確認したら実践!
武器について色々あったけど、武器が出せることが分かったんだから良しとしよう。次は実践編だ。何処かに手軽な相手が居ればいいんだが・・・・その前に夢さん大量に武器出していたけど体力大丈夫か?
「夢さん、体力大丈夫?」
「えぇ体力より精神的な疲れの方が大きいわ・・・・なんで包丁なのよ」
精神面が大丈夫じゃなさそうだけど・・・・武器は決められてるから仕方ないのだ。体力が大丈夫なら、実践と行こうか。夢さんの武器だと、最初はショットガンが良いかな、破壊力があるし一定の距離は取れるしな。
「じゃあ、実践行って見ようか。武器はショットガンで立ち位置は陽太の少し後ろで俺が後衛を務めるよ。陽太はいつも通り前衛で、ランタンも渡しておく」
「りょーかい」
「分かったわ」
陽太を先頭とし、周りを警戒しながら黒いのが居ないかどうか探してみるが・・・・全然見当たらないな。
「見つからないな、ランタン消すか?」
「いや、それだと寄ってくるのが多すぎる」
「学校にはあんなに居たのに・・・・これが普通なの?」
夢さんは学校で大勢の黒いのを見ているので、黒いのが見つからず不思議そうにしているがここまで見当たらないのは珍しい。学校ほどではないが、霧っぽいのとか小さい黒いのはいつもだったら良く見かけるんだが・・・・・それすら見かけないとは
「学校に大勢いたから、ここら辺に居る黒いのが集結してるんじゃないのか?」
「あ~どうだろう」
陽太が言う通り、ここら辺い居る細かいのが集合して大きな黒いのになった可能性はあるが・・・・一か所に黒いのが集まるなんて経験したことないから何とも言えない。一応この世界に入れるようになってから色々調査はしているがまだまだこの世界には謎が多い。
「学校に何かあるのかもね。こういうのってホラゲーとかの定番でしょ?何か重要なものが学校に会ってそれに群がってるとか」
「黒いのが集まることといえば・・・・」
「いえば?」
言い淀んでいる俺を不思議そうな顔で2人が見てくるが、黒いのが集まる理由なんて1つくらいしか思い当たらない。
「人間しか知らない」
「え」
「あ~そっか」
ある程度の大きさになった黒いのは人間を積極的に襲うことがある。あいつらに栄養が必要かどうかは分からないが、人間を食べるのは確かだし獲物を求めて集まってる可能性が大きい。陽太は納得した様子だが、夢さんは少し青ざめてしまった。
「人が居る可能性が有るの?」
「確かじゃないけどな、もう1つ細かいのが居ない理由が思いつくけどあんまりあいつに遭遇しな・・・・・・」
話しながら歩いていると、グシャグシャと何かを咀嚼しているような、貪るような不快の音が聞こえてきた。
「フラグだったな」
「うるせえ!」
「夢さんは俺の後ろに、黒いのからの攻撃は絶対に当たらないように危なかったら遊斗の後ろまで下がっていいから」
「分かったわ」
「武器を出して戦闘準備しといて」
遊斗は顔を引き締め、剣を出しながら音のする方向へ慎重に歩いていく。その後ろに続き夢さんはショットガンを俺はアサルトライフルを出しゆっくりゆっくり付いて行く。細い路地を抜け大通りに出ると、音の正体がそこに居た。
「デカい・・・・口!?」
「静かに」
「ごめんなさい」
バリバリ、グシャグシャと不快な音を立てていた正体は、小さな黒いのを食べている、大きさは1mくらいある黒い球体に大きな口が付いている黒い化物だった
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