のところ不要です。
和解では、症状が改善すれば他人の嗜好を強要されるストレスに関して理事会に一切出さない、症状が悪化した場合は、がんや感染症が死に繋がることから、加害者の名前を書いて直接警察に被害届を出すというものでした。
ただ、今期改めて前期と同様な問題が再発しております。
今期理事が巻き込まれたことから、被害届を出した場合、日馬富士の事件の例からも、加わった今期理事に社会的制裁が与えられるなど、大きな影響が出る可能性がありますので、無知のまま加害者、容疑者にならないよう、意思を持って様々な決断をしたことが分かるよう、個人的に情報提供は行っていきます。
今回の件も事前に前期の情報を提供しておりましたが、鷺沼さんのメールで、「それ以上の議論はありませんでしたので、審議の通りの期間点灯することになりました」という各理事の行動、事実だけは、唯一参考になりました。
議事録の件は、畑中様から回答いただきますので、これ以上の理事長からの回答は必要ないと思います。
畑中さんにおいても、管理組合、自社に対して、善良な行動が大切で、ミスがあったとしても、守る上で、正確な内容を、畑中さんから直接ご回答いただくことが望ましいと思います。
その後、畑中からもメールが来た。
理事会の席上で理事会の議案として新たな問題を起案する場合は、添付の起案書を事前に提出することが二0一七年七月十五日開催の第九期第一回理事会承認されております。
以前星崎様から理事の皆様宛に送信されたメールに、買い物探検ツアーについての記載があったことは記憶しておりますが、起案書が提出されていないためこれまで理事会で検討、審議がなされておりません。
畑中からのメールも不可解だ。
買い物探検ツアーを提案したのは、二0一六年十二月だ。
その点と鷺沼からのメールについて畑中に確認した。
私の記憶では、第八期初期段階で、理事が不適切な起案をしないように、起案する場合は、記名し、記録を残すように進言をしましたが、堅苦しいと反対となり、理事はフリースタイルで起案していいことになったと思います。
その後、前期理事の半数以上の問題意識が高まり、理事も起案する場合は記名することが賛成され、ご回答の承認がされたと思います。
また、買い物探検ツアーは、第九期では提案しておりませんので、第九期理事が当回答を読みますと初耳で、不可解に感じると思います。
畑中からは、前回の回答が誤っていたお詫びのメールがきた。
全てお詫びで解決し、なんの改善も進まない。
星崎は、皮肉も込めて、畑中にメールした。
関連がありそうで繋がりのない2つの事実ついて、それぞれ誤りのない記述をして、事実ではない結論を読者に想像させ、興味をいだかせる手法は、三流週刊誌が名誉毀損を免れるためによく使う方法です。
私は、日経新聞の記事に誤りがないことはない、根拠の法律・官報などから記事が正しいか判断するように教育されましたので、三流週刊誌が使う手法は特に気になりますが、慣れていない人が読みますと、誤解を招くことがあります。
今回は自身で結論付けておりますので、意図はないと思いますが、有らぬ他人の人格を形成したり、管理組合が混乱したりします。
また、このような手法を使えることになりますと、管理組合運営が、様々な審議をして結論付けるのではなく、先に結論を決めて、後から結論に都合のいい理由を探す進め方になる懸念もあります。
ご留意下さい。
第九期第三回理事会議事録
議事録に、防災補助金を参加賞に使う正当性が書いてあった。
防災市民組織の目的
住民の臨保協同の精神に基づく自主的な防災活動を行うことにより、地震その他の災害による被害の防止及び軽減を図ることを目的とする。
防災市民組織の事業
防災に関する知識の普及・啓発に関すること
地震等に対する災害予防に資するための地域の災害危険の把握に関すること
防災訓練の実施に関すること
地震等の発生時における情報の収集・伝達・避難、出火防止及び初期消火、救出・救護、給食・給水等応急対策に関すること
防災資機材等の備蓄に関すること
他組織との連携に関すること
その他本会の目的を達成するために必要な事項
補助金の目的
防災市民組織で行う活動を補助することによって地域の防災活動を効果的に行うこと
対象経費
各種防災機材および市長が認めた物
以上から、補助金交付要領及び防災市民組織規約を確認した結果、以下の内容が記載されており、当マンションにおける補助金の利用は決して一部の居住者のみに利益があるものではなく、参会賞等を用意し防災訓練の参加者を増やすことで、一人でも多くの居住者に防災についての知識をつけてもらうっことにより、マンション全体としての防災意識を高めていくことに寄与するため適正な補助金の利用であることが確認された。
ここまでして、補助金で物品を購入したいのだろうか?
