夕飯からの常闇探検記
俺は財布と携帯を持つと、家を出て近くのスーパーに行くことにした。スーパーは歩いて10分くらいの場所にあるので、気軽に行くことが出来て便利だ。買い物って結構めんどくさいんだよな~今だとインターネットスーパーとかがあるから、それにしようかと思ったけど金がかさむから無理だな。毎日弁当が届くサービスも良いけど高校生にそんな余裕は無い!ただでさ、1人暮らしすることによって親に負担掛けてるんだから、色々節約しなくては。
まだ一回しか行ったことの無いスーパーに到着するととりあえずオムライスの具材を先に買うことにした。
米は炊いて来たし・・・・卵と玉ねぎ、ピーマン人参肉は人によってソーセージだったりひき肉だったり色々だけど俺は鳥を使ってチキンライスをオムライスに使う。簡単にデミグラスソースを作れるやつとか売ってるけど、俺はケチャップの方が好きなので買わない。後は・・・・明日以降の食材も買っておくか。
目に付いたものと、夕飯と明日以降の食材を買い終えた俺は結構重い袋を持って家に帰ったら、陽太はゲームをして待っていた。
「何のゲームやってんの?」
「髭オジ」
「なんでそのチョイス」
「なんとなく」
何となくで髭オジなのか・・・・まぁ詰まってたから、やって貰えるのは有難いけど。夕飯には少し早いから食材を冷蔵庫に入れて、陽太のプレイを見守ろうと、ソファーに座るとコントローラーを差し出しながら
「一緒にやるか?」
「いや、見てる」
ゲーム全般好きなんだけど、髭オジだけはなんか苦手なんだよな~髭オジが嫌いとかっていう意味じゃなくて下手って意味で。陽太は基本全部のゲームが得意だから、スラスラとこなしてるけどなんでそんなダメージ喰らわず行けるのか意味わからん。俺が得意なのはRPGとかだな。陽太はアクションとかFPSが特に上手で、最近はFPSのゲームにはまっているらしい。難なくステージをクリアしていく陽太に感心してるともう5時なので米炊かなくては。本当は1時間くらい水に浸してから、炊いた方が良いんだけど今日はいいや。米を炊いて戻ってくると、もうボス戦に入ってた。
早いな~、そうだ!米炊けるまであれ書いとこ
俺は、寝室のテーブルに置いてあるノートと筆記用具を持ってくるとサクサク進むゲーム画面を横目にノートを書き始めた。このノートは俺が小学生の頃から書いている常闇の世界について色々書いてるノートだ。名付けて「常闇探検記」ネーミングセンスないとか思わないでくれよ、これでも捻りだしたんだから。陽太にこの名前言ったら、安直って言われたんだよな・・・・何だよじゃあシャドウシークレットとかにしてやろうか!?昔の事を思い出しながら、常闇探検記の黒いのについてまとめているページを開くと今日の出来事を書き足した。
「ん?あぁそれ書いてるのか屋上の黒いのについて書いてるのか?」
「そそ、あと朝に出会った恐竜みたいのも書いとこうと思って」
「なるほどな~」
「後で陽太もコメント書いてよ」
「りょーかい」
陽太がゲームの手を止めて俺の方を見ると、今日の出来事を思い出したのか少し苦い顔をしたが返事してからゲームに戻った。この探検記には、黒いのの弱点や形や常闇の世界で見つけた物、不思議とかを書き記しておくことで忘れないように対策が出来るように書き始めた。最初は小学生の観察日記みたいな感じだったんだけど中学生特有のノリでこの状態になった。ノートはルーズリーフをまとめてる奴なので、好きにページを追加できる。書いていると陽太が
「あ!」
「何だよいきなり」
「それ、書き終わったらしばらく見せてくんない?」
「いいけど・・・・何でだ?」
「ほら、これから一緒に常闇の世界に行くことが多くなるんだったらいろいろ知っておいた方が良いだろ?」
「なるほど、おっけ~」
陽太にも黒いのと一緒に出くわしたときは書いてもらってるんだが、全部を見せたことが無かったな。
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