焼肉!うまああああああ
服屋で時間を潰した俺達は6時くらいになったので、今日のメイン焼肉屋来ていた。俺達が来た時は混んでなく、すぐに店に入れたが俺達が入った途端お客さんが大勢来ていたのでタイミングが良かった。みんなと話し合い上から二番目のコースを頼み、レッツ焼肉だ!!
「何頼む?」
「盛り合わせキムチ、お肉は何でも良いわ」
「俺はタン」
「ロースとハラミを頼む」
「じゃあ王道のカルビも頼むな」
みんな個性が出るな。陽太はタンが好きで見吾はローストハラミが好きなのか。盛り合わせキムチは俺も焼肉来た時は絶対頼むしどれも美味そうだ。俺は、カルビを頼んだが一番好きなのはホルモン系だ。取りあえずは、色々な肉を食べて最後にホルモンを頼むとしよう。
「ご飯どうする?」
「大盛りで」
「同じく」
「石焼ビビンバをお願い」
「ほーい」
焼肉ってご飯食べる食べない派があるよな~俺は食べない派だ。チヂミとかも食べるか白飯食べてしまうとすぐに腹が一杯になってしまう。注文を引い鳥頼んだ俺達は肉が届くまで通り魔のことを振り返る。
「あいつ体格は普通なのにスピードとパワーが異常だったよな~」
「盾で受け止めた時久々に手痺れたぜ」
「私の武器じゃ最悪だったから見吾君が居て助かったわ」
「役に立てて良かった」
確かにあれは見吾が居ないと誰かしらは大怪我してた可能性あるな。俺と陽太も通り魔のスピードに付いていけなかったし、防御するのが精一杯で攻撃は無理だ。貴重な戦力である見吾はこれからも一緒に常闇の世界に行ってくれるのだろうか?戦力関係なしにここ数日で見吾と過ごし感じたのは素直な人であることだ。言葉数は少ないが、しっかりと考えて発言をしているしちょっとした事の気遣いを忘れていない。戦闘中は常に冷静で仲間をいつでもフォロー出来る位置に居てくれる。俺としては、このまま一緒に常闇の世界に付いてきてもらいたいが、そうならなくても友達として仲良くしていきたい。
「そういえば見吾って武術を習ってるって言ってたけど、どんなの習ってるんだ?」
「剣術と柔術、空手に合気道だ」
「たくさん習ってるのね」
「家が道場だからな、普通は一つだが色々教えているんだ家は」
「なるほどな~」
そんなに武術を習っているのなら、あんなに強いのも納得だな。
「それで次は何時あの世界に行くんだ?」
「え」
「?」
自然な流れで次の予定を聞かれて驚いてしまい聞き返したが見吾は不思議そうにしている。
「何か事件が起きないとあっちの世界に行かないのか?」
「いや、そういう訳じゃないけど。見吾これからも一緒に行ってくれるのか?」
「?当たり前だ」
何を当たり前のことを言ってるんだと不思議そうにしている見吾。やった!見吾が一緒に来てくれるのなら、これからも楽しくなりそうだ。
「ここの所忙しかったからな~来週から再開しようかな」
「分かった」
「そうね~少しゆっくりしたいかも」
「その間に色々やっておくか」
「俺も作品のテーマ決めないとな・・・・」
やっと通り魔の事が解決したので作品提出の事を考える余裕も出来た。狙った風景を撮ろうと思うと天気や風、時間を考えないといけないので良い写真を取るために何週間も掛かることがあるのだ。作品提出はまだまだ先だが早く準備しておくに越した事は無い。そういえば見吾は作品提出有るのか?
「遊斗は作品提出者だったな」
「おう、見吾はどうなんだ?」
「俺は3年間の内に作品を1つ仕上げればいい」
「え~何それズルい。陽太もなのか?」
「あぁゲーム制作を専攻してる奴らはそうだな」
「俺達だけ作品提出の頻度高くないか?差別だ~」
「そうよね~せめて年に1回とかにして欲しいわ」
学校の事を色々と喋っていると頼んだ肉が運ばれて来たので一旦話すのを止め肉を焼くことにした。よし、今日は食べるぞ!
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