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常闇の街を今日も俺達は散歩する  作者: 和吉
1学期神隠し編
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夜鳥へ

「それじゃあサイトで情報集めながら、放課後は夜鳥に行こう。行方不明になった場所も書いてあるか現場に行ってそこから常闇の世界に入る」

「分かったわ」

「了解した」


 今日の予定を話し合った俺達の話題は昨日の夢さんが使ったと思われる力へと移る。話を切り出したのは陽太だった。陽太はサイトを見ながら思い出したかのように、


「そういえば昨日の戦闘についてなんだが、夢さん能力使ってなかったか?」

「確かに、昨日は色々有り過ぎて全然話せてなかったけど、昨日手長を拘束したのって夢さんの能力だよな。陽太が鎖でも作ったのかと思ったけど違うみたいだし」

「そういえばそうだったわね・・・・」


 夢さんも話を切り出されて気付いたように、ポンッと手を叩く。夢さんって見た目は出来る美人って感じがするけど、何処か抜けてたり頑固な部分あるよな~。陽太はそんな夢さんの様子に呆れながら


「いや当事者だろ・・・・何で今気づいたみたいな顔してるんだ」

「え~と、昨日必死だったから全然覚えてなかったのよ!なんか叫んだらあっという間に手長が拘束されてたし、倒したらパッと鎖も消えちゃったから」


 呆れた顔を見て、夢さんがモジモジと恥ずかしそうに話す。まぁ確かに色々有ったけども・・・・


「見た感じ鎖を召還する能力って感じなのか?

「どうかしら・・・・でも、それって武器を呼び出すのと同じじゃない?」

「能力発動する時何を思ったんだ?何かしらのきっかけがあるはず、俺は邪魔なものを退かしたいって思ったら発動できたし」


 陽太の言う通り能力を発動するには具体的なイメージが必要だ。俺の場合、扉で現実世界と常闇の世界を繋ぐイメージで、昔この世界に落ちた時ここから出たい、ここじゃない場所で行きたい!って強く願ったことが影響してる。何度も使ってると慣れて具体的なイメージが無くても、発動できるが最初の方はイメージが大事だ。


「ん~・・・・必死だったことしか。陽太君に動きを止められれば勝機があるって言われて、手長を止めることだけを考えてたのよね」


ん~止める、鎖・・・・拘束?


「・・・・それじゃね?」

「それって?」

「夢さんの能力って相手を拘束する能力なんじゃないのかなって。止めることを必死に考えて、相手を拘束すると言えば鎖が代表格じゃん?」

「あ~なるほどね。じゃあ私の能力は拘束ってこと?」

「まぁ確定は出来ないけどね、鎖を自由に出現して操る可能性も捨てきれないし」


 どういう能力かハッキリさせるには、案内人に聞く以外に方法はなく自分達で予想するしかない。だから、早く案内人に会えると良いんだが・・・・こればかりは運だからどうしようもない。まずは、夢さんの能力を慣らしながら探索を進めていくか。

 放課後の予定を話していると、あっという間に時間は過ぎお昼の時間は終わってしまった。午後の授業も身が入る訳もなく、ボーと過ごしていたら、放課後になった。俺達は足早に駅へと急ぎ、電車に乗り夜鳥へと向かった。



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