屋上で戦闘!
まず、常闇の世界に行くためにドアノブを握り念じると朝と同じように黒くなった扉が出来上がった。陽太には黒くなった扉が見えないので、陽太が扉を見ながら
「出来たか?」
「おう、それじゃあ入るぞ。ちなみにランタン点けてないから、黒いの居たら襲われるからな」
「あ、ちょ入る前にランタン点けよう!!」
「え~めんどくさいからこのまま行くぞ」
ランタンが無いことに今気づいたのか、陽太は必死でランタンを点けようと言ってくるがわざわざカバンから取り出すのもめんどくさいしすぐに出るんだから要らないだろ。嫌がる陽太の手を掴み強引に扉を開けて中に入ることにした。
「ちょやめろ!せめてランタンをぉおおおお」
「はいはい」
強引に常闇の世界に入って屋上の様子を確認しようとしたら、屋上の中心にそれは居た。仮面を被った大男、片手には鉈を持っており背中を向けて佇んでいた。人間かと一瞬思ったが、全身が黒いに包まれており多分黒いのだ。陽太も気づいたみたいであんなに騒がしかったのに、一瞬で黙り大男を睨むと何時でも動けるように姿勢を低くし、大男から目を離さず小さな声で
「あれって黒いのだよな」
「だと思う。前に似たのと会ったことあるけど普通に襲ってくるぞ」
「戻るか?」
陽太が一旦常闇世界から出るかと聞いてきたが、大男がゆっくりとこっちを振り返り俺達2人を捉えた。
「いや、そんな暇もなさそう・・来るぞ!」
鉈を大きく振りかぶりながら、大男はその見た目にそぐわない速さで中央から扉まで走ってくると大きく鉈を振りかざしてきた。俺は左に転がりながら避け、ガンッと金属同士がぶつかり合う大きな音が聞こえ陽太の方を見ると、光の剣で大男の鉈を受け止めていた。俺は今がチャンスと光の拳銃を作り出し4発放つ。
バンッバンッバンッバンッ
最初の1発は当たったが、バックステップで下がってしまい後の3発は外れてしまったが逃げた先にまた撃ちこもうと狙いを定めようとすると、大男が俺を見た。
「やばっ!」
大男は俺に狙いを定めたようで、ダンッと地面が抉れるそうな程大きな音がしたと思ったら鉈を振りかぶった大男が一瞬で俺の目の前まで来ていた。右に転がり避けながら、5発撃ちこんだがあんまり効いて無さそうだ。振りかざした鉈が地面に当たり、鈍い音が響き渡る。振り下ろした状態から横薙ぎに俺に鉈が迫ってくるが、走ってきた陽太がそれを受け止めると、逆袈裟斬りで大男を引き裂いた。大男は後ろに仰け反ったので、俺もすかさず弾を打ち込む。陽太が踏み込み、左薙ぎで胴を切り裂き右薙ぎで太腿を切り裂き大男は体勢を崩したが、跪く直前陽太に向かって切りかかるがバックステップで余裕で回避する陽太相変わらず運動神経良いな。
動けなくなった大男に拳銃をライフルに変えて撃ちこむがあまり効いてないな・・・・
「あんまり効いてないみたいだな」
「だな。たぶん銃があまり効かないタイプだなこの黒いのは。陽太の剣はかなり効いてるみたいだし任せていい?」
「了解」
大男は立ち上がろうとしてるが、さっき斬られたダメージが多いのか立ち上がれていない。陽太は剣を両手でしっかりと握りしめると、跪いている大男に勢いよく踏み込むと、大男は鉈を横に振って反撃したが陽太は鉈を弾き大男を真っ二つに切り裂いた。大男の黒いのは、塵のように崩れ去っていき跡形もなく消えてしまった。
「ナイス~」
俺は陽太の所まで行くと、手を上げハイタッチすると陽太は
「ふ~何とかなったな」
周りに黒いのが居ないか確認すると武器を消し一息つきながら
「まさか入っていきなりこんなのが居るのとはな~」
「だから、ランタン点けて入った方が良いって言っただろ!」
だってこんなの居るとは知らなかったし、一瞬だからめんどくさかったし・・・・すみませんだからそんな怖い顔をしないでください!
「とりあえず、さっさと戻るぞ。ほら、遊斗しか出来ないんだから早く」
「うっす」
確かに他の黒いのが寄ってくる前にさっさと現実世界に戻った方が良いな。さっきの戦闘でかなり消耗したし連戦になったらキツイ。さっさと会談に戻って屋上の扉で現実世界に戻ることにした。
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