星崎は、市に確認していたメールと共に、理事にメールした。
これを提出した人とマンション管理のプロである畑中さんを除き、その他の理事は、一つひとつの事実が正しいため、一見、補助金は防災訓練の参加賞に使用できると想像してしまうと思います。
しかし、実際には、下記の文書から結論は異なります。
御社が不祥事を起こした後、積極的に改善に取り組んでいたり、また、前期畑中さんにヒアリングした際、組合員である居住者のことを第一に思って取り組みたいという話を聞きますと、責任の所在は管理組合にあると言い聞かせながら、不本意にこのような議事録を作成させており申し訳ない気持ちも出てきます。
わずか数千円の参加賞を得るために、ここまで畑中さんにさせるのか?とも思いますが、理事の半数以上の賛同がないと改善できないことなので、また、畑中さんの営業面のことを考えますと、私が畑中さんと現理事との関係を壊すことを申し上げるとかえって迷惑かもしれませんが、このような行動を否定する良心のある理事は半数を越えくると思います。今しばらくお待ち下さい。
最後に、次の確認として、今期提出した補助金の申請書全てと、フロアマットと観葉植物の業者との契約書の写しをポストに投函いただきますようお願いいたします。
(市の回答)
防災市民組織補助金を利用して購入した物品を、参加賞として配布することは想定しておりません。
ただし、防災市民組織の要綱では「財産処分の制限」として、「補助組織は、補助金の交付を受けて購入した防災資機材等を防災活動以外に使用し、交換し、貸し付け、又は担保に供しようとするときは、あらかじめ市長の承認を受けなければならない。ただし、当該防災資機材等が5年を経過した場合又は使用等の期限が定められ、その期限が経過したものについてはこの限りではない。」と規定しておりますので、こちらに該当する場合には、防災市民組織として用意している備蓄品の紹介の一環として配布等をする可能性もあるかと存じます。
既知のこととは存じますが、
防災市民組織及びその補助金は「地域の防災活動を効果的に行うことを目的」としており、『自助・共助・公助』のうち、特に『共助』を意識した活動及び補助金の活用をお願いしております。
防災訓練の参加者を増やすことは、地域の防災力向上にもつながる重要な課題ではありますが、参加賞等を配布せずとも集客できるような訓練内容をご検討いただくか、補助金を使用せずに配布用の物品を別に購入していただくなどのご対応をいただけましたら幸いです。
今後とも、組織の方々には地域防災力向上のため、公平・適正な管理・運用を念頭に、よりいっそうのご協力をいただけましたら幸いです。
また、理事長から以下のメールを受けております。次の点について確認させて下さい。
星崎さん、
管理会社は「ラ・アークタワー管理組合」の委託先であり、その活動はその代表である理事会の承認または指示のもと行われております。
疑念があるようでしたら理事会の場でご発言ください。
理事長 鷺沼
私からの依頼内容について、理事会を通すものですか?
今回の依頼は、個人情報が全く含まれておらず、理事及び組合員が知るについて懸念するものは全くありません。
フロアマットを止める際の支出、観葉植物契約の継続、補助金申請は、今期行われているもので、適切か否か、全て、理事が各自判断するのは、民泊の例を取っても、理事が各自検討判断することは普通の考えと思います。私だけが、このような行動をとってはいけないと思えません。
議事録同様、管理人に依頼して入手するものと思いましたが、書類の保管場所が管理室か、御社か分かりませんでしたので、畑中さんに依頼しました。
1.これは、理事会で審議しないと理事は確認できないものですか?
2.また、理事以外の組合員が確認を希望した場合、理事会に呼び出して発言させるものですか?
