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常闇の街を今日も俺達は散歩する  作者: 和吉
1学期神隠し編
32/155

おやすみからおはよう

 海から帰宅した俺は着替えて布団に入ると、あっという間に寝てしまった。気付いて無かったけど意外と疲れてたのかな。携帯のアラームで起きた俺は、歯磨いて朝食作って食べてるとチャイムが鳴った。どうせ陽太だろうな~


「はーい」

「よっ」


 扉を開けると予想通り、いつも通りの陽太が居た。


「今日はちゃんと起きてたみたいだな」

「流石に2日連続はしないって」

「朝飯食べた?」

「まだ、中で待ってて」


 玄関でいつまでも話してるのもあれなので、陽太を中に入れると残りの飯を食べながら、


「陽太はもう食べたん?」

「おう、陽太は卵トーストか」

「おう、ベーコンも入ってて簡単美味い」


 パンに塗ったり上に載せたりしてトースターで焼くだけ簡単! 朝食はご飯でもパンでもどっちでもいいんだが、簡単なパンになることが多い。陽太は朝から米派だから何食べたんだろ


「何食べたの?」

「白飯と焼き鮭、漬物と味噌汁」

「うわ、朝からガッツリ作ってんな」

「朝食べないと動けないだろ?」


 陽太も簡単な物なら作れるんだよな~このハイスペックイケメンめ


「食べ終わるまでテレビでも見て待ってて」

「時間も余裕あるし、ゆっくりどうぞ」


 陽太はテレビをつけると、特徴的な鳥のマスコットが人気の朝のニュース番組を付けて見始めた。一応テレビ置いてあるけど、俺は殆ど見ないんだよな~陽太は毎朝今日のニュースを確認するタイプ。残りのトースト1枚を食べているとテレビから


「今日のニュースで、ここ1ヶ月夜柱市、南雲市周辺で行方不明者が相次いでいます。警察の調べでは・・・・」

「これ、陽太が前言ってたやつ?」

「そそ、ネットでは神隠しだって言われてるやつ」

「見つかった人は居るのか?」

「いや、誰も見つかってない。行方不明になるような人が消えてるけど、証拠も痕跡も無いって警察もてをあぐねてるって」

「へ~」


 なんか思ってたより物騒だな。いくら行方不明者が出たからってニュースになることは少ない。ニュースに取り上げられるってことは結構な数が行方不明になってるってことだよな・・・・誰かしらが人を攫ってるのか、もしくは本当に常闇の世界に落ちてしまってるのか。どっちかは分からないけど警戒しておくか。最後の一口を食べ終えた俺は皿を片付けまた歯を磨いたら準備完了!


「よしっ準備終わったぞ」

「んじゃ学校行くか」


 さっそく昨日設定したショートカットを使って学校に行くことにした。何事も無く謎のアトリエから出てくると、一応周りに人が居ないか見まわしてみる・・・・大丈夫そうだな。問題なくショートカットはつながってるしこれで電車代は浮くな。


「誰もいないな」

「おう、いい穴場を見つけてくれてありがとさん」


 森を抜け校舎に向かって歩いていくと、生徒がちらほら見えてきた。昨日はきっちり制服を着ていたけど、今日は服装自由だから各々好きな服を着てきたり、制服に普段着を合わせるなど色々だ。俺は今日は制服のズボンにパーカー陽太はスウェットパンツにパーカーという制服一切なし。しっかり制服着てる人の方が珍しいレベルだなこれ。さっさと教室に行くと、昨日座った席が空いてたのでそこに座ることにした。


「まだ、そんなに来てないんだな」

「ちょっと早いからな」


 教室内は半分より少ないくらいしか居らず、少し広く感じる。まだ授業開始まで時間あるしソシャゲでもやって時間潰すか~陽太も携帯を弄り始めたので特に話すことなく時間が過ぎていく。廊下が賑やかになってきたので何気なくドアを眺めると


あ、新入生代表さんだ昨日一緒に居た子もいるな。その後ろから探偵シリーズの柊君3人も昨日と同じ席に着くと、授業開始までそれぞれ時間を潰していく。


やばい・・・凄い柊君が読んで本を確認してみたいけど、見るためには振り返らなきゃ駄目だし不自然だよな・・・・


 今日はどんな本を読んでいるのかが気になるが、変な行動したくないという気持ちが葛藤していると時間になったみたいで先生が入ってきた。

読んで頂きありがとうございます!

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