一旦引き上げ
安全地帯で10分ほどゆったりとしてからまた黒いのを探しに周辺を歩き回ったが、霧っぽい黒いのが数体見かけただけで戦えるような黒いのとは遭遇しなかった。なので、探し回って体力を消費しても仕方ないので、一旦引き上げることにした。現実の世界に戻ってくると、時刻は現在14時半
「戻ってきたけど、これからどうする?」
「そんなに消耗してないけど、休憩しとくか」
「りょーかい、夢さんもそれでいいかな?」
14時半という微妙な時間、飯は食べてしまったしファミレスでだらだらするのも考えたが取り敢えず駅前のベンチで少し時間を潰すことにした。
「それで初めての戦闘だったけど、どうだった?」
「武器の感じが掴めて良かったわ。それに、黒いのに襲われても動けることが分かったし足手纏いにはならないわ」
「期待しておく」
戦えたことに喜びながら、決意のある目をして答える。襲われた経験がトラウマになっていないか不安だったけど十分動けてたし、銃の威力は規格外だったので戦力になってくれている。夜に仕掛けることになってるが具体的な時間はどうしようかな。
「夜仕掛ける時間どうする?夢さんは何時まで行ける?」
「私は、親に連絡してあるから夜遅くまで行けるわ」
「ん~じゃあ20時くらいにするか。それくらいなら、学校の疲れも取れてるだろうし」
「俺はいいぜ」
「私も」
「じゃあ決まり。それと夢さんにはこれ渡しておくよ」
「?何かしら」
俺は鞄の中から、球根を出し手を出して来た夢さんの手に載せると球根をじっと見ると
「球根?色が白いけど・・・・何の花?」
「花だけど花じゃない。これは常闇の世界で時間制限のある安全地帯を作ることが出来る球根だ」
俺は夢さんに使い方と効果について説明すると、夢さんは手の上にある球根を空にかざしながら
「見た目はチューリップの球根に似ているけど凄いのね。こんなに凄いの貰って良いの?」
「大丈夫、陽太には渡してあるし俺には能力があるから」
「それじゃあ有難く貰っておくわね」
夢さんは鞄の中に大事そうにしまうと
「20時までどうしようかしら」
「ん~どうしようか」
俺も20時に決めたのは良いがそれまで何するかは決めていなかった。悩んでいると陽太がベンチから立ち上がり
「じゃあゲーセン行こうぜ!ゲーセン」
「俺は良いけど・・・・あんまりはしゃいで体力無くすなよ」
「もちろん、夢さんは?」
「良いわね、ゲーセン」
「それじゃあ行こうぜ!」
俺達は駅前にあるショッピングセンターにあるゲームセンターに行くと、3時間ほど時間を潰すことにした。メダルゲームや、UFOキャッチャー、レーシングゲームなど色々なゲームを遊んだ。中でも驚きだったのが、夢さんがレーシングゲームが得意だったこと一回も一位取れなかった・・・・。UFOキャッチャーではチョコ菓子とかマスコットのクッション、ぬいぐるみなど成果は上々。UFOキャッチャーは陽太が取ってくれました!俺はメダルで大富豪になったりと楽しい時間だった。
「は~遊んだ!」
「こんなにぬいぐるみとか取りやがって、荷物凄いぞ」
「大丈夫?少し持とうか?」
「大丈夫」
「もう3時間たったのか・・・・後の時間はショートカットに荷物置いて飯にしようぜ」
時刻はもう18時になろうとしている、確かにそろそろ腹が減ってきたけどショートカットは荷物置きじゃないんだぞ。まぁ確かに荷物在り過ぎて邪魔だからそれには賛成だけど。
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