3.更に、そのようなルールについて、根拠となる規定について教えて下さい。
以前申し上げたように、根拠となるものを確認するよう教育されてきましたので、確認しませんと、全体のルールなのか?私だけに適用しているルールなのか?この取扱い事態の正誤の判断ができません。
上記について、本来、理事長に確認すべきことかもしれませんが、議事録等を見ますと、故意または知識不足、あるいは私の理解できない理由からか、不適切な説明が見受けられ、判断を誤る可能性がありますので、マンション管理のプロである畑中さんに確認させていただきました。
開かれた管理組合のはずが、理事がこんな些細な情報を得るだけで、大袈裟になり、大変な思いをするとは想像もしませんでした。また、情報規制がここまで厳しいとは思いもしませんでした。
普通に情報を得られないようでしたら、所定の手続きをしますので、上記について、また、情報を入手するための正しい手続きについて、ご連絡下さい。情報統制の解除を審議にあげる程ではないと思っております。
なお、理事会への参加については、管理組合にされたことによる前期の症状を畑中さんも理事長も直に見ておりますので、難しいことは理解いただけるものと思います。前期にいじめの問題が収束に向かい、二九年九月に受けた人間ドックでCRP値が正常となったものの、今期再発し、今週末に詳細な検査をしなければならない状況です。ご理解下さい。
それに、本件について、正式に理事会で確認する場合、内容を議事録に載せる必要が出ることと、それによって、知識不足の理事が誤った決裁をして、後々、取り返しの付かないことになっても困ります。
更に言えば、詳細な確認をしないで何でも理事会にあげればいいというものではありません。ので、不都合なものではない前提での確認のつもりですが、気軽に写しをいただけないと、なぜこんなことでここまで抵抗するの?私たちはこの件で知らないところで法に触れることをしているの?と変な勘ぐりをする理事が出てくる心配があります。
よろしくご回答お願いいたします。
なかなか連絡がないため、星崎は、再度、畑中にメールした。
先日お願いしました今期提出した補助金の申請書全てと、フロアマットと観葉植物の業者との契約書の写しについてポストに入れていただきましたでしょうか?
管理組合の不適切な運営が重なり、懇親会に参加しているだけで御社の立場を悪くすると思い何度か忠告させていただいておりますが、万が一の場合、本件のポスティングが遅れますと、更に立場を危うくし、畑中さんを救えなくなるのではないかと心配します。
また、我々理事にも大きな影響を及ぼす可能性がありますので、早期確認を望みます。
加えて、ないと信じていますが、過去のいくつかの事例から心配になりますので、仮に万が一の場合、過失が故意・悪意になり、多数の理事に、社会的影響が出るような行動は慎んでいただきますようお願いいたします。
管理室に保管しているのであれば、管理人に指示下さい。
御社で保管しているのであれば、管理室にFAXしていただきポスティングするように指示下さい。
ついでで恐縮ですが、差し支えなければ参考までに、畑中さんが担当しているマンションの数と、その中で、毎月懇親会に参加している数をお聞きしてよろしいでしょうか?
理由や毎月以外等、余分な情報は不要です。簡潔に教えて下さい。
諸事情で差し支えがありましたら、確認は諦めます。
まだまだ確認すべきことは多々ありますが、引き続きご協力をお願いいたします。
やっと畑中からメールが来た。
書類の件見落としており、昨日はお休みをいただいておりました。
書類自体を閲覧されることは問題ないかと思いますので、各書類を探しご提出いたします。
理事長からのメールは書類の閲覧自体を規制するものではなく、メールだけでは読み取れない部分等があることや、メールではどうしても全員での議論が難しいため、何か問題があった場合はメールだけでなく理事会で審議しましょうということではないでしょうか。
もちろん星崎様のご体調のこともあると思うので難しい部分もあろうかとは思いますが、
やはりメールのみでは限界があると思います。
また、懇親会については毎月行っているマンションはありません。
鷺沼から返事を遅らせるように指示されたのか?これ以上遅らせることができないと判断したのか?
とりあえず、返信した。
理事は、補助金の申請及び使用が、公金の横領、公文書偽造、詐欺になると考えていないのか?隠匿する可能性があるため、理事に気付くようには言えない。
ご連絡ありがとうございます。
何か行動を起こしますと、いつもそれを複雑にし、本筋から外れるように誘導する不可解なメールが来ます。が、明快な回答をいただき、大変助かります。
今は、全員での議論は望んでおりません。
イルミネーションについては、今期理事は、一組合員が健康障害を起こすことを知っても尚、自身の嗜好の満足を優先し、更に、体調不良、その確認のための検査を行うことになっても、更に言えば、そのための費用が一組合員に生じても、良心の呵責を感じない、それが、組合員への健康障害を与える管理組合運営はおかしいという声が出た前期理事とは異なります。
誤った判断をしたのであれば、それを改善する、改善しなくても、責任を感じ、あるいは誤った行動を続けたくないと思い理事を辞任すると思いますが、そうした行動をしない理事は、正しい行動をしていると思っており、議論をしても噛み合わないと思います。
「今までの通常の生活をする場ではなくなります。それに嫌気をさして出て行かれる方が増えて行けば、自ずとそのマンションの価値は下がっていくと考えるのが自然です。資産価値とは、快適な居住の場所で有ると言うことと思います。」という文書を読みましたが、一人であれば、生活する場をなくしてもいいのでしょうか?
