荷解き&俺のコレクション!
「え~少し休もうぜ」
「こういうのはさっさと終わらせるんだよ。もう14時だぞ」
「まだ14時だろ?」
戦ったし学園内歩き回ったしで少し疲れたから、少し休もうかと思ったけど陽太はさっさと荷解きをしたいみたいだ。夜荷解きすれば良いじゃんと、鞄を下ろしながら言ったら
「そうやって後回しにするから、全然終わってないんだろ。結構残ってるんだからさっさと終わらせるぞ」
「はい・・・・」
よーく俺のこと分かってますね。そうです、後でいいやってやらなかったので今日までほぼ一つしか段ボール空けてません・・・・耳が痛いです。しょうがない、手伝って貰うんだし頑張りますか。
「まず、どれから開ければいい?」
「取りあえず、服かな。途中まで出してあるから全部出したい」
「おっけー」
部屋の間取りは1LDKでバストイレ別の結構良い物件、まだ建てられてから5年しか経ってないし部屋も綺麗だ。入ってからすぐ左にトイレと風呂廊下を進んむとダイニングキッチンになってるリビング、リビングから左扉に入ると寝室という間取りだ。ちなみに陽太も同じ間取り、寝室にクローゼットがあったから、そこに服を入れるとして~服もそこまでないから収まるな。
「クローゼットに入れればいいんだろ?」
「おう」
「んじゃ入れてくぞ~」
陽太が次々と服を掛けてくので、俺は下着とか靴下とかをボックスに入れていって2人でやってるからあっという間に終わってしまった。
「これで服は全部か?」
「だな~後は雑貨とか本とかコレクションとかだな」
「あ~じゃあ本は俺がやるよ。遊斗は雑貨よろしく」
「おけおけ」
本を読むのは結構好きだから、結構な量持ってるんだが大体を実家に置いて来たのでこっちに持ってきたのは漫画とお気に入りが10冊くらい。雑貨は食器とか生活必要な物ぐらいしか持ってきてないからそこまでの量は無い。種類ごとに分けてきたから、片付けるのは簡単だ。早目に終わったので、後はカメラかな~。
「陽太俺カメラ出してくるね」
「ほいよ。本終わったら何開けたらいい?」
「ん~あ!ゲーム出しといて」
「りょーかい」
陽太も本の片づけが終わったらしく次の作業を聞いてきたが、後はもうコレクションとゲームしか残ってないのでゲームをお願いしておいた。俺は箱から、お年玉を貯めて買った一眼レフカメラとミラーレスカメラ、レンズや三脚を取り出すと、全部ドライボックスに入っているので寝室のパソコン隣りに置く。これで、カメラは良し。パソコンとかは引っ越した日に出しておいたから、もう大丈夫だし他のゲームは陽太が出してくれてるから・・・・後は俺のコレクションだけか。リビングに戻るとテレビにゲームを接続してくれてる陽太が見えた。戻ってきた俺に気付き、
「終わったのか?」
「おう、後はコレクションだけ」
「こっちもこれ繋げれば終わりだ」
「手伝おうか?」
「いや、もう終わ・・・・た」
ゲームを接続し終わった陽太が立ち上がり、最後の段ボールを見ると
「また増えたのか?」
「結構増えたぜ」
「へ~じゃあ見せてくれよ」
「おっけ~」
俺のコレクションは陽太も何度か見たことあるが、日々増えていくので陽太が知らない物も増えた。陽太も俺のコレクションは好きらしく、度々見せてくれないかとお願いされるので馴れたもんだ。俺は、段ボールを開けると大きなプラスチックのボックスを取り出し、リビングのテーブルの上に乗せると陽太と一緒にソファーに座った。ボックスは4つの引き出しが付いていて、まずは左上から開けていった。
「まずは、常闇の欠片からだな」
「いつ見ても、綺麗だな・・・・」
常闇の欠片は時折黒いのを倒すと落とす、結晶の事だ。結晶は三角形のものから丸い物、鳥の形など多種多様な形があるが共通して、満天の星空を閉じ込めたような見た目をしている。見る角度によって見える星々は違い長い間眺めていても飽きない。色も多種多様で夕焼けの星空や明るい星空、暗い星空など一つ一つ違っている。あれが今持っているのは6つで最近新しいのが2つ増えた。陽太は常闇の欠片を眺めながら
「お、新しいの2つ増えてるな。王冠と花の形か・・・・綺麗だな」
「こっちに来るちょっと前に手に入れたんだよな」
新しく手に入れた王冠は王族が付けているかのような形だけと、宝石とかは付いていないからちょっと不思議な形をしてるけど綺麗。花は形としては牡丹の花に似ていて重厚感があり何枚も花弁が重なっている。花の中心部は太陽のように赤い星が光っているので、俺が持っている中でも1、2を争う綺麗さだ。・・・・そうだ!
「陽太、そこでじっとしてろよ」
「は?いきなりなんだよ」
「いいから」
陽太の顔を見て良い事思いついた!顔の良い陽太なら、王冠乗せても似合うんじゃね?陽太は俺の言う通りじっとしてくれてるので、王冠の常闇の欠片を手に取って陽太の頭に乗せてみた!・・・・似合うな。
「似合うなお前・・・・」
「いや、自分で見れないから分からないって」
「鏡持ってくるから待ってろ」
俺は寝室に置いておいた手鏡を持ってくると、陽太に自分の姿を見せた。陽太はじっと鏡を見つめた後腕を組んで
「頭が高い、控えおろう」
ドヤ顔で言ってきたので少しイラっときたが、のってあげることにした。
「ははぁ~」
土下座のポーズをとると笑いながら、
「俺の肩を揉むと良い」
とか言ってきたので調子に乗り過ぎだと目の前にある脛を殴ってやると
「いった!!!何すんだよ」
「調子乗り過ぎ」
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