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常闇の街を今日も俺達は散歩する  作者: 和吉
1学期神隠し編
101/155

物騒過ぎるだろ!

申し訳ありません。99話の「アスレチックは得意」が抜けておりましたので投稿させて頂きました。

 時折訪れる大地震に注意しながら、上へ下へと細い道を順調に進んでいく。時折落ちそうになったことも有ったがさっきと同じように復帰し最終地点まで行くことが出来た。障害物が飛んでくるとか、攻撃されるとかは無かったから結構簡単だったな。さて次のステージは・・・・


「まじか」

「ん~いきなり趣向変わり過ぎじゃね?」

「殺す気満々ね」


 俺達は次のステージを見て絶句してしまった。今までのステージは多少危険ではあったものの現実に有っても可笑しくないアスレチックだったが、今目の前にあるのは・・・・


「俺、振り子になってる斧とか現実で初めて見た」

「それを言うなら、床から槍が出てくるのも初めて見たな俺」

「あれって火炎放射器よね・・・・壁にはボウガンもあるし絶対他にもトラップあるわよね」


 そう、よくホラゲーやホラー映画などに出てくる挑戦者を殺す気満々のアスレチックが次のステージなのだ。俺達が言った仕掛け以外にも迫り来る壁や落とし穴は勿論転がる岩なんかもある。さっきまでのほのぼのとした仕掛けは何だったのか・・・・俺達が余裕でクリアしすぎたからいきなり難易度上げたのか?


「此処で止まってても仕方ないだろ、後ろ来てるし」

「確かにな・・・・気を付けていこう」

「目に見えない仕掛けもあるかもしれないから気を付けてね」


 今回は陽太を先頭にせず、小回りと対応力が効く俺が先頭に立ち夢さんは真ん中陽太が最後尾だ。まずは、斧を通り抜けなくてはいけないが、結構振り子が速い。1人ずつ通り抜けるしかないな・・・・斧ばかりに気を取られていると地面の槍に串刺しにされるし忙しい。斧のギリギリまで近づいてみると、大きく斧が風を切る音が聞こえて来て見た目通りの質量を持ってることが分かる。


これやっぱり見せかけじゃないよな・・・・当たったら真っ二つだっつーの。


 振り子が頂点に行ったタイミングで勢い良く通りに抜けた先には、地面に槍のトラップ。ヤバいと思って何とか勢いを消したが顔面すれすれで槍が出てくるのは肝を冷やすな・・・・


「抜けた先に槍のトラップあるから気を付けて、勢い良く行くのは危険だ」

「分かったわ」

「分かった」


 俺がここに居ると後ろが詰まってしまうので、槍が引っ込んだタイミングで抜けると後斧が3つ。毎回これやんなきゃいけないのか・・・・しかも急いで。後ろを振り返って見ると、テディベアは離れた場所に居るが着実に後ろに迫ってきている。


よし、急いで行くか


 何とか斧を抜けることが出来たがこのステージまじで意地悪だ!勢い付けて抜けたら危険だと思ったので、慎重に行ったら抜けたすぐ先で槍のトラップが有って飛んで避けたらその先には落とし穴。マジで死ぬかと思った・・・・3つ目の斧はトラップの穴が空いている道が有ったが全部デコイで音が鳴るだけだった。警戒して、中々進めず結構な時間を消費してしまった。4つ目は、乗ると一定時間で消える床だった。斧の手前で待つという事が出来ないので、斧のタイミングに合わせて走っていかないといけない。しかも、4つ目の斧の速さが他の奴の1・5倍は速いのでタイミングも難しい。俺は先頭だったのでタイミングを無理やり合わせて突破したが普通に鬼畜すぎ!

 何とか斧ゾーンを全員で抜けれたが、疲れた・・・・やっとのことで抜けた斧ゾーンはまだ序盤で鬼畜ステージはまだ残っている。クリアしたらこのステージを作ったあいつ絶対ぶっ飛ばしてやる。

読んで頂きありがとうございます!

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