各理事自身へのリスクがある場合は積極的に議論し、自分とは関係ないリスクについては議論しない。
増して、管理費を使用した嗜好の満足(共有部分で行わざるを得ません)、管理費からの物品の授受を妨げるものは探究・議論しない、そんな中で議論をしても意味がありません。
更に、畑中さんも見ていたと思いますが、前期理事が事の重大さに気付いていなかった第八期第二回理事会で受けたあの苦しさは、二度と体験したくありません。畑中さんも人として、二度と見たくないのではないでしょうか?
「自身の嗜好の満足のための共有部分の変更や管理費からの物品の授受は、組合員間での諍いに繋がったり、他人の嗜好を強いられることにより一部の組合員にストレスを与えるため、組合員の安全・健康に影響が出る場合を除いて行いませんか?(要約)」と、総会で質問したことが、発端と思いますが、同じ質問を今の理事にした時、総会での回答とは異なり、「はい」と答える理事が半数を超えれば、理事会での議論も価値が出ると思います。
今は、解決に向け、何が起こっているのかを正確に記録する作業をしています。各理事にメールをしていますのは、内々で行う作業ではないことと、その作業過程で不適切な点が見つかった場合、理事会で問題視して、自浄作用を働かせて欲しい気持ちもあります。マンション規約を利用した合法的いじめは社会的な影響が大きいため、資料が揃う前に、できれば、管理組合内での解決を望んでいます。
常識的に、道徳心が欠けているとは考え難いのですが、直接障害を与えていないことから各理事に実感がないためか、身体に障害を及ぼすいじめの問題解決が難しくなっています。が、この作業が、ラ・アークタワーで起こっているいじめの問題を撲滅し、延いては、「通常の生活をする場」を実現するものと考えています。
また、管理会社が懇親会に参加することで、いじめや不適切な管理組合運営に問題ないと錯覚する理事がいることが、いじめを終わらせられない理由の一つと仮説を立てましたので、管理会社の懇親会への参加が、イルミネーション同様、異例かどうかを確認させていただきました。
本日、胃カメラ、CT等の検査になります。
今期理事の半数以上が「通常の生活をする場」を、自身ではなく、組合員のために作りたいと思う理事であったら、平成二九年九月の人間ドックの良好な結果から、本日、時間もお金もかけて検査をする必要はなかったと思いますが、そうでないため、また、自身の健康を考えますと、致し方ありません。
民泊同様、「通常の生活をする場」について積極的に検討する理事が増えることを願っています。
イルミネーションについて意見がない理由
星崎は体調を崩していたので、理事会の欠席を決めた。
ただ、重要な審議事項があったため、意見をメールした。
メール作成に時間がかかり遅くなりましたが、以下を踏まえて審議願います。
メールを読む時間がない方もあるかもしれませんので、その方用に、管理会社で当メールを印刷いただけますと助かります。
まずは、防災訓練の役割ですが、前期同様、上階での待機、誘導担当としていただきますと助かります。
体調が悪く詳しく書けませんが、共有部分で他人の嗜好を強要されて、それによる、また管理費の支払いを通じてそれらを自ら協力せざるを得ないことから、エントランスを通る度にストレスが加算していき、嘔吐、それを懸念して伝えていたにも関わらず実際嘔吐したときの犯罪者扱い、更には懸念していたストレスによる感染症発症、がん発症のうち、感染症発症が疑われるCRPの上昇が人間ドックで指摘されました。
人権センターからアドバイスをいただき、前期理事には月日をかけて理解いただき「最初は、星崎さんの単なるわがままと思っていましたが、話を聞いていくうちに理解できました」と、全居住者が受け入れている購入時への復帰の一つとしてフロアマットを排除いただきました。
一方、同時に、お願いしていた観葉植物の排除は、私の感染症発症、がん発症の懸念を上回るなんらかの事情があるためか、強い抵抗があったと聞きます。結局排除されませんでした。
既に身体への影響が出ており、更に悪化させたくなかったことと、第九期理事を巻き込みたくないことから(一人の者が嫌がるものを複数で行う構図はいじめと似ており、傷害事件として民事の前に刑事となり、実名が報道される可能性があるため)、身体への影響が改善しない場合は、再び審議いただくことを条件に、観葉植物の排除については、妥協しております。
エントランスでは、極力、観葉植物を見ないで、エントランス以外から外出し、帰りは、極力、数秒で通りすぎるようにし、今は、嘔吐も治まっています。が、長時間の滞在は、嘔吐する可能性がありますので理解下さい。
また、防災訓練参加者に対して、防災グッズを配布するようですが、私の分は準備いただかなくて大丈夫です。
