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常闇の街を今日も俺達は散歩する  作者: 和吉
1学期神隠し編
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授業開始、そして捜索開始

 中々寝つけず寝不足気味だが、何とか朝は起きることが出来た。今日から授業はが始まるので気合を入れなきゃいけないが、どうしても行方不明者が気になる。朝食を食べながらテレビでニュースを見て、スマホで掲示板を覗いてみる。


また一人増えてるな・・・・しかも場所がバラバラだ。こんな距離を一瞬で移動できるものなのか?移動に関する特殊能力を持ってそうだな。そうなると、捕まえるのも見つけるのも難しいんだよな。掲示板は、1人も見つからない事を不思議がってるけど今後も見つからないだろうな。早く見つけないと・・・・


 朝食を食べて着替えてそろそろ時間だけど、陽太が来ないなんて珍しいな。心配だし見てみるか。


何時もの時間になっても来ない陽太を心配して部屋のチャイムを鳴らすと、少し時間をかけて眠そうにした陽太が出てきた。


「珍しいな陽太が眠そうだなんて」

「おう・・・・ちょっと作っててな」

「昨日無理したんだから、しっかり休まないと駄目だぞ」

「そういう遊斗も眠そうだけどな」

「まあ・・・・少しな」


 陽太も何かで眠れなかったようだ。作ってたって・・・・何を?聞いてみたけど、早く学校に行こうとはぐらかされてしまった。確かに学校に行かなきゃいけない時間なので従い、昨日と同じようにアトリエにショートカットして教室に行くと夢さんはもう来ていた。教室に入る俺達に気付き、手を上げて挨拶する夢さん。俺達も手で挨拶して席に着くと、夢さんは後ろ振り返り


「おはよう」

「おはよう、体調大丈夫?」

「えぇ、あの後ぐっすり休んだから大丈夫よ」

「ねえ夢知り合い?」


 夢さん隣に座ってた女生徒が挨拶をする俺達を不思議そうな顔で見ながら尋ねてきた。


「昨日知り合ったの。凜ちゃんと別れた後体調が悪くなって休んでたら助けてもらったの」

「え!?そんなことあったの!大丈夫なの?夢ちゃん」

「もう元気よ」

「良かった・・・・夢ちゃんを助けてくれてありがとう!私祭藤凛って言いますっ夢ちゃんとは小学校から一緒なの」

「当然のことをしただけだよ。俺は日月遊斗」

「夏山陽太だ」

「これからよろしくね!」


 挨拶していると、先生が入ってきて授業が始まった。祭藤さんは明るく優しい子っていう印象だな。表情がコロコロ変わるし元気が有り余ってる感じがする。本格的に授業が始まり、今日は授業の流れや注意事項などが説明され少しだけ勉強するだけなので楽だ。授業中もずっと常闇の世界の事を考えていたら、陽太につつかれてしまった。授業に集中しろってことなんだろうけど、こんな状況じゃ無理だって。時々ボーとしていると陽太に起こされながら午前中の授業は終わり昼となった。

 昼を買いにラウンジに行こうと席を立つと夢さんが振り返り

「今日一緒にご飯食べない?」

「良いぞ。俺達はラウンジでパン買いに行くけど夢さんは?」

「私はお弁当、凜ちゃんごめん昨日のお礼したくて今日は別でもいい?」

「いいよ~!お礼は大事だもんね!」

「ありがとう夢ちゃん」


 斎藤さんと別れラウンジでパンを買った俺達は、中庭で昼食を食べる事にした。中庭にはちらほら他の生徒も居るけれど、離れているため会話が聞こえる事は無い。俺達は食べながら今日の予定を相談し始めた。

読んで頂きありがとうございます!

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