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セポル後日談
色々あったけど、ビスティエと仲直りできてよかったなあ。
そんなことを考えていたら、向こうから誰かが走ってくるのが見えた。
「仲直りは出来たのか?」
ロレウス、こいつは人間らしい。
最初に僕とビスティエが出会ってから、何年か後に人間界から魔界に飛んで来て、それからいつの間に僕達の所にいた。
「ロレウス!」
ビスティエは大袈裟に驚いている。
いつも元気だなあ。
「まったく…お前らはいつになったら恋仲らしくなるのだ」
なにいってんだろこいつ。
僕とビスティエは仲のいい友達、少なくとも僕はそう思ってる。
「恋仲って、ビスティエと僕はそういうんじゃないよ、だよね」
確信をもってビスティエに聞いてみる。
「知らないわよ!!」
ビスティエはバサバサ、翼を羽ばたかせて飛んでいった。
なんで怒ってるんだろう。
「ロレウス、なんでビスティエは怒ったの?」
「先が思いやられるな…」
そんなに冷やかされたのが嫌なのかな。
よくわからないけど。