以前、理事継続の話を聞いた時に、特別な益が得られるから理事を継続する者と、特別な益が得られてしまうから継続したくても継続できない話を聞きました。
このような考えが起こることは望ましくありませんので、自ら律することにしました。
次に、公開空地へのイルミネーションについてですが、「ここは都心近郊にありながら、自然豊かな空間です。テーマは、ネイチャー・ガーデンです。風格のあるエントランスは、静かな光の演出で、夜には美しい姿が浮かび上がります」というデザイナーのコンセプトが、人工物である配電盤?の設置やイルミネーションによって損なわれており、ここでも他人の嗜好の強要がストレスとなり、前期理事会では、撤去時期を早めてもらった経緯があります。その際、近隣の大規模マンションでイルミネーションをしているマンションは一つもなかったことを確認していただいております。居住者に健康障害を強いてまでする必要はないものです。
なぜ、また、居住者の健康障害に起因することを再び起案するのか?それも、諸事情を知っている人が起案するのか?なぜ前回の和解を壊すことをし、経緯を知らない理事を再び巻き込むのか?理解に苦しみます。
嘔吐の苦しみを再び連続した長い期間強いられることは耐えられません。また、その苦しみを与えることを知った理事がそれを行うことも望みません。
前期の経緯を理解した上で審議願います。
加えて、作業の人件費だけでも、十万円弱かかっておりますが、その金額を、毎年不足している防災品購入に充て、狭い倉庫からイルミネーションを排除して、そのスペースに少しでも多く、食料、飲料を蓄えてはみてはいかがでしょうか?救える人を年々増やしていくことができます。
関連して、クリスマスイベントの開催場所及びクリスマスツリーの飾り付け場所は、エントランスではなく、コミュニティプラザにし、飾り付けもイベント当日だけにした方がいいと思います。
一つ目の理由は、ここでも他人の嗜好がエントランスで強要がされることです。
二つ目の理由は次の通りです。
日本人は無宗教とよく言われますが、どちらかと言えば、多宗教、つまり、正月には神社に行き、お盆にはお寺と接し、結婚式は教会で祝ったり、信仰は別として多くの宗教を受け入れています。
しかし、キリスト教者から迫害を受けた宗教を信仰する人にとっては、キリストの生誕を祝うシンボルは受け入れられないようです。
街にあるクリスマスを祝う場所には行かなくても済みますが、マンションのエントランスは通らざるを得ません。
私も宗教には無頓着ですが、来客者を通せなかったという話を聞いたことがあり、居住者だけではなく、来客者も含め、不快な思いをさせることは良くないと理解できます。
これは、皆さんが受け入れられない宗教があったとき、多数決で置かないよう審議できるということではなく、そのシンボルが長い期間エントランスに置かれることを想像すれば理解できるかもしれません。
コミュニティプラザで飾り付けを行なっても、一部の居住者を一定期間コミュニティプラザから排除することになりますので、希望者でクリスマスイベントをコミュニティプラザで行い、飾り付けはそのイベントのときだけでいいと思います。
これも昨年近隣の大規模マンションを見てみましたが、クリスマスツリーはほとんどありませんでした。
また、MCI 同様、日本では、特定の信仰をしていることは言い難い雰囲気もあるようです。
新春イベントの開催費用については、クリスマスイベントと異なり、支出元が隠されております。
どこから支出するのかよく確認をして、協賛金のみで賄うなど、管理会社、コンサルティング会社から、問題となることは一切ないと責任を持って申し上げる、つまり、問題は一切起こらないため問題が起こった場合は全て責任を負うと確認した上で、決定することをお勧めします。
また、コミュニティ費用の峻別について、管理会社から説明されていないものがありますので、この機会に、管理会社、もしくはコンサルティング会社から、それをよく聞いてみて下さい。
門松については、もう検討する体力が余っていません。
最後に、MCS社とのコンサル契約更新について、最初に検討した内容をここに貼り付けます。
コンサルティングの内容について、内容を絞った方がいいのではないでしょうか?
改修工事について強いコンサルティング会社と思い、また、その実績は、コンサルティング料以上の成果をあげていると感じますので、コンサルティング内容を絞っても、コンサルティング料金の変更をしなくてもいいと思いますが、コンサルティング会社、管理会社が何も意見しなければ、誤っていないと、管理組合役員が誤解する懸念があり、それが不適切に利用されても困ります。
そのような懸念を無くすために、不得意分野についてはコンサルティング内容から外した方がいいと思います。
しかし、後日、議事録で確認すると、一切の意見が載っていなかった。




