表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Dear Friends  作者: 横谷昌資
2/15

monochrome kaleidoscope

多様性を認め合おう みんな違ってみんないい

そうそれ以外の考え方は認めません


オープンかクローゼットかを選ぶ自由がある、

そんな問いかけ、二者択一自体が差別だ、

なぜなら差別がなければみんなオープンだから、

だからみんなでカミングアウトしよう!

そのこと自体はその通りだと思う


でも現実には、差別があるからこそ

クローゼットを選ばざるを得ないわけで

その呼びかけはあまりにも無責任だ

あなたは他人の生活を想像できていない


あなたは強いのかもしれないし

だからこそ今のライフスタイルなのかもしれないけど

人間はそれぞれ違う毎日を送ってるんだ


零点や十点はどうしようもないと叩く叩く

八十点なら二十点足りないと責め立てる

誰だって完璧な人間なんかじゃないんだ

正義で味方を敵に変えるのは有害だ


もちろん最終的には

“カミングアウト”や“クローゼット”という概念自体がなくなって

“ゲイ”や“ストレート”という単語自体がなくなるのが

目指すべき地点ではある


ただ今そうじゃないから

目指してる最中だから

未来世界を今行うのは無理だ

正論だけでは正しくないんだ


あなたの思う正しさは完璧すぎる

完璧なものだけを正しいと見なしてる

だから人はあなたにいまいち納得できない

正しくあることと不完全なことは矛盾しないはずだ


世界は一朝一夕じゃ変わらない

でもそうは言っても千年以上続いたこの世界

悔しいけど今すぐってのはやっぱり無理だ


多様性を認め合おう みんな違ってみんないい

そうそれ以外の考え方は認めません

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