表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詩集

岐路

作者: 陸 なるみ

別れを告げたときの

消え入るような笑顔を連れ去りたい

引き寄せたら消えてしまうのか

それとももっと輝きだすのか

君にとってぼくは誰なのか

ぼくにはそれがわからない

ためらって手を伸ばせないでいる

躊躇して言葉が出てこない

ついてきて欲しいというだけなのに


うつむいてしまった君の

薄い笑顔が涙にかわっていく

もう会えないとあきらめたのか

それともぼくが抱きよせない

そのふがいなさを泣いているの?

ぼくにはそれがわからない

彼氏彼女の仲ではないから

思いの深さがわからない

ついてきて欲しいと言えたらいいのに


ふたりの関係がよくわからないというご指摘を受けました。

お互い惹かれているのはわかっていても「女性が既婚者」で一歩踏み出せない状況のつもりで書きました。

ふたりとも独身で告白に至ってないという場合も考えられます。

詩作ということで、読者様の感じ方にお任せしようと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 『ついてきてほしい』 言いたくても言えない重さが伝わってきます。 [一言] 『ついてきてほしい』 なんだかいろいろな思い出が交錯しました(*^-^*)
[良い点] とても切なさが伝わってきます。 想い合っているのに、一歩が踏み出せない。その辛さもどかしさ。 女性が声を殺して涙を流している様子が目に浮かんできました。 ふたりの関係性は本作中でははっきり…
[良い点] 「たったひとこと」なのに、それをどうして人間は口にする勇気を出せないのでしょうね。 人間の誤解やすれ違いは、この言葉にできなかった「思い」が生み出しているようにさえ感じますよ。 なんとも、…
2019/01/21 11:32 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