物騒な武器
「それに、多分他の武器も出せると思う」
「え?チェーンソーだけじゃないってこと?」
「そう、俺は銃であれば何でも出せるし陽太は剣と盾が出せる。きっと他にも武器を出せるはず、そうなれば十分問題点をカバーできると思う」
「そっか、分かった他の武器も出せないか試してみる」
夢さんはチェーンソーを消すと、さっきと同じように目を瞑り念じ始めた。次は何が出てくるのか楽しみだな~まさかチェーンソーとは・・・・次はドリルとか出てくるんじゃね!?とワクワクしながら見ていると、次に出てきたものはなんと鉈だった。夢さんは目を開き、武器を見ると驚きながら
「えっ?次は鉈?全然関連性ないじゃない!」
「鉈だな・・・・それも、海外のホラー映画に出てくるタイプの」
「あ~見たことあるなと思ったけどそれか」
「普通の武器が出てこないんだけど!」
鉈を持ちながら叫ぶ夢さんはかなりの迫力があるな・・・・何かしらの映画に出てきそうだ。でも、なんで鉈なんだ?俺達は普通の武器なのにこの差はいったいどういうことなんだろう。夢さんは鉈が気に入らなかったのでさっさと武器を消すと
「次行きましょう次」
「お、おう」
今度は目を瞑らず、真剣な表情で念じると出てきたものは・・・・
「なんでバールなのよ!!!!」
「いやぁ・・・・俺にも分からない」
「きっと役に立つと思うよ・・・・たぶん」
次はバールが出てきた。工具繋がりなのか?夢さんが出す武器は全部武器というよりは作業の道具だな。
「そんな慰めいらないわよ!何で普通の武器が出ないのかな・・・・」
「こればかりは、分からないな」
「案内人が居れば教えてもらえるんだけどな~」
「そういえば、そんなこと言ってたわね。会えないの?」
「ん~一定の場所に留まらず、神出鬼没だから無理だと思う」
「そう・・・・私にも能力があるか教えて貰いたかったのだけど」
案内人に訊けば能力とか武器の謎についてい教えてもらえると思うんだけど・・・・会おうと思って会えるもんじゃないしな~
「お願い!次こそは!」
バールを消し、次の武器に願いを託しながら作り出した武器は、
「やった!!!普通の武器ね!!!」
夢さんはやっとまともな武器を出せたと喜びジャンプするが危ないから、ジャンプするの止めてくれ・・・・陽太と俺は夢さんの正面から速やかに退くと出てきた武器に驚きながら
「ショットガンかよ」
「武器被りした・・・・」
「普通の武器!しかもカッコいい!やった!」
ショットガンを抱えながら大喜びする夢さん。絵面酷いな・・・・武器の見た目からすると、よくゲームとかに出てくるソードオフショットガンのレミントンに酷似してるな。武器被りしたけど、十分な武器だな。
「そろそろ危ないから、跳ねるの止めてくれないか?それと使い方わかる?」
「あ、ごめんなさい私ったら。もちろん使い方は分かるわ」
「良かった、その武器の特徴は?」
「遠距離は拡散してしまうから、威力は望めないし前方に見方が居たら撃てないわね。その代わり近距離の破壊力は絶大。継続的な戦闘には向いていないけど、これリロードする必要ないのよね?」
「正解・・・・いや、何でそこまで知ってるんだ?」
「ホラゲー定番の武器でしょ色々知りたくて調べたの」
「ゲームさまさまだな」
陽太が笑いながら言う。確かにゲームの知識が役に立ったな。注意事項は理解してるみたいだし、光の武器の特性も理解したみたいだ。そう、夢さんの言う通り光の武器にはリロードとかが無いのだ。だから、銃系統の武器であれば体力が尽きるまで撃ち続けることが出来る。なので、リロードが大変なソードオフショットガンでも連続で撃つことが出来る永遠に撃つことが出来るショットガンって嫌だな・・・・人のこと言えないけど。
「次もきっといい武器なはず!」
「そうだな」
あ、これフラグだ。意気揚々とショットガンを消し次に表れたのは・・・・
「まあ、近接武器が出来てよかったんじゃないか?」
「確かにな。一番身近な武器だし使いやすいと思う」
「何で・・・何で包丁なのよ!!!!!!」
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