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常闇の街を今日も俺達は散歩する  作者: 和吉
1学期神隠し編
27/155

コレクションと便利グッズ

 俺は立ち上がり、陽太から王冠を回収するとケースに戻した。こいつ、中学の時王子様とか言われてたから似合うんじゃないかと思って、載せてみたけどしっかり似合っててムカつく。他にも色々常闇の世界で拾った多くのコレクションがある。左下のボックスを開けると、そこには白いビー玉が20個入っている。


「お、こっちも増えてるな」

「これは結構見つけやすいからな」


 この白いビー玉は、時折安全地帯に咲いている白い花から採れるんだがそのままだと何の変哲の無いただのビー玉だが地面や壁などに強く投げ叩き割ることによって強烈な光を発する便利アイテムだ。簡単に言えばフラッシュバンみたいなものだ。強烈な光を発するから光が苦手な黒いのは大ダメージだし、逃げる時にも使えるから重宝してる。


「一緒に常闇の世界に行くことが多くなるんだったら、陽太にも必要だろ?5個渡しとくよ」

「1人だと何しでかすか分からないからな」

「ひでぇ」

「でも、俺一人じゃ常闇の世界に入れないし遊斗が持ってれば大丈夫だぞ」

「一応な。また、あっちに落ちることもあるかもしれないし」

「そうならない事を願うよ」


 陽太にコレクションを見せたのは、新しい物が増えたから見せようと思ったのも一つあるが、一緒に常闇の世界に行くなら装備があった方が良いだろと思って見せたのだ。常闇の世界では時々現実世界には無いあり得ない物が落ちていたり生えていたりする。それを集めるのが俺の趣味。禍々しい物や神秘的な物、ヘンテコな物色々日々違ってくるから楽しい。探索に役立つものも沢山あるし、次見せるのもその一つだ。右上の引き出しを開けるとほのかに光を放つ、球根が3つ置いてある。1つ手に取り、


「これも持っとけよ」

「これ、ほぼ見つからないだろ?」

「だけど、これさえあれば6時間は持つだろ」

「じゃあ有難く貰っておくよ」


 この球根は、地面に置くと、瞬時に成長しランタンのような花が咲き周囲に光を灯すので黒いのは寄ってこず安全な場所を作り出してくれる。もしも、はぐれたりしたらこれを使ってくれれば見つけ出すまで時間を稼ぐことが出来る。本当に稀に黒いのを倒すと手に入れられるが、珍しすぎて使う気が起きないんだよな~。俺はゲームでもエリクサーとかは勿体無くて使うタイミングを失う派だ。残りのコレクションは危険だから陽太には渡さないでおく。


「これで装備は大丈夫かな~ランタンもあげたいけど1つしかないしな」

「こっちで買ったやつは、常闇の世界に持ち込んでも使えない事が多いから仕方ないさ」


 俺が持っているランタンは常闇の世界を散歩している時に見つけた物だ。光が黒いのの弱点だと気付いて懐中電灯を持ち込んだことがあるんだが、常闇の世界では動かなくなっしまった。現実世界に戻ったら普通に点いたので、あっちの世界ではあっちの世界で拾ったものを使うしかないのだ。安全を確保するためにはランタンを見つけるのが一番なんだが、見つからないんだよな~


「もう4時かあっという間だな」

「だな~」


 陽太が携帯で時間を確かめると、片付けしてるだけでこんなに時間が経っていることに気付き疲れがどっと出た感じがする。片付けは殆ど終わったし、陽太にやってもらってばっかじゃ悪いから荷解き手伝おうかな、


「陽太も荷解き終わってないんだろ?お礼に手伝うよ」

「いや、あと段ボール1つだから手伝って貰うほども無いぞ」

「え~じゃあお礼どうしようかな・・・・」

「じゃあ、夕飯作ってくれよ。久々にオムライス食いたいし」

「そんなんで良いのか?じyぁあ、夕飯買い行ってくるわ」

「俺も一緒に行くよ」

「いや、これはお礼なんだからゆっくり待っとけゲームしてていいからさ」


 冷蔵庫の中はもう空っぽなので、夕飯の具材を買うために近所のスーパーに買い出ししに行くことにした。


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