速攻!
「ひいぃいいい撃たないでくれぇ!」
「大丈夫、当てません!そのまま走って!!!」
俺が撃つ銃弾に怯えながらも、男は真っ直ぐスピードを落とさす走ってくる。陽太と夢さんの作業も順調に進んでいるから、このまま走ってくれば何とかなる。道の両端には木や電柱、ガードレールなどで出来たバリケードが出来上がっていき、夢さんの鎖で補強されていく。
「もうキツイ!」
「あと少しです!」
俺はもしもに備えて男を向かいに走りながら、黒いのを撃ち抜いていく。一体一体は弱い奴らなので一発の弾丸で倒れてくれるのは助かるがキリが無い。あと少しで男の元へ着くという時、不測の事態が起きてしまった。
「あっ」
男が転んでしまったのだ。男は目を見張らき驚いた様子だったがどんどん恐怖の色に染まっていく。転んだ男に迫り来る黒い集団、男は恐怖で動けなくなってしまっている。男と黒いの間はあと数m、間に合え!
「おりゃああああ」
俺は全力でダッシュし、男の元へ駆け寄り腰が抜けて立てない男を抱え爆弾を黒い集団に投げ込み無我夢中で道を走り抜ける。ヤバいヤバい!流石に男一人抱えたら、スピードも落ちるっつうの!追いつかれる!背後に気配を感じるが男を抱えているから何も出来ない!
「遊斗、そのまま走り抜けろ!」
バリケードを作り終わった陽太が余りの木や電柱を俺の後ろに飛ばし援護してくれた!背後で電灯が地面にぶっ刺さる物凄い音が鳴ってて怖いが、ナイスだ陽太ぁあああ
陽太の援護もあり何とかバリケードにたどり着くことが出来た俺は、転がり込むようにバリケードに入ると、大きな音を立てて入り口が塞がり、光り輝く鎖で頑丈に固められた。その直後ドンッという衝突音が聞こえた。
危ねぇえええ間に合った・・・・
男を地面に下ろし、四つん這いなって一息ついていると夢さんがこっちに近寄ってくるのが視界の隅で見えた・・・・危ない!俺は気力を振り絞って、夢さんに向かい走り突撃し、夢さんを抱え込むように右に転がると、さっきまでいた場所からダンッという鈍い音が響いた。夢さんと俺は姿勢を整え、武器を構える。
「ありがとう、助かったわ。あれが大男ね」
「あぁ、大槌なんて持ってきやがって」
俺達を攻撃した正体は、大槌を持った大男。振り下ろした大槌を構え直し、俺達に突撃してくる。
くそっこんなタイミングで来るんじゃねーよ!
バリケードからは何度も、衝突音が鳴り長い間持ちそうに無いから、早くこの場を離れなくてはいけないが・・・・それにはこいつを倒す必要がある。陽太は能力の使い過ぎで、もう体力が無くしゃがみ込んでしまってる。俺達2人で速攻片付けるしかない。出し惜しみは無しだ。
「夢さんまだ鎖出せる?」
「えぇ、だけど一回がギリギリね」
「分かった。俺が合図したら、拘束して」
「分かったわ」
大槌大男はスピードは遅い、突撃してきた大男を二手に分かれて回避すると俺はショットガンを構え、大男にぶち込む。
ガンッガンッガンッガンッガンッ
5発ぶち込むと少しひるんだが、すぐに姿勢を直し俺に向かって大槌を振りかぶる。それを後ろに飛び躱すと
「今だ!」
合図を送ると、地面から突然現れ光の鎖が大槌をふりか下ろした状態で拘束されたのを確認すると俺はすぐさま武器を変える。作り出す武器を俺のとっておき対物ライフル、バレットM81A1重量感の有るそれを腰に構えると、
「この距離なら狙わなくても当たるだろ!」
大男の頭に銃口を突きつけ発射した。
ドンッという腕が持ってかれるんじゃないかというほどの衝撃と爆発したかのような轟音が周り響いた。その轟音通りの威力により大男の頭は爆散したが、威力に伴い消費もエグいんだよなこの武器・・・・
ふらつく身体を抑え、俺達の戦いを見て目が落ちるんじゃないかと思うほど目を見開いている男の肩を持ち立たせると座り込んでいる陽太を呼ぶ。
「陽太立てるか」
「あぁなんとか・・・・」
陽太は足を震わしながら、立つがふらついている。夢さんは陽太に駆け寄り肩を持ち
「大丈夫?陽太君は任せて、早く現実世界に行きましょう」
「だな、黒いのが来る前に早く戻ろう」
俺は道の通りに遭った適当な店のドアを掴み、とりあえずショートカットへ繋ぎ中に入った。
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